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まとめ記事(コンテンツ)
チェロ.さん
2023/11/06
【メモ】CX-60 ステアリングカクカク(カックン)症状
カテゴリ : 足廻り > その他 > その他
車種:マツダ CX-60
作業日:2023/11/06
目的:修理・故障・メンテナンス
作業:DIY
難易度:★
作業時間:30分以内
1
※自車での発症と重複記載あり
【症状】
●CTSで直進走行中,ステアリングが頻繁(50~300m走行毎)にカクンと動く
●CTSを切って直進走行中,微少な修正舵を入れようとすると,若干の引っ掛かりがあって、カクンと切れる
●症状が進むと,CTS動作中の緩やかなコーナーの途中でもカクンと切れる
●停車時にゆっくりとステアリングを切ると,左右共にクリック感がある
少しでも速く切るとクリック感がなくなる
●エンジン停止した状態でステアリングを切ると超重ステになるが,重ステ状態でかなりのクリック感がある
発症初期の頃は,ん?なんか変?程度ですが,日を追って悪化し,1週間~10日ほどでピークに達します
車両によって程度差はありますが,車両によっては運転無理なんじゃない?って症状になるものもあります
自車は10/19発症に気がついて,日に日に悪化していき,5日ほどでピークに達しました
12日目の走行中に突然症状が消え,その3日後に発症初期のような状態が出てきました
常に発生する車両,日によって出たりでなかったりする車両,自車と同じく症状が消えて1週間後に症状が戻った車両などがあります
機械なので,一度出た症状は自然に直ってしまうことはありません
【症状】
●CTSで直進走行中,ステアリングが頻繁(50~300m走行毎)にカクンと動く
●CTSを切って直進走行中,微少な修正舵を入れようとすると,若干の引っ掛かりがあって、カクンと切れる
●症状が進むと,CTS動作中の緩やかなコーナーの途中でもカクンと切れる
●停車時にゆっくりとステアリングを切ると,左右共にクリック感がある
少しでも速く切るとクリック感がなくなる
●エンジン停止した状態でステアリングを切ると超重ステになるが,重ステ状態でかなりのクリック感がある
発症初期の頃は,ん?なんか変?程度ですが,日を追って悪化し,1週間~10日ほどでピークに達します
車両によって程度差はありますが,車両によっては運転無理なんじゃない?って症状になるものもあります
自車は10/19発症に気がついて,日に日に悪化していき,5日ほどでピークに達しました
12日目の走行中に突然症状が消え,その3日後に発症初期のような状態が出てきました
常に発生する車両,日によって出たりでなかったりする車両,自車と同じく症状が消えて1週間後に症状が戻った車両などがあります
機械なので,一度出た症状は自然に直ってしまうことはありません
2
【原因】
原因については明確にされていません
客相に聞いてもサービスに聞いても腑に落ちる回答は得られていません
●欧州TSBではウォームギアとウォームホイールの歯面形状が悪く,表面が変形するとの推察ですが,ウォームとあるのでアシストモーター近辺と思われます
●あるディーラーの交換作業納品書には,ギア当り面のグリス切れによると記されている
CX-60に採用されているのはデュアルピニオンタイプの電動パワーステアリング
ステアリングコラムにJTEKT製が採用されているので,おそらくEPSもJTEKT製のDP-EPSと思ってましたが,JTEKT製ではなく日立astemo製って話があります
リプロが原因だとか,OTA更新の影響だとか,ソフト要因のような話も飛んでいるようですが,エンジンオフでもクリック感が出るのでハード的要因でしょう
原因については明確にされていません
客相に聞いてもサービスに聞いても腑に落ちる回答は得られていません
●欧州TSBではウォームギアとウォームホイールの歯面形状が悪く,表面が変形するとの推察ですが,ウォームとあるのでアシストモーター近辺と思われます
●あるディーラーの交換作業納品書には,ギア当り面のグリス切れによると記されている
CX-60に採用されているのはデュアルピニオンタイプの電動パワーステアリング
ステアリングコラムにJTEKT製が採用されているので,おそらくEPSもJTEKT製のDP-EPSと思ってましたが,JTEKT製ではなく日立astemo製って話があります
リプロが原因だとか,OTA更新の影響だとか,ソフト要因のような話も飛んでいるようですが,エンジンオフでもクリック感が出るのでハード的要因でしょう
3
【対策】
ディーラーでは発生車両に対し,部品交換で対応中ですが,必ず発症するわけではないようなので,欧州や北米同様に発症して申し出た人のみの対応です
全国のみならず全世界で多発しており,部品納期はタイトで,2~3ヶ月以上待つ必要があり,納期は日に日に延びています
発生は日本やUK・AU向のRHDだけではなく,EU向のLHD(KR9P-32-110Bに交換)や,北米向のCX-90(KJK8-32-110Aに交換)でも起こっています
●ギアボックス
K616-32-110 --> K616-32-110A
2023/4/8以降の生産車には搭載されているとのこと
同じA品番でも2023/1/17以前と以後で変更があったようです
●ECPSコントロールボックス(アシストモーター)
KMM2-67-88Z --> KMM2-67-88ZA
ラインチェンジ時期は不明(4/8以降?)
