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まとめ記事(コンテンツ)
mogiteiさん
2023/02/05
カローラクロス試乗
過去にゴルフに乗っていたので、日本の国民車も評価しないとね~。
と、試乗したのはカローラクロス ハイブリッド Z(最上位グレード)の2WDです。
結論から言うと、これは当たりです。いい車を見つけました。これで299万円では文句つけるところがなかったです。
一番残念な点は、現在は注文できないことですかね。受注停止中でした。
試乗は一般道のみ、妻は後席(運転席の後ろ)に座り、営業の方が助手席に座りました。外気温は10℃を下回るくらいで晴れ、路面は乾燥していました。
なお、試乗の感想は私が個人的に感じたことであって、試乗した車の良し悪しを論じているわけではありませんので誤解なきよう。
また、現所有車のスバル レガシィアウトバック(BS9型)に8年超乗っているので、評価基準がそこにあることが多い点もご了承下さい。
■乗り心地、乗り味
これが一番印象に残りました。なんというか、静かで揺れない。静かでスムーズで何事もなく進んでいく感じ。ハイブリッド車のばね上制振制御による効果もあるのかもしれません。
後席乗り心地評論家の妻も「ぜんぜん揺れない。なにコレ」とのこと。試乗コースは普段もよく走る道でとくに舗装が良いというわけでもありません。
最近の車ってみんなこんな感じなんでしょうか?
やはりSGPになる前のスバル車は乗り心地が悪すぎるのかなぁ?
それと、ステアリングの操舵感もしっかり&しっとりで好印象でした。
運転していると嬉しくなってくるような乗り味の良さです。
■ハイブリッドシステム
THS搭載車を運転するのは初めてです。カローラクロスには第4世代の1.8L THS IIだとは事前に確認。
まぁ「プリウスミサイル」の動力源と同じでしょ?
くらいの認識で期待していなかったのですが、普通にちゃんとしてました。
▼加速
踏み初めに神経質なところがないしアクセルをしっかり踏み込まないとしっかり加速しない。かといって奥の方でいきなりスイッチ入るようなこともないし、想像していたよりも普通に操作しやすいです。
ちょっとこするとビュッと出ちゃう車に慣れている人だと、なかなかいかなくてもどかしく感じるかもしれません。
もっともそこまで強力なモーターを積んでいるわけではないのでそういう感じに思えるのかもしれません。
で、踏み込むとエンジンのうなりは聞こえますが、車速と回転数がある程度は連動してました。エンジン回転だけが先走ってしまう感じが際立つことはなく、日頃からCVTに乗りなれている身からすればとくに違和感はなかったです。
しかもカローラクロスはエンジンが始動してもアウトバックよりも全然静か。
▼減速
カックンブレーキを想像していたのですが、丁寧にブレーキを操作すればカックンとならずに停止できます。カックンてなると文句言う人はたぶんブレーキ操作がヘタクソです。
一応、G-Bowlで9点を超えられるので、その辺の「車好き」とはブレーキ操作のレベルが違うと慢心しております。
ただ、試乗時間程度では最後の停止間際の操作性は慣れるまでにはいかなかったです。でも、慣れれば大丈夫でしょう。
後席車酔い確認スペシャリストの妻からはカックンは感じなかったとお褒めを頂きました。
ということで、THS II 第4世代のドライバビリティはとくに問題ありませんでした。
■その他
▼シート
とくにどこかがどうであって欲しいなどのことはなく何も覚えていないので、多分まともなシートなんだと思います。運転姿勢も違和感はありませんでした。
▼内装
天井まで黒であまり加飾はなくてすっきりした感じです。安っぽくはないのでいいのではないでしょうか。
▼ペダル配置
全く違和感ありません。アウトバックともとくに変わりはなく、意識するような違いも感じませんでした。ので、合格。全世界で売る車ですから、変な癖はないんでしょうね。
▼後席の居住性
私が運転席の位置を合わせた状態で後席に座ってみました。足元は十分に広く問題無し。頭上も余裕があって、SUVのボディ形状ならではでしょうか。
後席居住性担当大臣の妻からも全く不満が出ませんでした。
▼ラゲッジ
サスペンション形式に負うところが大きいのか深さがある&ボディ全高が高いため、高さで容積を稼いでいる感じです。奥行もそこそこある。キャンプ道具を持っていったわけではないのですが、問題なさそうでした。
後席を倒すと段差がー!というレビューがやたら多いんですが、それはラゲッジの床が低いからです。手前の開口部と床面も面一ではない。そこに気が付きましょう。
倒すときに座面を沈み込ませるような仕組みにすると、今度は「ちょっと座面の座り心地が…」とか言うでしょ? それとハイブリッドのバッテリーはどこにしまいましょう?
