まとめ記事(コンテンツ)

2017/12/22

R-2にヤラレタ 第10話

シトロエン2CV乗りだった私が、いかにしてR-2を持つに至ったか、

「R-2の魅力」という視点からダラダラと記す連続企画?


ついに話数は二桁の領域へ
第10話 デス



ヒマ潰しにどうぞー


・・・

私が感じたR-2の魅力は

「手が届くしあわせ」

の一言にに集約される気がしています。



1 手が届く走行性能

前回ブログをご覧くださいませ



2 手が届く設計思想

R–2のご先祖様スバル360は、旧軽自動車規格の限られた枠の中で、誰もなし得なかった大人4人が乗って走れる乗用車を「小さいから」「安いから」の言い訳無しに、しっかりと成立させていました。

駆動方式、サス、ステアリングなど各種メカニズムの構造、材の選定や使い方、パッケージング、ボディ形状や細部デザイン

全てに必然性があり、意味のないものが一つもない。逆に、どれ一つ欠けても成立しない技術の集大成、究極のバランス。

R–2は、そんな偉大なる機械遺産をルーツに持ち、360が12年かけて熟成させた数々の改良点をすべて吸収し、かつ、12年かけて直せなかった課題の答えを引っさげ、満を持してデビューした、新しいのに完成度が高いモデル!

何もないゼロからでは、決して生まれることのなかったであろう稀有な一台。

完成された工業製品として、どの部分を見ても、なぜそのようになっているのかが想像できる、想像したくなる、思考の「手が届くしあわせ」

ああ、美は細部に宿る・・・



3 手が届く経済性

R–2は、上記1、2のような素晴らしい魅力を持っているにもかかわらず、ご先祖様が偉大過ぎて、その存在が目立っていません。

人気も必然とスバル360に集中し、R–2は、SSなど一部のスポーツモデルを除き、比較的低廉な価格で取引されているようです。幸か不幸か、私も「手が届くしあわせ」の恩恵に与かりました。

R–2は、生産期間3年程度と短かったにも関わらず、タマ数が多いので探せば意外に見つかります。
しかし、もうすぐデビュー50周年。半世紀近い時の流れには贖えず、程度が良いものは限られてきているようです。


・・・




さて、連載10回を数えた「R–2にヤラレタ」も、総括っぽい雰囲気をプンプンと漂わせてまいりました。


みんカラ登録の100人近いR–2ユーザーに。
今、R–2を探そうとされている貴兄に。
R–2をまったく知らなかったあなたに。

そして、このページを訪れてくださったすべての方に。

拙い表現ですが、何か感じて頂ければうれしいなあと、思っています。







ついに、ついに、連載終了か?










しかし












つづく



実はこの連載、気を付けていたことが一つあります。

それは、ウチのR–2というレンズを通しつつ、できるだけR–2全体に共通する魅力を探そう、ということです。

ウチのR–2の個体に起因する魅力やディテールは、極力排しておくことで、R–2というモノの紹介に繋がれば。

(うまく守れなかったこともありましたが)



でも、次回から解禁します!!



第ニ章は
親バカっぷり、オーナーの自己満足っぷりを紹介していこうかと思っています(笑)

(第二章って、高橋ジョージの「ロード」じゃないんだから、と、1人ツッコミ)

でも今は冬眠中。年末年始の慌ただしさもあり、更新は不定期になるかと思います。

よろしくお願い申し上げます。m(_ _)m
Posted at 2017/12/22 07:09:12

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