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まとめ記事(コンテンツ)
宮古から青森まで行ってみた。
目が覚めると、時刻は4時半ころ。いつの間にか途中寄港した八戸を出港済み。全く気がつかなかったな。
この日の日の出時刻は、Siriが言うには5:03頃。進行方向左側の、東の水平線を見ると・・・
日の出は拝めず。残念。綺麗な旭日を見たかったのに。
右手を見ると、三陸の海岸が見えたので、5月のドライブを振り返りながら眺めてみた。
ここは十府ヶ浦海岸の辺りかな。
海岸に見える白く長い構造物が巨大防潮堤ですか。
(※2019.5.19撮影)十府ヶ浦
地上で見ると大規模な防潮堤に見えたけど、海から見ると細い白い線ですな。
津波石のあった羅賀の辺り。
ズームして、右手が羅津、左手が田野畑ですな。ここにも大規模な防潮堤が建設されていて、田野畑の方は・・・
防潮堤の水門上の構造物に三陸鉄道の気動車を模した塗装をしたのがかろうじて分かるな。コンデジの20倍ズームではこんなものか。
(※2019.5.19撮影)羅賀の津波石
(※2019.5.19撮影)田野畑の水門
この辺りが鵜ノ巣断崖かな。
海岸近くの展望台から見ると細かい鋸の歯のようなリアス式海岸だけど、沖から見るとさっぱり分からんな。
(※2019.5.19撮影)鵜ノ巣断崖
ここは田老だな。
ご自慢の巨大防潮堤が2011年の津波で破壊されたのに、懲りずに更に大きな防潮堤を建設中。巨大防潮堤があるから大丈夫なんて住民が高をくくったせいで逃げ遅れて多数犠牲者が発生したんでなかったか?同じ轍を踏むことになると思うんだがねぇ。もっと他に出来ることは無いのかね。
沖からじゃ、震災遺構のたろう観光ホテルは山の陰になって見えないんだな。

(※2019.5.19撮影)破壊された防潮堤の先に見えるたろう観光ホテル
田老を過ぎると宮古はもうすぐですよ。
・・・何か建ってるな。
これが浄土ヶ浜かな。5月のドライブでは日没タイムアウトで見られなかったんだよな。
ほぉ、こういうところなのか。
宮古の街が見えてきましたよ。向かって右手の漁港エリアには巨大なコンクリート壁。グーグルアースで見ると本当に薄っぺらい板だけど、こんなので津波の力に耐えられるのかね。
漁港からは何隻もの漁船がお出迎え・・・なわけないな。時刻は朝の7時を過ぎだけど、こんな時間から漁に出るのか、水揚げを終えてお家に帰るところなのか。
(※2019.5.19撮影)宮古の漁港に建設中の防潮コンクリート壁
何だかいろいろ工事中だねぇ。
向かって左手のフェリーやら貨物やらのエリアにも立派なコンクリート壁。
宮古の街は大きな入り江の途中にあるけど、入り江の奥を見るとまたそこにも巨大な防潮堤が。どれだけ金が掛かってるんだろう。
遠くからも見えていた巨大な煙突。ググってみると、JAのHPに紹介文がありましたよ。
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ラサの煙突
宮古市のシンボル「ラサの煙突」は市街から南方にある小山田地区の通称「煙突山」の山上にそびえ立っています。
この煙突の歴史は古く、昭和14年6月、ラサ工業(株)宮古工場精錬所の創業と同時に完成しました。日本第2位の高さを誇るコンクリート製の大煙突で、高さは160mですが標高90mの「煙突山」の山上にあるため、地上からの高さは250mにもなります。根元の直径は10m、先端は5mと、あまりの大きさのため市内のいたるところから見ることができ、完成当時は「東洋一の大煙突」と呼ばれていました。
太平洋戦争末期の昭和20年8月9,10日。宮古市の同精錬所を初めとした湾岸の施設や湾内停船中の輸送船などが米軍による空襲の標的となり、周辺は焼け野原になるほどの被害を受けました。しかし、この煙突だけは米軍機の度重なる爆撃にも耐え、ついに壊れなかったと伝えられています。
見る人のその時の感情や見る角度、季節、天候、時間によって全く異なる表情を見せる「ラサの煙突」。何でもない風景で、特に気を付けてみることもありませんが、宮古市民にとってなくてはならない煙突です。
