まとめ記事(コンテンツ)

2019/07/21

市町村名の頭文字追跡巡行(「あ行」編の4/完結)

3日前にUPした「「あ行」編の3」の続きです。

台風接近の影響もあって、ここ1週間ほど雨が続いている九州地方ですが、7月15日の「海の日」は、梅雨の谷間の青空が顔をのぞかせてくれました。あぁ、ありがたやー。

…という感じで、ウキウキ気分で「あ行」最後のポイントである「お」の自治体に向けて、早朝から車を走らせることにします。「え」のえびの市を発って福岡市に向けて帰還する際に立ち寄る「お」としてふさわしいところはどこかいなー、と考えながらの出発でした♪



そんな道程で、まず最初に目指したのは、国道268号に沿って流れる川内川(せんだいがわ)沿いで異様に映える佇まいを見せる、コカ・コーラの工場です。一度じっくり見てみたかったんですよねー。…ま、堪能できたのは外観だけでしたけど。




敷地内には格好いいデモカーも。シルビアですかね。イカシテます♪



えびの市の奥に広がる山々の谷間で生まれ、川として雄大な流れをなすまでに育った川内川上流の、きれいなお水を大掛かりな取水口から汲み入れて工場の用水として利用しているようです。素敵にさわやかな清涼飲料をこれからも提供してくださいー。




…と、川の流れに癒されていたら、近くに名水があることを思い出しました。かつて名水百選に選定された「丸池」の湧水です。所在地は隣の鹿児島県湧水町ですが、ちょうど国道268号を経て国道3号に至る道すがらですから、ここは是非見ておきましょう、ということで。ここに立ち寄るのは、高校生の頃以来です。




この「丸池」ってば、湧水町のJR栗野駅のすぐ裏に整備された公園内ありますんで、とってもアクセス良好なんですよ。





さくっと駅裏に回ると駐車場がありますんで、愛車を停めてちょっと公園散策を。




園内に歩き出すと、すぐに目に飛び込んできたのは、醒めるように澄んだほの青い湧水の流れと、レンガ造りのおしゃれな橋。…と、可愛らしいイトトンボさん。





そして、その奥に広がるのが大きな池「丸池」です。




池の最深部には水汲み場もあるんで、ちょっと飲ませてもらいました。朝から冷えた水を体内に取り入れると…しゃきっとして目が覚めますねぇ♪




いい感じに満足したら公園を後にし、国道268号を伊佐市経由で水俣市方面へと向かいます。前日に通過してきた国道447号とはうって変わって、こちらはとっても快適な山間路です。





あまりにも快適で、ちょっと単調になってきたので、すかさず寄り道してみます。看板が目を引いた「楠本川渓流自然公園」へ、ふらっと。





ここのメインはキャンプ場のようですね。





管理棟の奥に楠本川の渓流があるようですんで、てくてくと5‐6分ほど歩いてみます。丁寧に管理された杉林から差し込む朝日がきれいで、ますます目が覚めます♪





そうしてたどり着いたるが、楠本川のほとり。さすがに雨後で水量も豊富だったということで、なかなかに迫力のある流れを見せてくれていました。





もう少し奥のほうまで歩いて行けそうだったので、さらに立ち入ってみます。





ついでに、動いている絵も載っけちゃいます。うーん、すがすがしい♪



再び国道268号に戻って伊佐市内で快走を続けていると、水俣市の香りがする標示が出てき始めました。あと少しで、国道3号に合流できます。



だがしかし、時間はまだまだ朝の8時半です。このまま伊佐市を通過してしまうのはもったいないということで、がんがん寄り道していきます。(笑




次に訪れたのは、戦国最強と名高い島津家中でも猛将で鳴らした「新納忠元公」を祭った神社です。その名も「忠元神社」。時期になると桜がきれいな忠元公園の奥に鎮座しています。江戸末期の天保の頃に創建されたお社です。






恥ずかしながら、ここで新納家の家紋をはじめて覚えました。こんなんなんか。






今の世でも…というか、今の自分が意識すべきことがびっちり並んだ「二才咄格式定目」の教えをしっかりと心に刻んだら、次の寄道スポットへ。



昭和の時代とともに幕を閉じた国鉄・宮之城線の跡に整備された県道を通って向かった先は、鉄道公園と一緒に整備されている「大口ふれあいセンター」です。いわゆる地域の文化ホール的な建物なんですが、ここの4階には「薩摩大口駅」や旧国鉄がらみの記録展示があるんで、20年ぶりくらいに再訪してみたところです。