一部ディーラーでモーターのみ交換した事例がありますが,My Dでは初期の頃にモーターのみ交換して改善しなかったことから,ギアボックスとモーターのアッセン交換しているとのこと
海外同様に日本でも交換後のステアリング操作が若干重くなるようです
しかし,部品交換で恒久対策にならない可能性大です
2023/7納車の対策品装着車で発症しており,対策品装着なので対象外でしたが,発症しているので同品番に交換予定のケースあり
※部品図はCX-90(LHD)
ディーラーでは発生車両に対し,部品交換で対応中ですが,必ず発症するわけではないようなので,欧州や北米同様に発症して申し出た人のみの対応です
全国のみならず全世界で多発しており,部品納期はタイトで,2~3ヶ月以上待つ必要があり,納期は日に日に延びています
発生は日本やUK・AU向のRHDだけではなく,EU向のLHD(KR9P-32-110Bに交換)や,北米向のCX-90(KJK8-32-110Aに交換)でも起こっています
●ギアボックス
K616-32-110 --> K616-32-110A
2023/4/8以降の生産車には搭載されているとのこと
同じA品番でも2023/1/17以前と以後で変更があったようです
●ECPSコントロールボックス(アシストモーター)
KMM2-67-88Z --> KMM2-67-88ZA
ラインチェンジ時期は不明(4/8以降?)
一部ディーラーでモーターのみ交換した事例がありますが,My Dでは初期の頃にモーターのみ交換して改善しなかったことから,ギアボックスとモーターのアッセン交換しているとのこと
海外同様に日本でも交換後のステアリング操作が若干重くなるようです
しかし,部品交換で恒久対策にならない可能性大です
2023/7納車の対策品装着車で発症しており,対策品装着なので対象外でしたが,発症しているので同品番に交換予定のケースあり
※部品図はCX-90(LHD)
4
【応急対策】
真偽及び効果は不明ですが,一時的な改善にはなる模様
●エンジン始動後,左右にステアリングフルロックを3セット程度繰り返すことで,歯面にグリスを行き渡らすというのがありますが,
接地状態では素早く切れないため,ディーラーではリフトアップしてやることになっています
●アシストモーター取付部の直交部にある黒い蓋を外し,その中にグリスを補給しているディーラーあり
※My Dも検討したけど,メーカーからやめてくれと言われて実施せず
※特殊なグリスを適量塗布する必要があること,カバーを開けることで防水が損なわれる可能性があることなどがその理由と思われます
●勾配のキツい坂道走行や強めのブレーキで改善するっぽい
自車では効果を感じますが,しばらく走ると復活してくるのと,坂道ばっかり走ることはできないので,応急処置としてはイマイチ
※グリスの偏りが起こってマシになるのかも?
※写真はLHD車両
真偽及び効果は不明ですが,一時的な改善にはなる模様
●エンジン始動後,左右にステアリングフルロックを3セット程度繰り返すことで,歯面にグリスを行き渡らすというのがありますが,
接地状態では素早く切れないため,ディーラーではリフトアップしてやることになっています
●アシストモーター取付部の直交部にある黒い蓋を外し,その中にグリスを補給しているディーラーあり
※My Dも検討したけど,メーカーからやめてくれと言われて実施せず
※特殊なグリスを適量塗布する必要があること,カバーを開けることで防水が損なわれる可能性があることなどがその理由と思われます
●勾配のキツい坂道走行や強めのブレーキで改善するっぽい
自車では効果を感じますが,しばらく走ると復活してくるのと,坂道ばっかり走ることはできないので,応急処置としてはイマイチ
※グリスの偏りが起こってマシになるのかも?
