その12（取付編①）の続きです。
https://minkara.carview.co.jp/userid/2349356/car/1859486/4450366/note.aspx

ウェイブクリップを外すと車体側のブラケットから離れるのでブレーキパイプごと少し上に持ち上げてブレーキホースの矢印の部分を17㎜の片口スパナで押さえてフレアナットを10㎜のフレアナットレンチで緩めます。
これ、かなり固いです。

緩んだらブレーキフルードが漏れてきますが構わず緩めていきます。
緩め切るとブレーキホースが抜けます。

写真上側はまだウェイブクリップが付いた状態で下側はブレーキホースを外した状態

純正ブレーキホースが抜けたら素早く交換するホースをブレーキパイプに接続します。
手で回らなくなるまでフレアナットを締めてから、外した時と同様の手順で締め付けます。15N•mです。フレアナットレンチにトルクレンチが差せるタイプのやつがあります。

純正キャリパーを外す前にホースの取り回しを確認しておけばスムーズです。

ブレーキフルードは塗装を侵すので接続後に水をかけておきます。


その後ウェイブクリップを元に戻します。
手で差し込んでハンマーや工具の反対側で叩くと簡単です。

写真はウェイブクリップをつける前です。

中間の固定をする前にキャリパーのエア切りをします。

ブリーダースクリューのゴムキャップを外して8㎜のメガネをはめて、ブリーダーのホースを繋いでエア切りをします。ブレーキペダルを踏んだ状態で緩めてフルードが流れなくなったら締めてまた繰り返します。
この間にリザーブタンクのフルードが空にならない様に継ぎ足します。
エアが出なくなったら終了です。

この作業後に全体的に水をかけておきます。

中間固定の部分です。

固定用のブラケットを両サイドのゴムホースとクランプで固定することで自由に動かせる様にになっています。
ゴムホースの上にクランプを固定する仕様です。

中間固定様のブレーキホースのブラケットをサスペンションのブラケットにボルトで固定します。12㎜のソケットで33N•m（車庫調の取説に記載あり）で締め付けます。

その後エンジンを掛けてステアリングを左右に切って無理のない取り回しになる様に中間のブラケットを調整して固定します。

写真は固定後

最後に全体的に水をかけてエアーで水を切りブリーダースクリューにゴムキャップを取り付けてボルトの締め忘れがないか今一度チェックをして完了です。

ビフォーアフター

完成！