まとめ記事(コンテンツ)

2016/07/29

山口県ダム日帰り遠征 (後編) 菅野ダムの記念ダムカード

前編の続きとなる後編です。

徳山発電所の見学を終えて、11時半ごろ再び菅野ダムにやってきました。






ちょうど「森と湖に親しむ旬間」の期間中で見学会を開催されてますが、そればかりではなく・・

今年は菅野ダムにとって記念すべき50周年のアニヴァーサリー・イヤーなのでありました。

菅野ダムは昭和41年完成。 山口県内で2番目に大きい総貯水容量を誇る。

菅野ダムは、周南市内から約20km、錦川の中流地点に位置します。 錦川は、流路延長124kmの山口県最大の2級河川。 中国山地の莇ヶ岳を源流とし、菅野ダム等を経て、岩国市で宇佐川、本郷川、生見川などの支川と合流して瀬戸内海へ注ぎます。 そして、そんな菅野ダムは山陽側にあるのに南側がダム湖のある上流、北側が放流する下流だったりする。

管理事務所の玄関で見学会の受付をされていました。

まずは、通常版のダムカードと、これはとても嬉しい50周年の記念ダムカードをもらいました!

そして、「見学会に参加されますか?されませんか?」と聞かれ、「もちろん参加します」と答えると、さらにもう1枚、見学会に参加する人がもらえる50周年の隠れ記念ダムカードが出てきました!

【上】 通常版ダムカード : 昨年8月に訪れたとき同じものをもらっている。
【左】 50周年の記念ダムカード : 限定300枚、写真は50年前完成当時のもの。
【右】 見学会参加の50周年記念ダムカード : 限定200枚 


見学会は一日に数回実施されていました。

まずは、菅野ダムのパンフレットと見学会用のプリント資料(全15ページ)を手渡され、管理事務所の2階にある制御室に上がり、職員さんとマンツーマンで説明を受けます。

みっちり30分間、菅野ダムの50年間の歩んだ歴史、成り立ちや諸元、役割、放流警報の仕組み、水質保全などについてまで頭に叩き込まれた。

また、特別パネル展示もあって菅野ダムの建設当時や建設以前にあった集落や住民の暮らしぶりのモノクロ写真も拝見したりする。 ダム建設のために集落を離れ故郷を失った人々。
これまで気にもしなかったダムの陰の部分を知り、しんみりと考えさせられた場面もあった。

実際のダム現場での見学会は、職員さん2名、一般見学者は私含めて2名で行われました。

ダムの下流側にある階段を使って降りて行きます。

ダムの中腹にダム内部に入る入り口があって、そこからはトンネルの長い階段を慎重に降る。


そして、これがダム内部の監査楼と呼ばれる全長約100mのトンネル。 少し涼しい。

ここにはダムの検査に必要ないろいろな計器があります。 

最後に再びダムの上まで登って、下流側にある菅野発電所を確認しました。

実は発電所見学会の予定もあったそうですが、現在は災害により発電所への道路が寸断されおり、そこへ行くことは出来ないそうです。

一応、これで見学会は終了です。 最初の説明と現場見学とで合わせて約1時間でした。
ありがとうございました。


菅野ダムを出て、次はいよいよダムカード全76枚フルコンプの場となる水越ダムに向かいます。

菅野ダムより北側にありますが下流側になります。 水越ダムに到着しました。

水越ダムもまた年季の入った古いダムでした。 調べるとこちらも昭和41年完成の50周年でした。
しかし、県の管轄の菅野ダムと異なり、こちらの水越ダムは企業局の管轄。

水越ダムの下流側にある水越発電所は立ち入り禁止でしたので、道路側から樹木の茂みを避けるようにして撮影してみました。


水越ダム管理事務所で、中国地方ダムマニア認定コンプリートコース全76枚最後の1枚となるダムカードをもらいました!

これで今度は中国地方5県に数箇所ある国管轄のダムに出向くことで認定書の交付を受けることが出来ます。 もうゴールは目の前。

そして、発電所カードも水越発電所のカード、および本日既に東部発電事務所でもらってましたが、本郷川発電所、生見川発電所、菅野発電所のカードも再びもらいました。

これで山口県内のみでやってる発電所カード全11枚のうち、5月の遠征で先にもらってた2枚と合わせて、本日は末武川、徳山、本郷川、生見川、菅野、水越の発電所カード6枚をもらったので合計8枚となりました。

残りはあと3枚ですが、それはまたいつか何かの用事で山口県を訪れたときにでも。
Posted at 2016/07/29 15:01:57

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