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( ´・д・)ヘェー
宮古のゆるキャラ「サーモンくん・みやこちゃん」だそうで。・・・シャケなのか?鮭といえば北海道、なイメージが刷り込まれてる身としては、かなり違和感を感じる。
フェリーターミナル前に、ラグビーワールドカップのロゴとナミビアとフィジーの国旗。近くの釜石で試合があるのは聞いた記憶があるけど、宮古でナミビアとフィジーのチームがキャンプをするそうで。へぇー。
さて、フェリーは予定の7:55より若干早く到着。フェリー会社のHPではフェリーターミナルからのバスは8:15発。バスを待ってしばらく惚けていたんだけれども、発時刻が近づいてもお目当てのバスがやって来る様子が無い。発時刻直前に、いい加減おかしいと思いバス停の時刻表を確認すると、そこには「8:35」の表示が。今年7月31日にダイヤ改正してたんですと。しかも、宮古駅までの所要時間が10分から30分に延びている?何だそりゃ。HP更新しといてくれや。
( ´-д-)・・・貴重な時間を無駄にした。
もう待っていられないと、フェリーターミナルを後にして街へ向かって歩き始める。
敷地を出ると、道路を挟んで向かいに巨大コンクリート壁。よく作ったもんだねぇ。
ところどころに覗き窓が。こんなもの作って、強度は津波に耐えられるのか?
数百m毎に設けられた扉の上にはそれぞれパラボラアンテナが。どうやら、津波警報が発令されちゃったりなんかしたら、自動で閉まるようですよ。
・・・扉が閉まる間際に駆け込んだら、エレベーターみたいに異物を検知して扉が開いたり、電車みたいにちょっと痛い思いをしたり・・・なんてものじゃ済まないだろうなぁ。プチッ♪と逝っちゃうのかな。ガクガク((((((;゚Д゚))))))ブルブル
かといって、閉め出されてただ津波に呑まれるのを待つというのもゾッとするな。
歩き始めて数分たったところで、何やら声が聞こえる。天の声?そんなばかな。車道を見ると、車を停め窓を開けてこちらに声を掛けるオッサンが。
<ヽ`д´>「どこまで行くのよ」
( ´・д・)「宮古駅までですけど」
<ヽ`д´>「乗ってけ!連れてっちゃる」
ご厚意に甘えて乗せてもらって話をしてみると、どうやら度々同様の旅行者を乗せているよう。バスがダイヤ改正で不便になったせいで、歩いて街まで行こうという人が多いみたいだな。やっぱり。
宮古駅前で降ろしてもらい、時刻を確認するとほぼ当初スケジュール通り。なので、当初スケジュール通りに腹ごしらえに出掛けることにする。
ちょろっと歩いて着いたのは「宮古市魚菜市場」。ここなら早い時間から飯にありつけるようで。
中に入ると、いきなり畳の上でくつろぐ大量のジジババ共。・・・もとい、生産者が野菜やら何やらを持ち込んで直接売っているようですよ。値段は見なかったけど、生産者が本気で売ったら、まともに出店している他の店は商売にならないんじゃないだろうか。ちゃんと成り立ってるのかな。
ここで、海鮮丼を提供している丼物の店・・・に入ろうかなと計画段階では思っていたんだけれども、前日のカレーラーメンが重すぎたのか、いまだに食欲が湧かず。普段から朝飯食ってないものな。高い海鮮丼なんて食っても美味しくいただけないだろうと判断、隣で安い定食をいただくことにする。断じて金が惜しくなったわけではない・・・はず。
「朝の刺身定食」(600円)。何だかショボいような気もするけど、まあいいや。ソフトドリンク飲み放題だというので、3杯ほどお代わりして飲んできましたよ。
市場の中には、買ってきた肉や魚介類なんかを焼いていただけるバーベキューコーナーなんてのもありましたよ。金を取られるけど。・・・当然か。
腹ごしらえを済ませて外に出る。マンホールにもシャケの画。ここはシャケの街なのかねぇ。
