まとめ記事(コンテンツ)

2019/08/20

新型電気式気動車に乗る旅。


 二日目の朝、6時頃に起床し行動開始。外を見ると・・・雨だ。

 かなり良い降りだ。



 十数分歩いて秋田駅に到着。靴はすっかり濡れ濡れ。足が気持ち悪い。素直にタクシーを拾うべきだったか。

 羽越線を走る列車に乗り込む。この雨降りでは、前面展望は期待出来ないな。


 通学時間帯のせいか車内は微妙な混み具合。8時を過ぎて車内が空いてきた頃を見計らって、秋田駅で購入していた駅弁(880円)を広げる。

( ´-д-)ロングシートで飯を食うってのはあずましくないよな。



 途中、酒田で乗り換え。現れたのはまさかのキハ47。羽越線は全線電化だろうに。

 飾り気のないサボ。これなら盗難の心配が無いのかな。



 続いて村上で乗り換え。ここは鮭と酒の街なのか?

 時間があるので、駅の外に出てみる。


 駅前でまた腹ごしらえ。「本場印度カレー」の看板とネパール国旗を掲げる店。・・・怪しい。

 本格的なカレーではなく、「時間の無い方のために」らしいカレーライス(500円)を注文。口に入れ、噛んでみると意外な歯触りが。何だこれは。全て平らげ、お代を払おうとすると、店のネパール人(?)から話しかけられた。

<ヽ`∀´>「タケノコとジャガイモはどうでしたか?」

 ・・・タケノコだったのか。どこが本場なんだよ。



 駅に戻ると、次に乗る電車が入ってきた。





 新潟駅は2番ホームに到着。狭い。

 新潟駅は高架化の工事中。


 「国民文化祭」の看板。どんなことをやってるのかさっぱり想像がつかないんだけど。


 新潟駅構内の店。「柿の種チャーハン」ですか。新潟と言えば柿の種なのか?だからといってチャーハンに合うのか?

 「たれかつ丼」。以前フェリーで新潟沖を通過したときに食ったな。

( ´-д-)あれはイマイチだった記憶が・・・。


 ・・・熊?

 ・・・にいがたたん?



 濡れ濡れの靴が気持ち悪いので、靴を買って駅に戻る。

 確か新潟駅は、新幹線ホームから在来線ホームに平面乗り継ぎ出来るようになったんだよな、と在来線5番ホームへ行ってみた。

 ホームの両端付近に乗り換え改札機を設置してるのか。


 見に行ったときは、接続列車が無かったせいか改札機は閉鎖。


 次に乗る列車は信越線。ホームは高架から離れた地上に。延々歩かされるのが面倒くさい。






 列車が新津駅に進入するとき、こんなところで見掛けるとは意外な編成が。あれは、山手線のE235系だよな。

 そして、こちらが今回の旅のお目当ての車。



 新津の駅に到着。ここがとりあえずの目的地。列車が駅に進入すると、こんなところで見掛けるとは思わなかった編成。

 山手線用のE235系11両編成ですよ。大都会東京のど真ん中をグルングルン走り回っているはずの編成を、こんな田舎(失礼)で見掛けると思っていなかったのでちょっと吃驚。





 隣接して車両基地。気動車ばっかり。




 車両基地に近づいてみる。新しく分譲されたらしき住宅地に入り込み、生け垣の隙間から車両を覗き見るのは、傍から見ると不審者のようなのではないだろうか。


( ´・д・) おぉ、GV-E400系だ。


 というわけで、8月19日に営業運転投入されたGV-E400系に乗ってみようというのが今回の旅の目的。さっきのE235系は、総合車両製作所の新津事業所で新製された編成の試運転だったのかな。


 駅に戻る。この日は8月20日。営業運転開始の翌日。当日は何やらセレモニーをやったらしいけど、勤務の都合上来られなかったのが残念。

( ´-ω-)いや、実際のところそれほど気にしてもいないんだけれども。

 しかし、街が何やら騒々しい。何だろうと駅自由通路から駅前を見ると、お祭り騒ぎが見えてきた。何かが駅前の交差点を曲がり、駅から遠ざかっていった。

 追いかけてみると、山車だねぇ。


 駅前には神輿。何だか・・・寂しい。

 駅前にも別の山車が路上駐車。



 まぁ、お目当ては祭ではないので、駅に戻りホーム上に出て列車を待つ。



 お目当ての列車の発車時刻が近づき、編成が入線してくる。




 編成は、GV-E400-2、GV-E402-1、GV-E401-1の3両編成。


 車内に乗り込んで発車を待っていると、向こうから珍しい編成が近づいてきた。East-i D ですな。でも、見慣れた編成とちょと違う。

 キヤE193系編成は北海道にも貸し出されてくるけど、そのときは3両編成。でも、この日は4両で走ってきた。中間には、見慣れないマヤ50なる車両。建築限界測定車か。いろいろ光か何かを出してそうな小窓がいっぱい付いてるねぇ。今はさすがに花魁なんて走ってないか。




 さて、3両編成の前頭はGV-E400-2。更に前側は動台車。電気式気動車らしいモーター音やVVVFインバータ音が録れるかな、なんて思ってたけど、昼間から酔っ払ってるのかでかい声のジジイが五月蠅くて五月蠅くて。

