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2019/05/28

ナビ / オーディオ裏から各種電源を取ろう! - その1

カテゴリ : 電装系 > 電装パーツ > 自作・加工

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この整備手帳は、『自作の延長ケーブルを作成して』ナビ / オーディオ裏から各種電源を取るための整備手帳です。

えっ!? 自作で延長ケーブル (電線) を作らないと電源は取れないの!?

…と思われた、これから車いじりを始めたい方。

いえいえ。

実際はそんなことありません。

既存の純正配線に配線から分配する配線コネクター (エレクトロタップ) を使えば、特にそのようなものがなくても電源自体は取り出すことができます。

ただ、今回の整備手帳とは若干趣旨がことなる…今回は自作してみようという趣旨ため、参考になるネットのページをご紹介だけしておきます。

・イルミ電源をナビ/オーディオ裏から取り出す方法 - DIY ラボ
https://www.diylabo.jp/basic/basic-90.html

ただし、エレクトロタップは電線の太さに合わせて選びましょう。

・エレクトロタップ(配線コネクター)の正しい使い方 - DIY ラボ
https://www.diylabo.jp/basic/basic-30.html

でも、これらの方法だと既存の純正配線に割り込むので、なにかとトラブルが起こりがち。

・エレクトロタップによる断線に注意! - DIY ラボ
https://www.diylabo.jp/column/column-219.html

そんなことになるのもいやだな~と思われる方も多いと思うのです。

そこで、次のような方法があるのでご紹介します。

・純正配線を傷つけずに、カーナビ裏から電源取り出しできる技 - DIY ラボ
https://www.diylabo.jp/column/column-540.html

簡単に説明すると、純正配線にエレクトロタップで割り込むと何かあったときの対応が難しくなる。

そして純正配線に噛み込んでいる以上、ノーマル状態に戻したいときも戻すことが難しくなる…。

だったら、いったん延長ケーブルで延長して、その延長した、取り付けた配線から割り込み、分配してみたらどうか?

その場合、トラブルが発生してもその延長部分をはずして元々備わっているコネクターを以前のようにカーナビなどつなげば元に戻りますし、純正配線に傷が付くのがいやならばこのように延長して、そこにエレクトロタップで割り込めば延長部分が傷が付くだけで純正配線は元のまま。

もちろん延長部分に加工をしてはんだ付けで分岐してもいい…。作業の選択肢が広がります。

ということで、一般的には市販の配線延長ケーブルを購入すればいいのですが、ここからが SQUARE 流で自作できるモノはとりあえず自作してみる!のが私のカスタマイズの方向性。 (自作する方が時間はかかりますが安いので…)

まずは延長ケーブル (延長ハーネス) を自作して、そこから車幅灯が光るときに電気が流れるイルミネーション電源を取ってみることにしました。
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まずは各端子…ターミナルの位置とどのような役割の電気が流れているかを調べます。

ネットの記事や手元資料で調べたところ、このようになりました。

ナビ裏にはトヨタ / ダイハツ車の場合、比較的大きな 10 ピンのコネクターがあります。

写真のオスコネクター (メスターミナル) の場合、その並びはかん合のロックを上に反対側のターミナルが差し込まれる側から見た場合…

E1 (後期:E84 / HV: H1) コネクター
(上段:左)
1 黄緑 FR+ 右フロントスピーカー (+)
2 桃 FL+ 左フロントスピーカー (+)
3 灰 ACC ※ACC 電源 (7.5A ACC より)
4 水色 +B ※常時電源 (20A RADIO より)

(下段:左)
5 青 FR- 右フロントスピーカー (-)
6 茶 FL- 左フロントスピーカー (-)
7 茶色 GND (グランド / アース) ※ILL- 兼用
8 (色不明) ANT+ アンテナアンプ用電源 / アンテナリモート ※オーリスの場合、車両側は空き
9 (色不明) AMP+ 外部アンプ駆動用電源 ※オーリスの場合、車両側は空き
10 緑 ILL+ ※イルミ
※配線色は2代目オーリスの場合。

となっています。反対のかん合相手…メスコネクター / オスターミナルの場合は反対の裏側…電線が生える側から見た場合が同じ並びになります。

(2019/08/24 0:44 追記)
アイドリングストップ機能搭載車の場合、3番 灰 ACC、4番 水色 +B はエンジンストップアンドスタートコンピュータの機能で、エンジン再始動時にバッテリ電圧を昇圧することでエンジン再始動時の電圧降下を補う機能があります。

たとえば、取り付けた社外品などがアイドリングストップ→エンジン再始動と同時に再起動してしまう…などの不具合が現れた場合、この電源から分岐した電源で不具合が解消される可能性があるかもしれません。(それでも状況によっては電圧が下がるため必ず解消されるという保証もありません。)

あとナビ / オーディオに差し込むコネクターには5ピンコネクターがあります。 (ピンアサインは追加写真参照)

IG 電源を取り出すときはこちらの2番 青 IG から取り出すことができます。ちなみにこの IG 電源は昇圧されていません。

自作の分岐ハーネスを作られる場合は、こちらをご覧ください。作成方法次第ではカーナビのテレビを走行中にも見られるようにすることも可能です。

【関連整備手帳】
・車速感応ドアロック装置の取り付け その4 - 自作ハーネス作成④ with テレビが見られる機能
https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/car/2292029/4289432/note.aspx

