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2016/12/18

アルミテープ効果の検証 サイクロン掃除機編その3

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サイクロン掃除機のゴミカップにアルミテープ(銅箔テープ)を貼ると、埃のつき方に変化がありました。

今回は、アルミテープの風下側に埃の付着の少ない帯ができていることを考えます。

これまでのところは、次の通りです。
整備手帳:アルミテープ効果の検証 サイクロン掃除機編その2
http://minkara.carview.co.jp/userid/2460000/car/1987570/4032081/note.aspx

これは静電気だけの影響ではなく、アルミテープ付近の空気の流速が周辺より高いことが予想されます。
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アルミテープ(銅箔テープ)で静電気が取り除かれるだけなら、アルミテープ通過後は再び静電気が発生し、周りの状況と同じになるはずです。

ところがアルミテープ(銅箔テープ)の風下側には埃の付着の少ない帯ができています。

これは周りと違う状況ができていると考えられます。
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整備手帳:アルミテープ効果の検証 サイクロン掃除機編その2 で考えた空気の流れです。

注目するのは、アルミテープで除電され、降下してきた空気の流れと、
剥離したままの空気の流れの高さの差です。

アルミテープで降下した空気は剥離した空気の下にもぐりこみます。
また降下した空気の位置には剥離して高い位置にある空気が入り込みます。
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もう少し詳しく線を描き込んでみると図のようになります。図は、真上から見た状態です。

アルミテープで除電された空気(青矢印)は、下降し、一部は剥離した空気(緑矢印)の下にもぐりこみます。

剥離した空気(緑矢印)は、アルミテープで除電された空気(青矢印)が除電されて降下したスペースに流れ込みます。そして、アルミテープで除電されて降下します。

上下の位置関係で進行方向が交差するので、ここに進行方向を軸とした渦ができます。

この渦が、風下に伸びて埃のつき方に違いがある要因となっていると考えます。
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この進行方向を軸とした渦は、縁の部分の空気の巻き込み軽減に活かせるのではないかと考えます。

ですから、フロントバンパーでは2本を平行にして、進行方向に長辺を合わせて貼りました。
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フロントフェンダープロテクターも、進行方向にあわせて貼りました。
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ミラーの鏡面やボックス型車両の後部などのように垂直に切れている部分には、このように隙間を開けて空気の渦を作るようにアルミテープを貼るのが有効かもしれません。
ボルテックスレギュレータとしての役割をしそうです。
8
アルミテープの効果を、静電気による空気の剥離を防止することが謳われていますが、
渦を作り出し、ボルテックスレギュレータ や ターピュレータ のような働きで整流していることも効果に表れているような気がします。

投影面積は増えないので、機械的な空気抵抗は増加しないと考えられます。
抵抗0のボルテックスレギュレータ としても使用できそうです。


関連整備手帳

整備手帳:アルミテープ効果の検証 サイクロン掃除機編
http://minkara.carview.co.jp/userid/2460000/car/1987570/4011785/note.aspx

整備手帳:アルミテープ効果の検証 サイクロン掃除機編その2
http://minkara.carview.co.jp/userid/2460000/car/1987570/4032081/note.aspx

整備手帳:アルミテープ効果の検証 サイクロン掃除機編その3
http://minkara.carview.co.jp/userid/2460000/car/1987570/4033994/note.aspx

整備手帳:アルミテープ効果の検証 サイクロン掃除機編その4
http://minkara.carview.co.jp/userid/2460000/car/1987570/4039570/note.aspx

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