前回のブログ「からっぽの世界☆ジャックス」の内容について一部訂正させてもらいます。赤い鳥はポプコンに出場していないと記しましたが調べてみると出場していました。第２回で「WONDERLAND OF LOVE」という曲を歌っています。でも第３回までは作曲コンクールでしたので歌手としての出場です。さらにこの時のゲストでもありました。すでに一流歌手として認められていたのでしょうね。
　ポプコンの話に戻ります。第４回（１９７２年）からポピュラーソングコンテストと名称が変わりました。最優秀グランプリは「ゴリラの唄」（チューインガム）、「何処へ」（モップス）、「忘れたはずの愛」（伊藤愛子）でした。チューインガムはポプコン出身の代表的な歌手ですね。「風と落葉と旅びと」が有名ですね。この歌や「岡田さんの手紙」も好きです。モップスがいます。「何処へ」という曲は知りません。１９７２年ですから「たどり着いたらいつも雨降り」がヒットしていたはずです。伊藤愛子さんは知りませんでした。「忘れたはずの愛」知りません。もしかしたら聞いたことあるかもと思いYoutubeで聞いてみましたが初めて聞く曲でした。
　他の出場歌手を見てみると、上田正樹、じゅん&ネネ、松崎しげるブ、レッド&バター、林哲司などがいました。そしてこの人も。

　「紙飛行機」（作詞／作曲：井上陽水）は、１９７２（昭和４７）年に発売された井上陽水の２枚目のアルバム『陽水II センチメンタル』に収録されています。
　陽水はポプコンに出場していたのですね。この曲で入賞しています。１９７２年は芸名をアンドレ・カンドレから井上陽水に改めて再デビューした年です。『氷の世界』が大ヒットしたのは１９７３年ですからまだ井上陽水の名を知っている人はあまりいませんでした。私は知っていましたよ。ファーストアルバムの『断絶』も『陽水II センチメンタル』も『陽水ライヴ もどり道』も『氷の世界』より前に聴いていました。

　『陽水ライヴ もどり道』の「紙飛行機」には痺れましたね。弾き語りでよく歌ったものです。