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2017/02/12

ボッシュ純正30Aオルタネータを軽自動車用デンソー65Aオルタに交換

カテゴリ : 電装系 > 電装パーツ > 取付・交換

1
純正ボッシュの30Aオルタネータ。左ハンドルの場合には、右側にオルタをつけてベルトの張力調整幅が五センチくらいある。右ハンドルの場合はステアリングラックが邪魔なのでオルタは左につける。

ところがクーラーコンプレッサーをつける場合には左側につけるので、オルタは右につけざるを得ない。そうすると調整幅が1センチしかなくなってしまう。テンションをかけると1センチくらい伸びるので、すぐに滑るようになってしまう。

しかも30Aの発電機は1960年代当時としては十分だが、ヘッドライト強化、エアコンの電動ファン、オーディオ、ラリーフォグなどをつけると充電量が不足する。

解決策は小型の高出力オルタネータをつけること。
2
オルタ自身は、日本の軽自動車用の物が高性能で小型で、回転抵抗も非常に小さい。この商品はリビルト品を高出力化して軽量プーリーにしてしかも13800円とかの価格。
3
ボルボ120系の先輩たちもこの製品をよく使っているというので、情報収集。イグニッションランプがつかないという問題があるようだが、そのうち解決できるだろう。→この記事を書いたあとで調査と実験をして解決したので下に書いておきます。
4
50Aの原型を65Aに改良しているとのことで、メーカーにはどのように改造したのかを尋ねてある。
5
調整ボルトは10mmのままで、下側の取り付け軸の方は10mmの穴を12.7mmにドリルで拡大。他には加工無し。

エンジン側のボルトの穴が47年間で錆と油で固まっていたので1/2インチタップを借りてボルトの穴を削るというか綺麗に掃除して、さらにアース接触面を磨く。導電性の良い銅粉入りグリスを塗る。

オルタ側の塗装も削って接触不良なきように準備。

(2017/5/11追補 この製品やアドバンスのブラックオルタなどはリビルド品に塗装してあるのだがネジ穴の中まで塗装が入っていることがある。別途アーシング線を繋ぐか、拙者のようにネジ穴は軽くタップをかける、テンションバー接触面の塗装を削るなどが必要)
6
コネクターはエーモンで購入。黒い方にした。IGにはイグニッションでオンになる配線を、Lにはチャージランプ用の配線をつなぐとのこと。Lは発電する前は励磁コイルへの配線だが始まると12vに上がるのでチャージランプには電流が流れない。IGには逆流防止ダイオードが付いているので発電が始まっても電圧は上がらない。

良くチャージランプがつかないが発電はできると聞くので、下記に実験を。

IG=オルタのIG,L=オルタのL,イグオン=イグニッションオン12v,チャ=チャージランプへの配線
IGにイグオン Lにチャ 発電○ チャージランプ点灯
IGにチャ Lにイグオン 発電○ チャージランプ点かず
IGにイグオンのみ 発電○ チャージランプ点かず
IGにチャのみ 発電○ チャージランプ点かず
Lにチャのみ 発電○ チャージランプ点かず このケースは点いても良さそうなんだけどなあ。
Lにイグオンのみ 発電○ チャージランプ点かず
7
無事点灯。発電が始まると消えます。アイドリングでも13v出ていて、1500回転に上がると15v発電しています。走行中に ヘッドライト、フォグランプ、オーディオ、暖気ファン、ワイパー、クーラー全開しても電圧が落ちなくなりました。

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