( ´-3-)むぅ。
 五泉駅で行き合い列車遅れのためガッツリ待たされた分はバッサリカットしてますよ。



 車内の様子。ワンマン運転対応。この列車は車掌が乗務してたけれども。

 運転席を見ても、気動車っぽいのか電車っぽいのかよく分からんな。


 客室内に大きく張り出すトイレスペース。(画像は片運転台便所付きのGV-E401)

 無駄に広いとしか思えない。バリアフリーだ何だと言われてるけど、1両編成や2両編成で運転する気動車にまでこれだけのスペースを確保する義務を負わせなきゃならないのかね。ラッシュの時間帯には、絶対に、

<ヽ`∀´>この中にいればゆったり快適ニダ♪ウリは頭が良いニダ♪

なんて用も足さないのに立てこもる周囲からの目が気にならない人非人が出てくるだろ。


 無駄に大きいトイレの他にも、謎の機器室が張り出し、狭い客室内を更に狭くしている。何だこれは。

 トイレのない車両(片運転台便所無しのGV-E402)は客室内は広々。謎の機器室はあるけれども。


 両運転台のGV-E400はトイレの前に優先席と車イススペース。ただでさえ狭いのに派手な床の色で更に猥雑に狭く感じる。



 馬下で折り返し、帰ってきた新津駅構内の線路。なまら青々としている。どこぞの路面電車のように軌道敷に芝生を張ってエコをアピールしているわけでもあるまいに。


 磐越西線の馬下を一往復すると一旦入区。



 次の列車まで時間があったので、新津の街に出てみる。

 駅前の神輿の前が、少し賑やかになってる。

 街では山車が暴走中。さすがにドリフトを決める猛者はいなかったけど。


 道路の真ん中には散水口?この辺りは雪対策に水を撒くのが普通なんだねぇ。暖かいところなんだろうねぇ。

( ´-д-)北海道で道路に水を撒いたら、一発で凍り付いて悲惨なことにしかならないだろうな。

 次から次へと山車がやって来る。


 アーケードな商店街は、軒並みシャッターが閉まってる。平日の火曜日なんだけど、祭だからなのか。

 ここ新津の商店街は、鉄道の街をアピールしているようで、鉄道車両の画が描かれていたり。


 「にいつ鉄道商店街」ですか。

 マンホールは、SLの画に、「花とみどりと石油の里」の字。この辺りに油井があるんだっけか。


 日が暮れて暗くなってくると、祭の雰囲気が盛り上がってくる。



 頃合いを見て駅に戻り、再び現れたGV-E400系に乗ってみる。行程を組んだときには気付かなかったけど、8月下旬にもなれば日没時刻が早くなってるのね。19時近くなるともうすっかり日が暮れちゃってて。



 日が暮れたら前面展望を撮ってられないので、車窓を撮って誤魔化してみることにする。


 ボックス席を選んで座ったら、車体の中央より後ろ寄りでエンジンの真上だったのか、エンジンの音しか聞こえない。モーターやVVVFインバータの電気式気動車ならではな音は聞こえず。残念。それでも、エンジンは発電用のはずなのに、キハ183系の給電エンジンのように常に定格回転数で五月蠅く回ってるというわけでないのは意外だったな。


( ´-д-)もう飽きてきたな。


 折り返し新津へ戻った後は、編成は更に折り返し鼠ヶ関まで行って滞泊だけど、とてもそこまで付き合う気も無いので、とっとと宿を取った街へ向かうことに。

 磐越西線の最終上り列車は気動車の5両編成。意外に大勢乗るのかな?なんて思ってたら、最初は着座定員いっぱいくらいの乗りだったのが、ほんの数駅過ぎた頃には、各車両片手で足りる程度の乗りに。そんなもんだろうな。


 車内の広告。東京オリンピックですか。『「礼」に国境はない。」・・・起源詐称の某国にも、試合終了後にも駄々をこねて結果を受け容れようとしない某国にも当てはまるんだろうか。

 JR東日本中途採用制社員募集・・・受けてみようかな。



 宿を取ったのは喜多方の街。「会津 日本一おいしいお酒が飲める郷宣言」ですか。有名な酒蔵でもあるのかな。


 駅前通は真っ暗。「暗い夜道の一人歩きはキケンです」・・・私もいきなり暴漢<ヽ`∀´>に髪を噛まれ引きずり回されて首や右手に麻痺が残って入院しちゃったりしちゃうのかしら。恐いわー。

ガクガク((((((;゚Д゚))))))ブルブル


 これだけ真っ暗なら、喜多方ラーメンの店なんて開いてないだろうな。



 某楽天トラ●ルで予約を入れた旅館に着くと・・・薄暗い。静かだ。フロントを見ると、婆さんが倚子に座り上を向いて口を開けて死んで・・・いや、寝てた。しかし、なかなか起きる気配がない。・・・本当に生きてるのか?


 わざと物音を立てて荷物を床に置くと、婆さんが生き返・・・いや、ようやく起きた。

 紳士的に名乗り、予約していた旨を告げると、

<ヽ`д´>「じゃ●ん?●天で?部屋は空いてるけど・・・」

 予約が通ってないのか?今回多分初めて「旅館」なるものを利用してみたけど、世の旅館というものは皆こうなんだろうか。

(;´・д・)何だか不安だな・・・。


~ 続く ~

Posted at 2019/08/29 07:50:30

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