まとめ記事(コンテンツ)

Obiさん
2015/02/08

ガレージハウスの話⑮~地盤改良~





地盤改良工事が完了していました!
















この、点々と石が盛られている部分が地盤を改良したポイント(複数箇所)です!



そもそもこの地盤改良工事というものですが、平成12年に建築基準法施行令 第38条が改正され、

「建築物の基礎は、建築物に作用する荷重及び外力を安全に地盤に伝え、かつ、地盤の沈下又は変形に対して構造耐力上安全なものとしなければならない。」

となって以来、家を建てる際よほど強固な地盤でない限り必要になっているようです。


下記のように許容応力度に応じて基礎の種類が変わってくるようです。








地盤調査の結果は、期待していたコストのかからない表層改良では難しく、柱状改良が必要ということでしたorz...

柱状改良というのは、地面に穴を開けてセメントの柱を作るというもの。
↓の真ん中の方法になります。









しかし、セメントを使った柱状改良について調べたところ、いくつかデメリットがあるようです。


①地震によってセメント柱が折れる

②液状化による地盤沈下のリスク

③セメントを使った地盤改良は、発ガン性物質「六価クロム」が発生する可能性がある

④埋まっている地中のセメント柱(産業廃棄物)を取り除くのは大変



そこで最近注目されているのが「天然砕石パイル工法」というもの。

セメント柱ではなく石を柱状に詰め込んで地盤を固めるシステムらしい。
分かりやすい比較サイトがありました。

















最初は石を詰め込むだけで大丈夫なのか?と半信半疑でしたが、
確かに日本の城って石垣の上に建っていることを考えると、強度は十分なのかもしれません。

実験では、コンクリートよりも強度があったという結果も報告されているようです。




大地震が来たらどうなるかわかりませんが、今回我が家はこの「天然砕石パイル工法」というものを採用してみました。

これからマイホームを計画されている方、地盤改良施工方法の参考になればと思います。



その⑯へ










画像は
モクゾウドットコム HP
ポラリス・ハウジングサービス HP
田野宮組 HP
より


[2015.2.8]
Posted at 2016/04/07 22:29:59

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