まとめ記事(コンテンツ)

2018/12/30

ホンダ・ビートの車評、徳大寺有恒さんの場合(抜粋)その1

1
クルマの掟 僕の自動車文化論
徳大寺有恒 1994年8月25日 初版第1刷発行 二玄社
P143~ セフィーロよりも、なぜビートか
P146 ともかく、(セフィーロからビートに乗り替えた)彼は自分の意思でクルマを選んだ。「自分で選んだから満足できるし、自分でカッコいいと思って運転すると、本当に面白い」と彼は言う。彼を見ていると、なんだか私までも嬉しくなってきて「クルマって、そうやって楽しむもんだよな」と、みんなに言いたくなってしまうのだ。
2
(中略)日本のクルマが全般的に面白くなくても、ビートに乗り替えた友人のように自分の工夫で楽しむことはいくらでもできる。日本の自動車メーカーやユーザーも「一番いいもの」を追っ掛けていく時代はもう終わりにして、そろそろほんとうのクルマの楽しみ方を身につけよう。それが面白いクルマを誕生させ、クルマ文化を育てることにつながるのではないだろうか。
3
Best of NAVI TALK 1984-1992
徳大寺有恒・舘内端・大川悠 1992年12月25日 初版第1刷発行 二玄社
P396~401  ホンダ・ビート 徳大寺有恒さんの発言の抜粋
日本のクルマって、わりあい、“陰”のイメージが強いでしょ。でもビートはね、明るいの。フィアットが昔作ってたトポリーノとか、2CVとか、ああいうスコーンと抜けた明るさがあるね。
(笑)ノーテンキなところがあるんだよね。
4
目をみはるようなメカニズムはなにひとつないんだ。ハイテクの競争の中にあって、従来のテクノロジーの組み合わせだけで新しいものを提示している。でも、それがすごく新鮮に、魅力的に見える。ね?
この値段でこれだけのものが出来るっていうのが日本の自動車工業の勝利じゃない。(中略)その意味では、セルシオもソアラも勝利かもしれないけど、ビートはもっと勝利だよ。
5
P406~407 ハードウェア評価(徳大寺)
楽しい、安い、カッコいい。そんなビートの成り立ちは、スポーツカーそのものだ。
スタイリングがとてもいい。サイズ上の制約がなかったNSXよりもいい。中でも好きなのは、フロントカウルからフロントスクリーンにかけて立ち上がっていく部分だ。あの綺麗さといったら言いようがない。ピニンファリーナ・ミトスを思わせるほどだ。
(中略)ハンドリングはすごく気持ちいい。オンザレール感覚で、テールの張り出し感もちゃんとある。何よりも楽しいのは、ノーズがちょっと巻き込むような感じを残しながらコーナリングすることだ。レーシングカー・タッチの、非常にモダンなドライブ・フィールである。
シフトの感覚もバツグンだ。まるで、昔のフォーミラーカー、FJやF3みたいである。それに加えて、ギヤレシオとエンジンのトルクの出し方もいい。つまり、トップギア(ビートでは5速)の最高回転数で最高速が出るように設定してあるのだ。だから、エンジンやギアを積極的に使う気にさせる。(中略)もともとはレーシングカーがそうだったのである。
6
天国の徳大寺さん、こんなにもビートを褒めてくださり、ありがとうございます。
m(_ _)m
ほんとうのクルマの楽しみ方、私にも出来てますでしょうか?

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