１０年が経過し
走行距離は５万ｋｍ弱です

Ｍ２７２・エンジンの点検 （ＤＩＹ）の
様子です

10年、10万kmから本領発揮の
メルセデス神話？ は、さて？　
どうなのでしょう？　

ちなみに、これまでのトラブルは……
自己診断機能が誤作動したことにより、
エンジン警告灯・点灯 → 自前のＯＢＤ２で、
ＤＴＣをスキャン・確認 → フォルト表示を
消去・リセットさせて自己解決した事です

満タン給油・直後にエンジン警告灯・点灯が
誤作動・点灯したのですが、
ネットでググってみると、海外でも同様の
トラブルで、給油後に自己診断機能が
誤作動したとの事例・記事が有りました

本題の点検個所は　……
Ｍ２７２の 一部ロットで？発生している、
と言われている 隠れリコール？
…… ２項目をチェックします

●バランス・シャフト・スプロケットの
　　耐久性不足・摩耗度合の点検

●インテーク・コンポーネントの
　　タンブル・フラップ・リンケージの強度不足
　　破断・有無等の点検

……画像は点検部位・説明用に拝借です

点検は「ＶＴ」なので、
目視検査用に準備した道具です

ハンドランプ・大小

持ち手（柄）を延長した手鏡

クランクシャフト回動用に、
「27mm」 ソケットレンチ

カムシャフト・ポジション・センサー
を外す小型ソケットレンチ

●バランス・シャフト・スプロケットの点検

クランクシャフト・プーリーを手動で回動させ、
指定のポイント（位置）にセットしますが、
スペースは狭く
点検作業はチョット難儀です

どのような、不具合の有無や状態を
点検・確認しようと しているのか？……
具体的には、↓こちらが参考事例です

http://minkara.carview.co.jp/userid/241080/blog/35487801/

http://minkara.carview.co.jp/userid/804437/car/681761/3309017/note.aspx

http://minkara.carview.co.jp/userid/1281582/car/943701/3555099/note.aspx

ネットの動画・画像で詳しく
点検要領が説明されている方法で、
バランス・シャフト・スプロケットの点検
を行います

クランク・プーリーの外周部に表示
されている 「３０５度」を、
指定のポイント（位置）にセットします

延長持ち手を付けた手鏡

照明を近づけ、
クランク・プーリーの
細かな凸文字 「３０５度」
を確認します

指定ポイント（位置）と、
クランク・プーリーの凸文字の度数を
確認します

画像は 「２９５度」……
あと１０度、回動させます

指定ポイント（位置）確認のため
……デジカメで直接撮影してます

点火プラグを付けたままなので、
クランク・プーリーを回動させるのは
結構なチカラ仕事です

Mercedes-Benz M272 : Fast and Simple Detection of Balance Shaft Failure

■　https://www.youtube.com/watch?v=XXQArmxXsnM

↑　検査要領の動画です

手鏡を見ながら。
クランク・プーリーの細かな凸文字「３０５度」を、
指定ポイント（位置）の正確な位置に
セットします

手鏡の位置も、指定ポイント（位置）の
真正面にセットして、
目視点検する必要が有ります
……結構な手間が掛かります

LED・ファイバースコープ・カメラ等が有れば
難儀せず、円滑に確認作業が出来そうです

画像は説明のため、
鏡面反転処理したモノです

◆◆　VoL.２／３　へ続く　◆◆