宮古の駅に戻る。駅裏とを結ぶ自由通路を挟んで右手に三陸鉄道の建物。つい最近まで、三陸鉄道の宮古駅はこの建物だったのが、3月23日の山田線宮古~釜石間の復旧並びに経営移管に伴い、JRの駅にお引っ越ししたそうで。
三陸鉄道が久慈から盛まで直通することに伴う三陸鉄道リアス線へ改名のカウントダウンボード。
JRと三陸鉄道が同居するようになった宮古の駅舎。
改札前から駅舎の外まで続く行列。5月に久慈駅でも、三陸鉄道のホーム上に溢れんばかりの乗車待ち客を見掛けたけど、そんなに人気のある路線なのかね。どこから乗りに来てるんだろ。
団体用改札(?)の辺りに、「東日本大震災の看板」があった。
ここは「線路冠水」だけで済んだのか。それでも電気転轍機やら電気関係は全滅だったんだろうけど。
これから乗るのはこの列車。キハ110形。機会があれば三陸鉄道も乗ってみたいけれども、今回は18きっぱーの旅なので、ひたすらJRの普通列車で移動しますよ。

車内で発車待ちをしていると、隣の線路から三陸鉄道の列車が久慈方面に向けて出て行きましたよ。定期列車のようだけど、頭に何か付けてるな。
列車は定刻に宮古の駅を発車。山田線は・・・青々としているな。
岩泉線の分岐駅だった茂市駅。跨線橋は板で塞がれて使用停止になっていましたよ。
5月に訪れたときは、妙に綺麗な地上の連絡通路を整備しながら古くさい跨線橋を残していることに無駄を感じたけど、やはり跨線橋の方が要らない子だったようで、8月5日から使用停止ですと。
Wikiによれば、去年やっとCTC化されたばかりで、それまで列車交換駅毎に駅員を配置して閉塞の取り扱いをしていたと。この21世紀にまだそんなところがあったんだねぇ。この茂市駅もCTC化に伴い無人駅になったそうで、スロープ付きの連絡通路整備も無人化に向けたバリアフリー対策なんだろうか。
途中駅で交換した「リゾートあすなろ」。山田線でもハイブリッド気動車のリゾートを走らせるんだねぇ。

途中で雨がぱらついてきた。終点盛岡に着いた頃には収まったけど。
盛岡駅の改札を出ると、怪しい人形がお出迎え。わんこそばキャラがヘッドギアを付けてますか。
しかし、ワールドカップまで17日、なんて言われても全然盛り上がってる気がしないな。
遡上するシャケの石像。
盛岡駅前の噴水。ここもシャケの街なんだろうか。
盛岡で次の列車まで時間があったので、駅から離れてちょろっと散歩してみる。
東へ東へ歩いて、石垣の下に到着。

ここは盛岡城跡。南部藩南部氏の居城ですな。
石垣がモッコリ。
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ご注意ください
盛岡城跡の吹上門下の石垣は、築城後長年を経たこともあり、ご覧のように大きく孕み出していることから、大きな地震の際には崩落の危険性があります。このことから、盛岡市では令和元年度中にワイヤーネット等による養生工事を行うこととしておりますが、突発的な崩落の可能性もあることから、通行に当たってはご注意ください。
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ワイヤーネットねぇ。本格的に直すとなると、いったん石垣を全部撤去して、一から積み直すしか無いのかな。なんまら金掛かるんだろうな。
本丸の石垣。
本丸跡。中央に立派な台座。日露戦争で戦死した南部さんの銅像が建立されていたのに、大東亜戦争中に供出されてそれっきりなんですと。
発掘作業中の一画。
何か面白いものが見つかったりするのかしら。
「三の丸北西部の北面及び西面石垣の傷みが著しいことから、令和三年度にかけて石垣の解体修復工事を予定しております」だそうですよ。
膨らんでるねぇ。
南部さんを祀ってる桜山神社。
裏手にでっかい烏帽子岩。本当に烏帽子みたいな格好をしてるんだねぇ。
神社に奉納されたものなのか、石像が幾つか並んでいましたよ。
立派な石像だねぇ。天を穿つ力強さだねぇ。
こっち側が城の正面なんだね。
( ´・ω・)
そろそろ腹が減ってきたので、盛岡らしくじゃじゃ麺の店に吸い込まれてみる。