さらにトーションビームがー!という人もいるけど、その恩恵で深さがあります。容積を稼げている。
全部を満たしたいならもう一回り上のボディサイズのモデルを選ばないとね。
■総評
スキがない車でした。無用なスポーティさを強調したりとか薄っぺらい高級感で媚びてくるようなところがないのもいいですね。言われたことは期待値以上にやってくれる実直な部下のような感じです。
車好き(笑)を自認するヤツには、いまだにトヨタのハイブリッド車なんてと思っている頭の堅いおっさんもいるかもしれません。私がそうでした。
でも、TNGA後のトヨタ車はそれ以前とは違う車だと認識を新たにしました。
カローラクロスは「チープ」ではなく「リーズナブル」。この違いがわかるなら買いです。今は注文できないけどw
お店を後にして自分のアウトバックに戻ると、ごちゃごちゃした内装、しょぼい乗り心地、ざらついたハンドリングに残念感を持ってしまったのは内緒です。
スバルのフラッグシップは8年経つとカローラに負ける。アウトバックが勝てるところはひとつありませんでした。経年とはそういうものなのか、それとも…。
と、試乗したのはカローラクロス ハイブリッド Z(最上位グレード)の2WDです。
結論から言うと、これは当たりです。いい車を見つけました。これで299万円では文句つけるところがなかったです。
一番残念な点は、現在は注文できないことですかね。受注停止中でした。
試乗は一般道のみ、妻は後席(運転席の後ろ)に座り、営業の方が助手席に座りました。外気温は10℃を下回るくらいで晴れ、路面は乾燥していました。
なお、試乗の感想は私が個人的に感じたことであって、試乗した車の良し悪しを論じているわけではありませんので誤解なきよう。
また、現所有車のスバル レガシィアウトバック(BS9型)に8年超乗っているので、評価基準がそこにあることが多い点もご了承下さい。
■乗り心地、乗り味
これが一番印象に残りました。なんというか、静かで揺れない。静かでスムーズで何事もなく進んでいく感じ。ハイブリッド車のばね上制振制御による効果もあるのかもしれません。
後席乗り心地評論家の妻も「ぜんぜん揺れない。なにコレ」とのこと。試乗コースは普段もよく走る道でとくに舗装が良いというわけでもありません。
最近の車ってみんなこんな感じなんでしょうか?
やはりSGPになる前のスバル車は乗り心地が悪すぎるのかなぁ?
それと、ステアリングの操舵感もしっかり&しっとりで好印象でした。
運転していると嬉しくなってくるような乗り味の良さです。
■ハイブリッドシステム
THS搭載車を運転するのは初めてです。カローラクロスには第4世代の1.8L THS IIだとは事前に確認。
まぁ「プリウスミサイル」の動力源と同じでしょ?
くらいの認識で期待していなかったのですが、普通にちゃんとしてました。
▼加速
踏み初めに神経質なところがないしアクセルをしっかり踏み込まないとしっかり加速しない。かといって奥の方でいきなりスイッチ入るようなこともないし、想像していたよりも普通に操作しやすいです。
ちょっとこするとビュッと出ちゃう車に慣れている人だと、なかなかいかなくてもどかしく感じるかもしれません。
もっともそこまで強力なモーターを積んでいるわけではないのでそういう感じに思えるのかもしれません。
で、踏み込むとエンジンのうなりは聞こえますが、車速と回転数がある程度は連動してました。エンジン回転だけが先走ってしまう感じが際立つことはなく、日頃からCVTに乗りなれている身からすればとくに違和感はなかったです。
しかもカローラクロスはエンジンが始動してもアウトバックよりも全然静か。
▼減速
カックンブレーキを想像していたのですが、丁寧にブレーキを操作すればカックンとならずに停止できます。カックンてなると文句言う人はたぶんブレーキ操作がヘタクソです。
一応、G-Bowlで9点を超えられるので、その辺の「車好き」とはブレーキ操作のレベルが違うと慢心しております。
ただ、試乗時間程度では最後の停止間際の操作性は慣れるまでにはいかなかったです。でも、慣れれば大丈夫でしょう。
後席車酔い確認スペシャリストの妻からはカックンは感じなかったとお褒めを頂きました。
ということで、THS II 第4世代のドライバビリティはとくに問題ありませんでした。
■その他
▼シート
とくにどこかがどうであって欲しいなどのことはなく何も覚えていないので、多分まともなシートなんだと思います。運転姿勢も違和感はありませんでした。
▼内装
天井まで黒であまり加飾はなくてすっきりした感じです。安っぽくはないのでいいのではないでしょうか。
▼ペダル配置
全く違和感ありません。アウトバックともとくに変わりはなく、意識するような違いも感じませんでした。ので、合格。全世界で売る車ですから、変な癖はないんでしょうね。
▼後席の居住性
私が運転席の位置を合わせた状態で後席に座ってみました。足元は十分に広く問題無し。頭上も余裕があって、SUVのボディ形状ならではでしょうか。
後席居住性担当大臣の妻からも全く不満が出ませんでした。
▼ラゲッジ
サスペンション形式に負うところが大きいのか深さがある&ボディ全高が高いため、高さで容積を稼いでいる感じです。奥行もそこそこある。キャンプ道具を持っていったわけではないのですが、問題なさそうでした。
後席を倒すと段差がー!というレビューがやたら多いんですが、それはラゲッジの床が低いからです。手前の開口部と床面も面一ではない。そこに気が付きましょう。
倒すときに座面を沈み込ませるような仕組みにすると、今度は「ちょっと座面の座り心地が…」とか言うでしょ? それとハイブリッドのバッテリーはどこにしまいましょう?
さらにトーションビームがー!という人もいるけど、その恩恵で深さがあります。容積を稼げている。
全部を満たしたいならもう一回り上のボディサイズのモデルを選ばないとね。
■総評
スキがない車でした。無用なスポーティさを強調したりとか薄っぺらい高級感で媚びてくるようなところがないのもいいですね。言われたことは期待値以上にやってくれる実直な部下のような感じです。
車好き(笑)を自認するヤツには、いまだにトヨタのハイブリッド車なんてと思っている頭の堅いおっさんもいるかもしれません。私がそうでした。
でも、TNGA後のトヨタ車はそれ以前とは違う車だと認識を新たにしました。
カローラクロスは「チープ」ではなく「リーズナブル」。この違いがわかるなら買いです。今は注文できないけどw
お店を後にして自分のアウトバックに戻ると、ごちゃごちゃした内装、しょぼい乗り心地、ざらついたハンドリングに残念感を持ってしまったのは内緒です。
スバルのフラッグシップは8年経つとカローラに負ける。アウトバックが勝てるところはひとつありませんでした。経年とはそういうものなのか、それとも…。
Posted at 2023/02/05 07:52:35
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