まとめ記事

欧州仕様T32のヘッドランプクリーナーを装着する！

2024/07/06 1,067

海外版のT32に、スバルやトヨタの一部車種のようにヘッドライトウォッシャが付いている仕様があることが判明。（日産では「ヘッドランプクリーナー」と呼ぶようです）純正で部品があるのなら、イジリ魔の血が騒ぎ、付けてやろうじゃないのさと決心。いつものごとく、一筋縄ではいきませんでしたが、部品を弄ってる最中は至福のひと時でした。出来上がってみれば「うーん、舗装が行き届いた日本の道ではあまり使うことは無いかな・・・」という装備でしたが、もしかしたら日本で唯一のヘッドランプクリーナー付きT32になったんじゃないかと密かな自己満足。

まず、構成部品の調査、入手、そしてまた調査。なかなか正しいポンプ部番が分からない。
欧州仕様T32のヘッドランプクリーナーの取り付け（その１）

実は昨年末位に「欧州仕様のT32エクストレイルにはヘッドランプクリーナー（ウォッシャ）の設定がある」ということが分かり、確かにAliを見るとそのノズルカバーが売られていました。「ふーん、付けられるならちゃんと機能するように付けてみたいな」と思い立ち、色々調査を開始しました。まずはカバーを購入しました。

出典：榛名颪さん
ノズル単体動作試験と、国内仕様フロントバンパーへのノズルアッシー取付位置の確認
欧州仕様T32のヘッドランプクリーナーの取り付け（その２）

とりあえず、ポンプとノズルの組み合わせでは、ノズルが伸び縮みできてウォッシャ液も噴き出ることが確認できたので、ノズル本体の車体への取り付け方法について検討します。

出典：榛名颪さん
ポンプ電源回路を検討する
欧州仕様T32のヘッドランプクリーナーの取り付け（その３）

ポンプのモーターに関する回路案を検討しました。画像がその第1案です。今後の検討進捗で部分的に変更するかもしれませんが、基本的にはこれで進めることになります。

出典：榛名颪さん
本格的は配線艤装とフロントバンパー加工の始まり。
欧州仕様T32のヘッドランプクリーナーの取り付け（その４）

今日は朝から、赤塗りの部分の配線艤装作業と、フロントバンパーへのノズル装着作業を行いました。

出典：榛名颪さん
使っていない配線を活用する。
欧州仕様T32のヘッドランプクリーナーの取り付け（その５）

さて、E66コネクタの相手が届いたので、エンジンルーム側配線を完了させます。

出典：榛名颪さん
スイッチをどこに置くか。
欧州仕様T32のヘッドランプクリーナーの取り付け（その６）

さて、車内側のスイッチですが、大陸製の日産Bタイプスイッチを使います。

出典：榛名颪さん
スイッチのモーメンタリー化加工
欧州仕様T32のヘッドランプクリーナーの取り付け（その７）

今回は、大陸製の日産Bタイプスイッチのモーメンタリ化のやり方を解説します。

出典：榛名颪さん
ヘッドランプクリーナーの作動条件についての考察。
欧州仕様T32のヘッドランプクリーナーの取り付け（閑話休題）

現在の３連タイプと換装するために製作中の増設4連スイッチブラケットのその後ですが・・・いやー、パテを厚く塗り過ぎてなかなか硬化しない。パテの完全硬化の前に、側板に使った1mm厚ABS板がパテの溶剤成分でフニャフニャになってきてしまいました。うーん、パテ硬化には揮発成分の逃げ道（表面積）が重要でしたね・・・失敗。なので、ABS板のフニャフニャになった部分をカッターで除去し、代わりにパテ盛り。ほぼ半日で半硬化まで来ました。明日には外形の整形作業ができるかな・・・

出典：榛名颪さん
スイッチブラケットの制作とベンチレータへの組付け
欧州仕様T32のヘッドランプクリーナーの取り付け（その８）

なかなか完全に硬化しない　＆　硬化しても削った際の面出しが気に食わなくてまたパテ盛りする・・・の繰り返しを行ってしまい、まだ車体に取り付けていない新・4連のスイッチプラケット。

出典：榛名颪さん
スイッチの加工と取り付け、そして完成。
欧州仕様T32のヘッドランプクリーナーの取り付け（その９・完了）

さて、ヘッドランプクリーナーの取り付けの最終回です。まず、スイッチですが、先日モーメンタリ化した「LED」シンボルのスイッチにちょっと手を入れたいと思います。

出典：榛名颪さん
追伸　ちょっとお遊び
欧州仕様T32のヘッドランプクリーナーの取り付け（おまけ）

せっかく付けてはみたものの、あまり使うシーンが無いヘッドランプクリーナー。

出典：榛名颪さん