「盛岡じゃじゃ麺(中)」(600円)。この店では少し残して生卵を入れた後、店員に汁を入れてもらってかき混ぜていただく、なんてことをやってたけど、これは一般的なんだろうか。
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『青春18きっぷ』ご利用のお客様へ
盛岡~八戸間[IGRいわて銀河鉄道・青い森鉄道(目時~八戸)]は、
『青春18きっぷ』でご乗車できません。
別途乗車券をお求めください。
◇JR花輪線直通列車(大館方面行き)をご利用の場合・・・
盛岡~好摩間(大人片道650円)の乗車券をお求め下さい。
◇八戸行き(青い森鉄道線直通列車)をご利用の場合・・・
盛岡~八戸間(大人片道3,040円)の乗車券をお求め下さい
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ここが18きっぷで乗れないのがガンだよなぁ。花輪線に乗りたくても、盛岡~好摩間で650円も払うのは阿呆くさいし。
JR花輪線の列車はみんなIGRの線路を走るから、IGRの改札を通らなければ乗れないのね。
( ´・3・)むぅ。
お次に乗る列車はこいつ。
運転士は見習いなのか。指導操縦者らしい乗員もいたので、前面展望の撮影は諦めることに。
( ´・3・)むぅ。
この辺りを撮ってみたかったんだけどねぇ。
標準軌の田沢湖線が、狭軌のIGR(旧東北線)とお別れし高架上へ。頭上の新幹線高架からも秋田新幹線の高架が分岐して田沢湖線へ向かって延びる。
ここで田沢湖線に秋田新幹線の列車が入ってくるのね。
次の駅、大釜進入時に、何か工事をしているのが見えた。
秋田からやって来た秋田新幹線車両は、冬季は床下に大量の雪や氷を抱えて走ってくるんだけれども、東北新幹線区間走行中に氷雪塊を落下させないように、現在は盛岡駅で停車中に人力で着氷雪を落としているんですと。それを今後は、この大釜駅で自動で着氷雪を落とすように、施設を整備するんですと。
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(プレス資料)
https://www.jr-morioka.com/cgi-bin/pdf/press/pdf_1526285985_3.pdf
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北側に線路を一本増設して、そこに「約60度の温水を台車下部より噴射し融雪、噴出量は3分間で約50t」なんて施設を作ると。凄いなぁ。
田沢湖駅。ホーム上に何かがあったけど、何なんだろ。ねぷたみたいなものなんだろうか。
線路外からポイントに向けて延びる何本もの太いパイプ。何なんだろう。冬季のポイント融雪のための施設ではあるんだろうけど。
終点大曲。標準軌の線路は、ここでスイッチバックして更に秋田方面へ延びる。
「JAPAN RED」
駅舎内の装飾。幾つもぶら下がるタマタマは、打ち上げ花火をイメージしてるのかしら。
ベンチか・・・と思ったら、三線軌条のサンプル。ちょうど座りたいところに置いてあるんだよな。( ´・3・)むぅ。
駅舎。向かって右側に、打ち上げ花火っぽい電飾。花火しか売りが無いのか。
それでも、売りがあるだけ大したものか。
駅構内売店の土産物コーナー。「秋田犬の鼻くそ」って・・・。
「院内系」「田沢系」・・・き電の区分が番線によって違うのか。田沢湖線も、架線電圧は在来線の2万Vだよね。
大曲からは秋田行きに乗車。
ところどころで激しい雨。厭らしい天気だな。
秋田で腹ごしらえ。
「比内地鶏の親子丼と冷やしそばのセット」(1100円)。
( ´-д-)ん~、比内地鶏と他の鶏との違いが分からん。
秋田駅構内のポスター。
ガクガク((((((;゚Д゚))))))ブルブル わんこが刃物を持った化け物に取り囲まれている!
この日は青森まで移動。
青森で一泊。
( ´・ω・)移動ばかりの一日だったな。
~ 続く ~
イイね!0件
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