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2018/05/30

REDEEMER OF SOULS 「贖罪の化身」('14)

REDEEMER OF SOULS 「贖罪の化身」('14)
KKが若返った!?いえ、それリッチーです♪「現代Priest」本格スタート!


前作後のツアーを最後にK.K.ダウニングがバンドを離れ(引退)、本作からはリッチー・フォークナーなる後任ギタリストと交代しました。

前作ノストラダムスが自分的に完全にダメだったことや、KKの脱退&交代劇もあって本作を聴くにあたっては期待半分・不安半分といった心持ちでしたが聴いてみたら普通のメタルの音だったのでホッとした思い出があります。

そして新加入したリッチー・フォークナーなるギタリストなのですが、「あなた、元々KKのフォロワーだったでしょ?」というのが一目見て丸わかりなくらいに若かりし頃のKKにそっくりなルックスの人物で当然ギターもVシェイプを愛用というふうに、見た目的には何の違和感も無く極々自然にバンドに溶け込んでおります。
(そこだけタイムスリップしたみたいな違和感はありますが、人が変わった感は無いですねw)

という感じに、見た目はバッチリ!メンバーチェンジ大成功♪といった具合なのですが、音的にいえばKKとリッチーとではプレイの質感がかなり異なっていて、あぁやっぱり人が変わったんだなぁということを思い知らされます。具体的にはリッチーは音の粒立ちが良くKKやグレンに比べてギターの音のエッジがくっきりと聴こえるというのが一つと、ソロプレイが流麗になったもののクールさでいえば個人的にはKKのプレイの方が全体的に音の選び方(特にフレーズの最後の閉め方)がカッコ良い!リッチーのソロ終わりの音は少々トロく感じるというのがもう一つ。

また、ソングライティングの部分でもリッチーがどれほどの影響を及ぼしているかは分かりませんが、ギターサウンドが一気に現代的な音に寄ったことも手伝ってバンド全体の音像も現代的なものへと変化しました。

そして、これまでスタジオ盤ではほとんど衰えを見せなかったロブさんのVoが、ここに来て加齢による若干の衰えを隠せなくなってきたというのも特筆点でしょうか。さらにグレンのギターも、元々そんなにくっきり弾く人ではなかったことにプラスして、リッチーのくっきりハッキリなプレイと対照的に、これまで以上にぼやっとしたイメージに聴こえちゃいますしね。バンド全体としての音像がくっきりしてきた分、各パートのごまかしが効かないようになってきた感じでしょうか。

まぁ、2人とも60歳オーバーのお爺ちゃんということを考えれば、これだけ今風の音をこのクオリティで発信できるということは物凄いことなんですけどね。

普通に良質なメタルアルバムだと思います♪
Posted at 2018/05/30 20:03:31

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