まとめ記事(コンテンツ)

2016/12/24

アルミテープ効果と放電索(スタティック・ディスチャージャ)

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航空機では、静電気の除去のために、スタティック・ディスチャージャ (Static discharger) 、日本語では放電索と呼ばれるものが付けられています。
(以下、「放電索」で表記します。文字数が少ないので!)

空気との摩擦で起きた静電気を空中に放出する電線や金属棒です。

アルミテープ(銅箔テープ)に放電索を取り付けた時の効果について検証します。
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銅箔テープの接着面に平編銅線を挟んでサイクロン掃除機のゴミカップに取り付けました。

平身導線の長さは20mm程度で、5mmぐらい銅箔テープに埋まっているので、15mm程度外に出ています。
ゴミカップに影響が出ないように、平編銅線を起こして実験を行います。

接着剤が導電性でない場合のあるので、テスターで測定しました。
0.00kΩを示しましたので、導通ありと考えます。
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実験1:放電策なしの状況

空気は画面の右から左の方に流れていきます。

アルミテープ(銅箔テープ)の効果がでています。
埃のついていない帯ができていますが、それほどスッキリと落ちているほどではありません。

実験日:2016年12月17日
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実験1:放電索ありの状況

こちらもアルミテープ(銅箔テープ)の効果がでています。
放電策なしの場合より、埃の落ち方がはっきりしています。
放電索を取り付けた辺りは、よりはっきりと落ちています。

放電索の”効果あり”と考えられます。

静電気の実験は、湿度など天候のえいきょうを受けやすいようなので、日を変えて再度行います。
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実験2:放電策なしの状況

アルミテープ(銅箔テープ)の効果がでています。
銅箔テープの中心あたりに埃のついていない帯がはっきりとわかります。

再実験日:2016年12月23日
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実験2:放電索ありの状況

銅箔テープより風上側(右側)はあまり変化はありませんが、銅箔テープが始まったところから風下側(左側)の埃のついている量が全く違います。

放電索の”効果あり”と考えられます。
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アルミ・フィンの制作では、放電索のことは頭をよぎりましたが、あまり効果は期待していませんでした。

ただアルミテープを貼るより、静電気除去の点でも期待できそうです。

整備手帳:アルミ・フィンの作製
http://minkara.carview.co.jp/userid/2460000/car/1987570/3940612/note.aspx
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こちらも、整流板としての機能しか考えていませんでしたが、放電策としての機能も期待できそうです。

整備手帳:アルミテープの装着
http://minkara.carview.co.jp/userid/2460000/car/1987570/3964936/note.aspx

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