長野で田植え体験ができると言うので
参加してきました。
田植えなど、生まれてこの方やった事
ありません。
ハスラーで向かいます。








日曜日の朝早く集合なので、毎度のことながら遅刻がとても不安なため、
土曜日のうちに長野県入りしておくことにします。
でもその前に。
山梨と長野の県境にある大弛峠（おおたるみとうげ）に立ち寄りました。


大弛峠に到着。
ここは日本一標高の高い場所にある駐車場です。
車で来ることのできる、2365ｍの日本一標高の高い峠です。
乗鞍や富士山の五合目より標高高い。


東京と神奈川の県境にも大垂水峠（おおたるみとうげ）という同音の峠が
あるのでややこしいですね。


ここから少しの登山で「夢の回廊」という場所に行けますので登ってみます。
適度な運動です。


国師ヶ岳方面に登らず、右の道を進めば20分ほどの登山で夢の回廊に到着。


ここが夢の回廊。
素晴らしい景色！金峰山だけでなく南アルプスもよく見える。


国師ヶ岳まで登らないと残念ながら富士山は見えないけど、
しばらく景色見ながら石に腰かけて2人でぼーっとしてました。
日本は美しいなあ。


あー風が冷たくて気持ちいい。
20分程度だから特に登山の準備もせず、飲料水も持たずに登ったので暑い。
風が冷たくて気持ちいいー。


ちょうどお昼なので、大弛峠にある山小屋で食事にします。
のどもカラカラだし。
ここの山小屋はカレーが美味いと評判です。


中に入って夏野菜カレーを注文。
厨房で作ってた人が今日のカレーはすげーうまそうにできたぞ！と言ってた。
楽しみ。


来ました。美味そう。
家内はこの暑いのに鍋焼きうどんを注文。
ブルーシート屋根の下で撮った写真なので、色が青みがかってうまそうに
見えないかもしれないけど、カレーもうどんも美味かったですよ。
カレーはナスや玉ねぎにんじんがゴロゴロ入ってて、とても素敵な昼食だ。



そのまま長野側の道を降りて妙高方面に向かいます。
大弛峠は山梨側はすべての道がアスファルトできれいなのに、峠から長野側は
いきなり砂利道のダート。
長野の道の駅で日帰り温泉に入り、車中泊して早朝に備えます。




次の日。
参加する友人と待ち合わせて田んぼへ。
農家のおじさんが案内してくれます。
田植え開始です。オープンカーに乗ってはしゃぐ女性2人。


農家の方に田植えの仕方をレクチャーしてもらいます。
苗が浮いてこないように土に深く埋め込むため、2本指が決め手らしい。
初めてなのでちゃんと説明を聞きます。


「浅く埋めて苗が浮いてしまうとダメなんですね！」
「まあそう言っても別に田んぼに適当に苗を投げておいてもちゃんと育つよ」
なるほど！そんなものなのですね！！ｗ


意を決して田んぼに入ります。
ある程度の深さで硬い地面があってそれ以上は沈みません。
農家の方からモンペを借りて田植え開始です。


あ、これは確かに腰を酷使するわ。
昨日軽登山して体ほぐしといてよかった！


参加人数が少なかったので、農家の方が小さな田んぼを選んでくれましたが、
あまりにも田植えが楽しく、終わったあと女性陣が「もっと田植えしたい！」
とねだって、農家の方を困らせます。


「しょうがないな」と言い、農家の方が山菜を取りに連れてってくれました。
すみません、わがままな女性陣で…。
これはネマガリタケを教えてもらってるところ。


短時間でものすごい量の山菜が取れました。
どの本にも、山菜は食べられるだけ採取し乱獲はやめよう、と書いてあるので
遠慮して少ししか採らなかったら、農家のおじさんから
「そんな考えせずにもっと採って行ってくれ、ワラビとか見たら引っこ抜いて
いかないと、どんどん田んぼに侵食して困るんだ。根こそぎ採って行ってくれ。」
と言われました。
なるほど！そんなものなのですね！！ｗ

どうも、自分で得た知識と、現場の常識は違う気がしましたｗ。


自宅に帰ってからはしばらく山菜メニューが続いて飽きましたー。
田植えは超楽しかったです。
また秋になったら稲刈りの予約もしておきました。
農家の方からは甘いと言われそうですが、農業って楽しい！