---

ちなみに今回は製作・いじりの対象ではありませんが市販品を購入した場合だと、このコネクターとは別に6ピンのコネクターがセットになっていることがあります。

オスコネクター / メスターミナルをロックを上にしてターミナルが差し込まれる方から見た場合…

E2 (後期:E85 / HV:H2) コネクター
(上段:左)
1 赤 RR+ 右リアスピーカー (+)
2 黒 RL+ 左リアスピーカー (+)
3 白 RR- 右リアスピーカー (-)
4 (空き)
5 (空き)
6 黄 RL- 右リアスピーカー (-)
※配線色は2代目オーリスの場合。

…と、リアスピーカー関係しか流れていないため、この整備手帳では扱いません。

今回の例では イルミネーション電源 (ILL+) から分岐しますが、欲しい電源…たとえば、エンジンスイッチを1つ押すと電気が流れる ACC (アクセサリー) 電源を取りたいときは3番水色から、いつでも流れている電気が欲しい場合は、4番 +B 常時電源に割り込むことでそれぞれの電源を確保することができます。

ただし、ナビ / オーディオ裏は 7.5A、10A など大電流を取り出すところではないため、ちょっとした小物を取り付けるのがメイン…と考えていただいた方が良いかと思います。

たとえば、純正配線や市販の延長ケーブルをよく見ると、電線の太さは 0.5sq 程度の電線が使用されていることが多いです。

これだとマージンを除いて約 5A ほどが流せる計算。

そもそもこのコネクターはカーナビ / オーディオが使う配線ですから、それらと自分が分岐して使用する機器との合計が分岐元の純正配線全体の電気の消費量となります。そのためそれらを合わせて全体で 5A 程度まで…と考えた方がいいようです。

・エレクトロタップによる「タコ足分岐配線」は何が問題か? - DIY ラボ
https://www.diylabo.jp/column/column-265.html

ということで、自作延長ケーブル作成作業に移ります。
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電線の色は極端な話、何色でもいいです。全部の色が同じでも。

ただ、全部の色が同じ場合は判別に手間がかかりますので、テープなどに文字を書いて判別ができるよう貼っておく。すぐに反対側も正しい位置に差し込む…という具合に配線を間違えないよう注意してください。(そういう意味では配線の被覆の色違いをそろえておくと作業が楽になります。)

使用する電線は 0.5sq の太さ以上…たとえば、エーモン工業製の電線だと 0.5sq、0.75sq、12.5sq などがありますのでそれらの電線を選びます。

電線が太くなると金額が高くなり、配線の取り回しもしにくくなりますが、電気的に見た場合は安全性が増します。

私は、できるだけ純正の配線色、仕様に合わせたかったので、必要な色や仕様の電線を買って (実際は他の作業の余り物ですが(^^;) ) 配線の色を合わせる形で作成しました。

長さは短くてもかまいませんが、約50 ~ 60cm 程度の長さがわりと使いやすいかと思いそのようにしました。

まずは、ケーブルストリッパーで電線の被覆 (絶縁カバー) をむきます。
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末端の被覆がむけたところです。

だいたい 3 ~ 4 mm 程度の被覆を剥けば OK です。

配線がバラバラにならないようにねじりを入れておきます。(写真はねじる前)

この被覆をむいたところにターミナル (端子) を取り付けます。
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赤の部分が、電線をカシメるところ。

黄色が被覆のところに食い込む部分です。

これを専用の電工ペンチでカシメます。

今回は 090 端子という他のターミナルと比較して割と大きめのターミナルのため、専用工具でなくても…一般的な電工ペンチでもそれなりにできてしまいます。
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電工ペンチ穴の中にある山と挟まる部分の向きをきれいに合わせて…

こんな感じで…グッと。

軽く引っ張ってみて電線が抜けないようなら今度は被覆側を。(抜けたらもう一度新品からやり直しです。)

電線側をカシメたら今度は被覆側をグッと。
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できあがったらこんな感じになります。

これを必要な数の配線分だけ作業を行います。
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次はできあがったターミナル付きの電線を場所を間違えないよう注意しながらコネクターに差し込んでいきます。

(すべての電線色が同じ場合はこの段階ではどんどん差し込んでいくだけですね。 (^^;) )

一般的にターミナルを差し込んだあとは取り外すことができませんので間違えないようにしてください。(取り外しには通常、専用の工具が必要です。このような大きめのターミナル・コネクターの場合は精密ドライバーや針などで取れる場合もありますが…。)

ターミナルは差し込む向きがありまして、コネクターの穴側をよく見ると、穴の角や真ん中に切れ目があり、逆にターミナル側にも「そこに入れてくれ~」といわんばかりの突起があるため、向きを間違えることは少ないかと思います。

ターミナルを差し込みにくい場合は、ラジオペンチなどである程度横から挟んで形を整えるとスムーズに差し込むことができるようになります。(今回は専用工具を使っていない関係から端子が平べったくつぶれてできあがる傾向があります。端子を壊さない程度に整えてみてください。)

ターミナルを指しこんだらほとんどのコネクターは小さい音でカチッと音がします。その後軽く配線を引っ張って取れないようであれば OK です。(ターミナルの穴側から見てターミナルが十分手前の位置まで来ているかチェックをすればより確実です。ちゃんときているかどうかは純正配線と比較するという手もありますが…この段階ではカーナビ側を取り外していないためできないですね (^^ゞ )

すべての電線を差し込んだら、ターミナルをロックするリテーナーを…

(その2につづく)

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