※写真はLHD車両
5
【該当車両推測】
対策品装着車でも発生していますが,未対策品装着車はある程度推測できそうです
約43%の車両で発生してるっぽいです
●欧州
4/7までの生産でVINがJMZKH*****100001~129721が対象
●日本
4/4時点の車体番号は,
KH3R3P-110178
KH3P-107286
KH5P-102429
KH5S3P-100816
ですが,
KH3R3P 7/27で111319
KH3P 7/27で109394
KH5P 5/25で103522
KH5S3P 6/8で100982
なので,旧品番のギアボックス装着車はこの間になります
全車平均的に生産している仮定し,GW連休を考慮すると,
KH3R3P-110211近辺
KH3P-107347近辺
KH5P-102501近辺
KH5S3P-100825近辺
といったところかと思いますが,ラインチェンジ頃は混在しているかもしれません
--
対策品装着車でも発生していますが,未対策品装着車はある程度推測できそうです
約43%の車両で発生してるっぽいです
●欧州
4/7までの生産でVINがJMZKH*****100001~129721が対象
●日本
4/4時点の車体番号は,
KH3R3P-110178
KH3P-107286
KH5P-102429
KH5S3P-100816
ですが,
KH3R3P 7/27で111319
KH3P 7/27で109394
KH5P 5/25で103522
KH5S3P 6/8で100982
なので,旧品番のギアボックス装着車はこの間になります
全車平均的に生産している仮定し,GW連休を考慮すると,
KH3R3P-110211近辺
KH3P-107347近辺
KH5P-102501近辺
KH5S3P-100825近辺
といったところかと思いますが,ラインチェンジ頃は混在しているかもしれません
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6
CX-60にどこ製が付いてるかは分かりませんが、日立Astemo製のデュアルピニオンタイプのEPSはこんな感じ
ウォームギアが使用されているのは3箇所ですが、ウォームホイールが使用されているのは1ヶ所
ウォームギアが使用されているのは3箇所ですが、ウォームホイールが使用されているのは1ヶ所
7
ステアリングシャフトとラック
8
モーターがラックを駆動する部分
9
モーター出力軸
欧州TSBではウォームギアとウォームホイールの形状が悪いとの推定なので、この部分になります
黒い蓋を開けるとウォームホイールが見えるようなので、ここにグリスアップというのも分からなくはない
EPSにはアシストモーターの取付位置によって,コラムアシスト式,ピニオンアシスト式,ラックアシスト式があります
60/90に採用されているのはデュアルピニオンタイプなので,コラム付け根のピニオンではなく,反対側にピニオンを取付けたタイプです
モーターでアシストする以外はラック・ピニオン式で70年代後半から,リサーキュレーティングボール式(ボール・ナット)に代わって,一般的に使われています
50年以上の歴史のあるラック・ピニオン部での不具合は考えにくいので,原因はアシストモーター減速部のウォームにあるのでしょう
ウォームは双方共にスチール製にすると焼付きが起こりやすく,ホイールは樹脂製になっており,焼付き防止のための特殊な潤滑油が使用されています
CX-60に採用されているかどうかは不明ですが,日立Astemoは昨年からウォームホイールに、66ナイロンに代えてオランダDSM開発のトウゴマを重合原料とした70%植物由来の高性能ポリアミドPA410を採用しています
ウォーム部にラッシュアジャスターが付いてる場合、それが固着して当たりが悪くなることがあるかもしれません
ウォームホイール材質なのか?潤滑油なのか?潤滑油の量なのか?ウォーム形状のせいなのか?温度(潤滑油,部品の線膨張)のせいなのか?ラッシュアジャスターのせいなのか?は分かりませんが,早く原因解明して恒久対策して欲しいものです
欧州TSBではウォームギアとウォームホイールの形状が悪いとの推定なので、この部分になります
黒い蓋を開けるとウォームホイールが見えるようなので、ここにグリスアップというのも分からなくはない
EPSにはアシストモーターの取付位置によって,コラムアシスト式,ピニオンアシスト式,ラックアシスト式があります
60/90に採用されているのはデュアルピニオンタイプなので,コラム付け根のピニオンではなく,反対側にピニオンを取付けたタイプです
モーターでアシストする以外はラック・ピニオン式で70年代後半から,リサーキュレーティングボール式(ボール・ナット)に代わって,一般的に使われています
50年以上の歴史のあるラック・ピニオン部での不具合は考えにくいので,原因はアシストモーター減速部のウォームにあるのでしょう
ウォームは双方共にスチール製にすると焼付きが起こりやすく,ホイールは樹脂製になっており,焼付き防止のための特殊な潤滑油が使用されています
CX-60に採用されているかどうかは不明ですが,日立Astemoは昨年からウォームホイールに、66ナイロンに代えてオランダDSM開発のトウゴマを重合原料とした70%植物由来の高性能ポリアミドPA410を採用しています
ウォーム部にラッシュアジャスターが付いてる場合、それが固着して当たりが悪くなることがあるかもしれません
ウォームホイール材質なのか?潤滑油なのか?潤滑油の量なのか?ウォーム形状のせいなのか?温度(潤滑油,部品の線膨張)のせいなのか?ラッシュアジャスターのせいなのか?は分かりませんが,早く原因解明して恒久対策して欲しいものです
10
日立Astemoの品質不祥事では,電動パワーステアリングでも不適切行為があったとされています
これが関係しているか無関係かは不明で,CX-60が日立Astemo製と伝聞のみで確証はないが,FLシビックは日立Astemo製は確定
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これが関係しているか無関係かは不明で,CX-60が日立Astemo製と伝聞のみで確証はないが,FLシビックは日立Astemo製は確定
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イイね!0件
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