まとめ記事(コンテンツ)

2017/12/08

R-2にヤラレタ 第8話

シトロエン2CV乗りだった私が、いかにしてR-2を持つに至ったか、

「R-2の魅力」という視点からダラダラと記す連続企画?

峠での試乗は続きます

「ヤラレタ話いつも楽しみです」との過分なるメッセージを頂き、少々舞い上がっております。


調子に乗って 第8話 デス



ヒマ潰しにどうぞー


・・・

リアエンジン車の、これまで経験したことのない制動の感覚(第7話参照)にヤラレてしまった私。

後続車がなく、同乗者もいないのを良いことに、下りのブレーキ我慢&急制動大会を一人で賑々しく?開催。

初心を忘れて、ダウンヒルー

そこに、先輩諸氏の天の声が。
「フェードしまっせー」

おお!すっかり忘れていた。
ブレーキ実験はほどほどにして、シフトダウンしなきゃね。


R-2の各ギアの許容最高速度(第6話参照)
一速30Km
二速50Km
三速80Km

シフトダウンの時こそ、オーバーレブに気をつけなければ。特にセカンドは。

スロットルワークで下るコーナーもまた楽し。アウトで加速が効くのでまた速くなる。とは言っても制限速度内(笑)

エンジンに「過給器」はないが、排気音が「やる器」をブーストアップ!

試乗コースは、道路付け替えにより旧道となった峠道のため、新道も使えばグルグルと周回出来る。

もう、ね、グルグルですう(意味不明)。


2度目となる今回の試乗、そもそもは、登りのパワー不足を認識して、一度冷静になるため、だったはず。
みなさんの期待を裏切る事なく、完全にヤラレてます。




・・・



ところで、試乗は6月だったのですが、北海道も温暖化の影響を受け、近年は暑い日が増えています。この日も確か30℃くらい。

R-2は、サイドの三角窓の代わりに、インパネセンターに上下2段のベンチレーションシステム=手動開閉式の換気口みたいなものが、ついています。

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シトロエン2CVも、フロントウインドウ下の換気口が開けられる仕組みでした。
しかし真夏は、丸めた軍手でヒーターダクトを塞ぐという、古(いにしえ)の儀式(笑)をもってしても、エンジンの熱気が輻射熱のように前から伝わって来て、換気口はあまり役に立たない感じでした。

一方、R-2のベンチレーションシステムは、バルクヘッドの中で換気口が開く仕組みで、外から開口部は見えません。

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雨天でも車内に水が入らないよう、形状が上手く工夫されています。ここはスバル360からの改良点かもしれません(※)。

※ ただし、このフロントの水抜き機構が、バルクヘッド、センタートンネル、フェンダー、トランク床の錆の原因となっていることは、みんカラ先輩の貴重な経験(人柱?)によって白日の下にさらされていることも、また、確かなわけで。



まあ、とにかく、ベンチレーターを開いて走ると大量の外気が入って来る。特に下段が秀逸。
2CVだと熱が溜まってしまいそうな足元、膝周りなどの下半身に、猛烈に風が当たる。

しかも、エンジンが後ろにあるので、熱は車内に入ってこないし、バルクヘッドを通して入って来る風の涼しいこと涼しいこと!

(今回のヤラレたポイントは、意外にもココ。だって、ものすごく快適なんだもの)


北海道という地域性もありますが、走っている分にはエアコン要りません!

ただ、停車した時のために扇風機は欲しいかな。


扇風機だけに
Fan to drive ってか? トヨタさん。

・・・

お後がよろしいようで(※)


※元々は、寄席で噺家がサゲのあとに言う最後の一言。意訳すれば「次の人が高座に上がる準備が整ったようです」



てなわけで、言ったからには、


お後に


つづく



Posted at 2017/12/08 07:03:18

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