綺麗なホールを抜けてエレベータで4階に上がっていくと…いきなり締め出されます。(笑)歴史資料館を訪れる際は、必ず1階の受付で見学を申し込みましょう。




受付後に鍵を開けてもらって案内された資料館は、鉄道コーナーと土地の風俗風習、新納忠元の歴史コーナーの3部構成になっています。







もう、貸し切りなので存分に満喫しちゃうことに♪








そうこうしていたら、もういい時間です。急いで国道3号方面へ。この辺は地域の国道が3本も集中しているところなので、道路標示も若干気持ち悪いことになりますが、間違えないように。(笑)




ここで間違わないように国道268号をトレースすると、次の経由地・国道3号の水俣市まではあと20数キロの1本道です。さくっと走破していきます。






というわけで、無事に国道3号に合流です。いやー、気持ちのいい道路でした。





今回は、折角なので「湯の児温泉」にでも…と一瞬だけ思ったんですが、この後の行程を考えて、端折っちゃいました。代わりに向かうは、海です。





細い住宅街の生活道路を抜けて、小さくて可愛らしい「梅戸港」を抜けた先には、水俣湾と連なる東シナ海が広がっていました。天気もいいし、よき風景なり♪




そうして海風に吹かれてまったりしていると、時刻は間もなく11時に差し掛かってきたので、再び市街地方面へと戻ります。




今回のお昼は、水俣市街地のど真ん中で営業する「M's CITY」(えむずシティ/寿屋跡地)5階にあるバイキング処「スカイレストランえむず」さんでいただくことにします。なんだか、Webでもの凄く評判が良かったもので♪





屋上庭園がちょっと残念な感じになってはいましたが、見晴らしも良く、いい気分で食事にありつくことができます。






開店直後のスタートダッシュから混雑気味な店内には、7-80種類くらいのメニューが並んでいます。これで850円(お代わり不可コースであれば650円!)というのは、かんなりお得♪当然、お代わりして満腹になるまで堪能しちゃいます。





地場の生協が運営しているだけあって、お野菜豊富の健康的なバイキングですねー。しかも、11時の開店から最長4時間も滞在できてこの価格。…神ですね。



というわけで、これ以上プラプラしていると永遠に帰りそうにないので、意を決してお店を出ます。ごちそうさま♪




ときに、最後の「お」の自治体は、福岡県の「大川市」に決めました。何故かというと、帰り道の途中にあって都合がいいから。(笑)なので、高速道でガンガン北上をかけていきます。満腹になった後は、眠気との戦いですんでとにかく急ぎます。はたして、無事に熊本県を縦断して、明るいうちに大川市役所までたどりつけるでしょうか。






さすがにこの日は三連休の最終日ということもあってか、お昼過ぎから九州道の上り線はあちこちでスローダウンが見られますが…何とかかんとか福岡県境を超えて、大牟田市の有明海沿岸道路まで到着。ここから一気に大川市役所まで特攻です!!






気持ちよく突き抜けた晴れの空の下、若干混雑が煩わしかった沿岸道路を大川東IC(終点)で降りたら、大川市の市役所はもうすぐそこです。





という流れで、実にスムーズに「大川市役所」に到着しました!




なんか、若干「移転した後の旧庁舎」感がぬぐえないところはありますが、ここが本庁舎で間違いないはずです。(よね?





そんな感じで、1泊2日かけて「市町村名の頭文字追跡巡行(「あ行」編)」を見事にコンプリート致しました!走行距離は、おおよそ740キロでした。




で、道程のBGMはTHE ALFEEと西脇唯。西脇唯は5回転以上聴きました。(笑)



さて、お次は「か行」です。コンパクトにまとめる予定です♪



それでは、長いことお付き合いただきましてありがとうございました。皆様がお住まいの街にも、いつかきっと訪れます。その時は、よろしくお願いします♪


Posted at 2019/07/21 15:04:21

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