まとめ記事(コンテンツ)

2015/01/11

【明確なコンセプト】オートサロンでRCFのエアロを考える

皆さん、誤解されないためにも、カメラは肩の高さ以上に構えないとダメですよ!!(爆)
















みなさんこんばんは!
3連休2日目、いかがお過ごしになられたでしょうか?
僕は車好きらしく、妻に許しを貰って、東京オートサロンに行って来ましたよ☆












オートサロンのブログは皆さんがばっちり上げてくださっているので、僕はちょっと切り口をかえて、RCFのエアロについて考察して見ようと思います。

RCF発売からはじめてのオートサロン。
デモカーを用意できたショップは多くはなかったようですが、それでも何台かのRCFをみることができました。

そして、個人的に気になった3社をご紹介したいと思います。



①Varis





エアロもそうですが、このお店はナンと言ってもボディカラーがマーキュリーグレー!

しかもカーボンシートはりつけで「なんちゃってカーボンシートエクステリアパッケージ」にしているので、自分の納車されたときのイメージにかなり近いものになっていました。








フロントリップはサイドに大きく張り出す1枚もののタイプ。

サイドスポイラーまでの流れも繋がっていて非常に綺麗です。








リアはそれに比べるとちょっと物足りない感じかな…??

ボディ色で贔屓目に見てしまったところはありますが、シンプルなリップ~サイドの流れは好感がもてます。


かなり大人のカスタムですね☆


ちなみにこのメーカに今後注目したい部分としては、車高調の開発をしていることです。






ちなみにフェンダーのスキマに指を入れようとすると、指一本がギリギリ入らないくらいの隙間でした。


スタイリング的にはかなり理想値!

走りがよければ完璧ですが…。

どこのOEMか聞いてみたのですが、完全な自社開発だそうで、まだ詳細も未定との事
値段は45~50万との事でした。
僕は走りがスポイルされてしまうのは嫌なので、とりあえずは様子見ですね~。


②LEXON







完全着地のエアサス車のイメージが強いレクソンさんですが、今回のRCFは低車高は控えめ。




ぴったり指一本入るクリアランスで大人の仕上がりでした☆

サスペンションはRSRの開発品らしく、既にRSRから発表されているTi2000とは別物らしいです。

LEXONの社長は走りに関しても一級品の技術をお持ちなので、しっかりとした足回りを作ってくれるのではとかなり期待しています。





フロントは安定の吊り下げスタイルで、ISFのリップにかなり近いものを感じますが、新しさを感じるのがリヤ。








フロア下の整流を考えてか、スタビライジングフィンが大きく伸びており、デュフューザーはマフラーを囲むように取り付けられています。


この造詣はかなりかっこいいです…。
実際に実物で見ると存在感がかなり際立ちます。


スタイリング的には正直かなり自分の好みです。

今回はボディ同色での展示でしたが、これがカーボンになると、僕のカーボンパッケージともマッチングしてすごくいいと思います。



③TRD CCS CONCEPT





正直、今回一番大きな衝撃を受けたのがこのCCS CONCEPTです。





フロントのリップスポイラーはもちろんカーボンなのですが、左右分割の3枚構成になっています






衝撃なのはリップの真ん中に当たる部分。これがフロア全体を平面にして空気の流れをスムーズにする役目を担っています。



実際に車体正面から下にもぐりこんで撮影するとこんな感じ。

ちょっとコンビニに入るのが怖くなるくらいのカーボンです(爆)

これはまさにLFAと同じ考え方の作りこみ。

元々RCFのフロアはフラット面が多いですが、それをさらに高めて徹底的な空力効果を狙います。








そしてリアのデフューザー部分ももちろんドライカーボン。
これも徹底的に空力を追求し、フロアのかなり奥の方までフィンが伸びています。

ちなみにマフラーはセンターから作り直し。
4本出しの台形形状をすこし広がりを少なくしています。
かなり抜けが良くなる分、馬力も多少アップするとの事。





リアウイングは純正よりも大型化。
今回はGTウイングではなく、デフォルトの可変式ウイングを大きくすることでダウンフォースを得られるように設計されたそうです。





このウイングの裏には「F」の刻印が入っており、所有欲をくすぐります…。



僕のiPhoneの画質では全く写ってないですが…(爆)



RCFのスタイリングを壊すことなく、戦闘力アップが図られています。





エンジンカバーもフルカーボン。

単純にカバーだけフルカーボンではなく、純正ではブレースになっている部分も剛性を失わないようにプレス成型で作って軽量化。

フロントヘビーなRCFの重量をさらに軽くします。




【tomoの勝手な感想】


今回、オートサロンには結構たくさんのRCFが出展されていました。

上記の3社以外にも、RCFを展示していた会社はいくつかあったと思います。

それぞれ個性があり、コダワリをもって作成されているし、素晴らしいことだと思います。

RCFオーナーとしてアフターマーケットが活況になり選択肢が増えることは喜ばしいことです。

しかし…正直同じようなものが多すぎる、ということも現実としてあります。


まだ開発期間が発売から間もないということもありますが、どの会社も

1.少し車高を下げ(まだ足を開発する時間がなかったから少ししか下げられない)
2.スポーティなアルミを履き(RyasのVOLKを中心としたスポーティアフターホイールで)
3.フロントリップ&リアデュフューザーを取り付けて出展



多少のデザインの差はあるにせよ、RCFそのもののデザインが完成度が高いため、それほど奇抜なアイテムが出てくることもなく、やはり各社同じようなエアロが出てきている、というのが正直な感想です。


そこに対して、他者との差別化を図るには、「明確なコンセプト」が必要です。







今回はTRDという、メーカー直系WORKSのすごさを改めて見せ付けられました。

TRDのコンセプトは明確です


「より速く走るために」


一般道・高速・峠・サーキットを1台のクルマでシームレスに走れるという、「F」のコンセプトにさらに磨きをかける。

Trackでの結果を上げるための変更を、ドライカーボンを中心とした機能美に落とし込む。


コレを行うにはやはり巨額の開発費用が必要です。普通のエアロパーツメーカーに、サーキットを走りこんでデザインを煮詰めるなどということは現実的には出来ないでしょう。

せいぜい1,2度走って「しっかりついてるな」「違和感無いな」を確認する程度かと思います。


そこがTRDの大きな強みだと、今回改めて知ることができました。

1枚目の画像を見ていただくと分かるとおり、手の入っていない部分は無いのではないかというほど、車の構成部品の殆どに手が入っています。


他のパーツメーカが悪い、というわけではなく、やはりメーカー直系WORKSの「優位性と明確なコンセプト」を改めて見せ付けられた思いです。


僕は今のRCFに対するアフターパーツを見渡すと、TRDを選ばない選択肢は無いと思いました。


























予算が許せば…ですけどね(爆)
Posted at 2015/01/12 07:55:26

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