まとめ記事(コンテンツ)

2023/03/12

油圧確認(鈴鹿南)

カテゴリ : エンジン廻り > エンジン > その他

1
慣らしが終わったので鈴鹿南を走ってきました(ジムカーナデー)
今回は人の慣らしがメインなのでtrackモード。
GoProのテストは露出設定ミスで白飛び。失敗です。

■条件
SZのブレーキパッド交換のみ。
タイヤ、足回り、駆動系ノーマル。

オイルはGR0W-20circuit。
油量はエンジン停止1分後にゲージのフル。
油温は走行開始~終了で約100~110℃

■油圧
ログを確認したところ、逆バンク、シケイン後の高回転で油圧が少し低下してます。
両方ともテールスライドしかけて一瞬アクセルを抜いているのでその影響かもしれませんが、高回転で400kPa弱に落ちています。
致命的な油圧ではない(と信じたい)けど、回転と油圧の変化が合わないのは少し気になります。

※エンジン回転数(グレー)が下がるところで油圧(オレンジ)が下がるのは正常です。エンジン回転に合わせてポンプの回転も下がるため。
2
別のラップも同じ傾向。
こちらはシケイン後のみ。

右コーナーで油圧の低下傾向が顕著な気がするけど、まだログを2周しか見てないから偶然かもしれない。
3
Gがほとんどかからない高速の慣らし運転でも高回転で同じ傾向でした。
6000rpmから上に回すと油圧は450kPa程度まで低下。
この時の油温は116℃~110℃で鈴鹿南走行時より高温。

Gがかからない状態でこれなので、基本的にはバッフルプレートで改善するタイプの現象ではないと思います。(平たく言うと気にしなくていい)

これより鈴鹿南のシケイン後の立ち上がりの方が油圧が下がっているので油温よりはGでオイルが振られている影響があるかもしれません。

オイルの空吸いならもう少し強烈な谷間になる気がするので、単純な偏りや高回転のポンプ付近のキャビテーションではなく、オイル自体が泡立って油圧がかかりにくくなってるのかも知れません。
4
ZN6でも高回転で油圧が少し下がるらしく、オイルの粘度を上げるとより顕著とのこと。
https://minkara.carview.co.jp/userid/3068040/blog/46181806/

高粘度オイルを盲目的に選択するのが本当にいいことなのかは疑問です。
https://www.youtube.com/watch?v=SXog2bopm_M&t=921s

今後はバッフルプレートを装着して油圧の落ち込み具合がどう変化するか見てみます。
5
少し話がずれますが、
オイルクーラーを入れると圧損が増えるのでエンジンにかかる油圧は全体的に下に下がります。

油圧計で見ると上がってるように見えるのはオイルクーラーの圧損がプラスされているからそう見えるだけで、全体的な損失が増えるので同じ回転でエンジンに供給される油量自体は低下します。

(直列の電気回路で抵抗が増えるのと同じ。オイルポンプは電流源に近いけど圧が増えると効率が落ちて流量が落ちる。)

変なオイルクーラーを入れるとエンジン保護どころか、肝心な油圧が下がってエンジン痛めるかも。
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