【総評】

TANABE SUSTEC STRUT TOWER BAR 【NSH47】
★★★★★★★（７つ付けたいぐらい＾＾）

ストラットタワーバーとは、ボディー剛性を高めてシャープなハンドリングを実現するパーツです。

装着後、早速いつものドライビングコースで評価走行してきました。
コーナーリングでの挙動が見違えるほど良くなりました。

ハンドルを切り始め、横Gで荷重移動して姿勢が落ち着くまでの時間が短くなりました。
車体のしなりが抑えられ、余分な姿勢変化が削られて、サスペンションとタイヤだけで動作してる操作感になりました。

特に、荷重が左右に移動するＳ字コーナーでの切り返しはその効果が顕著に現れます。

コーナーリングの安定感が高くなり安心感もグッと高まりました。
数字で表すなら安心感20km/hアップというところでしょうか。

サスペンションが硬くなったという表現もできますが、フニャフニャしなくなったと言う方が適切です。

剛性が高くなったためか、タイヤの接地挙動がドライバーに伝わりやすくなります。
タイヤの空気圧を高くして硬くしたような感触です。
それは、乗り心地の悪化とも言えますが、タイヤの挙動が分かりやすくなるので、操作性と安心感が向上します。


「クルマの改造○と×」という本を読んでたら、ストラットタワーバーは、”走れば確実に違いを感じるほどの効果がある。”という一文が…。
その存在もボディー剛性を高めるという効果も知ってたけど、それが走りにどう影響するのかは知りませんでした。

ネットのCMコメントなら話半分で見過ごしますが、商売っ気の無い専門書、信じて疑わず、すぐさまネットショップへ！
アルミの棒が１万円、安くないとは思いましたが、信じて試してみようとポチ！
数百円の粘土を買うのにあれこれ迷う小市民の僕なので、こんな衝動買いは珍しいｗ

買ってよかった、一日で元が取れた気分です＾＾
装着効果に値段を付けるなら３万円相当でしょうか。


僕はローダウンスプリングで車高を落としていて、既に車体の姿勢変化は抑え気味でしたが、こんなに効果が実感できるなら、純正サスペンションの車に装備しても、本来のサスペンション能力が発揮され、キビキビした走りになるのではないでしょうか。


【満足している点】
コーナーリングの安定・安心の改善
コストパフォーマンスの高さ
ＤＩＹで装着可能

【不満な点】
見せるパーツではありませんが、ボンネットを開けても、奥まった位置に取り付けられてるのであまり見えません。

まとめ記事：足回り＆剛性チューンナップ
http://minkara.carview.co.jp/smart/summary/1653/

関連情報URL：http://www.rd-tanabe.com/lineup/sustec/bodytuning/