アメリカの人は携帯のワイヤレス充電器が好き過ぎると感じます。
モデル３が発売当初からフロントの充電スペースをワイヤレス化する人達がたくさんいました。

最初は市販のワイヤレス充電器を設置してカバーをする様な物から始まり中には
３Ｄプリンターを駆使してオリジナルの物を作る強者まで。
オリジナルのベースと汎用品のワイヤレス充電器をセットにしたキットも売られていましたね。
例えばこんな感じ。
EVANNEX

そんな中いち早くオリジナル製品を発表したのが
Jeda
発表当初は『テスラが忘れたワイヤレスパッド』というキャッチコピーで
テスラのロゴを用いたデザインでしたが当然そのままにはならず今のデザインに。
その他の製品を作っていないからかなのか発売開始もかなり予定より遅れて
『そんなところまでテスラの真似しなくてエエんやで』と言われ
発売後も不具合や在庫不足などまさにモデル３と同じ様な産みの苦しみがあったJedaです。
薄くワイヤレス充電が出来ない端末の為に純正と同じ様にコネクタを設置できるのが特徴で
ケーブルは取り外しが可能。
現在モデルＳ、Ｘ用も開発中との事ですが発表、発売時期は未定。
どこまでもテスラライクなベンダーです。

NOMAD
Jedaがそんな中、主にiPhoneなどのスマホ関連の商品を作ってきたNOMADが
モデル３専用のワイヤレスパッドを発表。
元々NOMADが持つシンプルでスタイリッシュなデザインはモデル３によくマッチしており
後発だけに収まりの良さもJeda以上と言われています。
既存メーカーの為、信頼性が高いと考える人もおりjedaの予約者も
NOMADに変更するケースも見られました。
充電の状態を確認出来るLEDが付いているのが特徴で
弱点と言えばケーブルが取り外しできない事とくらいでしょうか。
シンプルなデザインが好きな方は他の製品も琴線に触れる物が多いのではないでしょうか。

Taptes
そしてそんな NOMADそっくりなデザインで価格が半分以下で登場したTaptes。
NOMADを丸パクりか？と言われましたが中身の設計は異なる為ややグレーな存在。
否定する人もいますが、肯定派の意見としては
『アップルやアップル認証品もあればAnkerの様な物もある』
『使う場所や用途が同じなら見た目は似てきて当たり前』
『純正でなければ何を使うかは自己責任だから好きな物を選べば良い』と言ったところ。
その他にも多くのテスラ専用の製品を扱っているので参考になる物も多いです。

有名どころはこの３機種でしょうか。
テスラは一般的なワイヤレス充電器を発売していますが車用はＳやＸ含め用意なし。
設計は比較的容易で発売すれば多少高くても絶対に売れるのにと思いますが何か理由があるのでしょうか？

因みにJedaとNOMADは発売当初はモデル３のUSBポートの出力が低かった為か
急速充電が出来るように別途バッテリーを用意したり、内蔵したりしていましたが
モデル３がソフトウェアの更新で出力が7.5～10W相当に上がった（と言われている）為
今では不要と言われています（NOMADは内蔵バッテリーを省略しました）

日本でどの様に手に入る様になるかはわかりませんが多くの機種がワイヤレス充電に対応しているので手頃な値段で手に入るのであれば便利だと思います。