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まとめ記事(コンテンツ)
しげ爺太さん
2019/08/04
市町村名の頭文字追跡巡行(「か行」編の1)
梅雨明け早々に酷い暑さとともにやってきた夏本番の、刺すほどに強い日差しにあてられて若干バテバテ気味の今日この頃ですが、気がつくと2週間ほどblogをさぼっていたようですので…とりあえず、久しぶりに愛車のエンジンに火を入れてひとっ走りしてきたところです。
すこぶる好調な「白い嘘星」くんの状態に思わず笑みを浮かべながら、来月までにはオイル交換しようかなぁ、なんて思いつつ、気がつけば10時間で300キロほどを順調に走って、「市町村名の頭文字・か行」を「かきくけこ順」に巡ってきましたんで、そのレポを。

※頭文字追跡巡行ってなに?という方は こちら をご覧ください。
それにしても今回の「か行」の軌跡は、美しくないです。(笑)近場でコンパクトに廻ろうと考えるのは、金輪際やめにします。…山だらけで、みどころもあんまり詰め込めないし。

…というわけで、8月3日のよく晴れた朝8時に、まずは福岡市から東のほうに走り出しました。混雑が予想されるのでもう少し早く出たかったものの、洗濯やら花壇への水やりやらしたりしていたら遅くなっちゃってですねー。><;


いつかは志免町の炭鉱遺構もちゃんと見学しなきゃなーとか、おぉ!楽しそうな居酒屋あるじゃん、とか考えながら、県道を駆使して国道201号・八木山BPに向けて疾走していきます。




ちなみに、福岡県の北部中部には「か」の自治体が豊富です。とりあえず今回は近場の「春日市」も「糟屋町」もスルーしつつ、面白そうな「嘉麻市」も、パンで有名な「川崎町」もパスして、国道201号をずんずんと東進していきます。



んで、1時間ほど走って到達したのは国道沿線の巨大な採掘工場が目を引く田川郡の「香春町」(かわらまち)です。つい先日、ドライブインでうどんを堪能した地ですね。

今回の巡行で痛感したのは、(福岡県だけかもしれませんが)町村の役場は標識での場所案内も貧弱で、なかなか探すのが面倒だということ。直前になるまで何の案内もないのが普通なので、無駄に迷っちゃいました。


ともあれ、なんとか「か行」最初の自治体の「香春町役場」に到着です。


実は、香春町に来たのにはちょっとだけ理由があります。ずいぶんと長いこと気になっていた「河内王の墓」(河内王陵)というのを一度見ておきたくて。

河内王というのは飛鳥時代と奈良時代の境目辺りに太宰府に派遣されてきた皇族の一人のようですが、wikipediaの記事を読めば読むほど、出自がよくわからなくなる御仁です。ただ、お墓(王陵)自体はいまでも宮内庁が管理していますんで、日本史上重要な方であることは確かなようです。




王陵から見渡す香春町の田園風景は、なぜだか異様に美しく感じられ、しばしボーっと見とれてしまいました。これは絵になりますね。いつか死ぬなら、こんなところで死にたいっす。(笑

河内王とその奥さんだった「手持女王」(たもちのひめみこ)との悲哀の歌は、万葉集にも収められています。なんでも、太宰府に赴任してきて僅か4年ほどで河内王は没したようで。菅原道真公が太宰府に派遣された(西暦)901年から遡ること200年ほど昔の出来事です。

そんな由来もあり、お隣の「鏡山大神社」は「恋愛成就のスポット」としても売り出しているようです。こちらの神社自体は、神巧皇后が朝鮮半島を攻めた三韓征伐の際に戦勝を祈念したという(唐津市の鏡神社と同じ)伝説が残る、威厳あるお社なんですけどね。



とりあえず、お賽銭箱がなかったんでこんな感じで道中の交通安全を願いつつお参りしたら、そろそろ次の「き」の自治体に向かうことにします。


香春町から向かえる手近な「き」で始まる自治体といえば、もう北九州市くらいしかないので、そそっと国道322号で金辺峠(きべとうげ)を超えて小倉南区に向かいます。

おや、バイパスがあるんですね。ということで、さくっとそちらへ。




それにしても、小倉南区というところは…多様な顔を持っていますね。のどかな中山間地域からモノレールが走る都市部まで。「区」を冠する住所だけでは読み取れないこのグラデーションのような都市化の様は、走っていて面白かったです。





小倉北区に入り、国道322号と国道3号の交点である三萩野交差点まで来ると、北九州市役所はもうすぐそこです。



で、喜び勇んで市役所に入ろうとすると、あろうことか「わっしょい百万夏まつり」の準備会場と化していて、敷地に進入することができません。


苦肉の策として、近くのコインパーキングから無理やり愛車と庁舎とのコラボショットを撮って、次の「く」の自治体に向かうことに。(笑

北九州市役所の脇を抜け、国道199号から枝分かれした市道(多分、路面電車軌道の跡?)を伝って若戸大橋を渡ったら、比較的空いていそうな県道26号に降りて遠賀郡芦屋町方面へ。ここから一路、遠賀川を目指します。


北九州市営バスのキティコラボかわいいじゃーん♪とか感心しながら走っていたら、案外すぐに遠賀川が顔を見せました。



御牧大橋の西のたもとの島津北交差点を左折し、今度は遠賀川に沿って川上のほうへと延々と堤防道路(県道27号)を上っていきます。開けた視界とまっすぐに伸びたこの道は、混雑もなく気持ちよく走れました♪


再び国道3号をくぐってさらに南下(遡上)を続けていくと、次の目的地の自治体名が道路標示に出てくるようになりました。そうです。次に目指すは「く」の鞍手町です。



というわけで、長くなってきたので今回はこの辺で。見どころ満載な北部福岡県の旅!…とはいかなかったので、次にはきっちりゴールまで書ききります。(笑

ではー。今日も暑くなるでしょうから、熱中症お気をつけて。
すこぶる好調な「白い嘘星」くんの状態に思わず笑みを浮かべながら、来月までにはオイル交換しようかなぁ、なんて思いつつ、気がつけば10時間で300キロほどを順調に走って、「市町村名の頭文字・か行」を「かきくけこ順」に巡ってきましたんで、そのレポを。

※頭文字追跡巡行ってなに?という方は こちら をご覧ください。
それにしても今回の「か行」の軌跡は、美しくないです。(笑)近場でコンパクトに廻ろうと考えるのは、金輪際やめにします。…山だらけで、みどころもあんまり詰め込めないし。

…というわけで、8月3日のよく晴れた朝8時に、まずは福岡市から東のほうに走り出しました。混雑が予想されるのでもう少し早く出たかったものの、洗濯やら花壇への水やりやらしたりしていたら遅くなっちゃってですねー。><;


いつかは志免町の炭鉱遺構もちゃんと見学しなきゃなーとか、おぉ!楽しそうな居酒屋あるじゃん、とか考えながら、県道を駆使して国道201号・八木山BPに向けて疾走していきます。




ちなみに、福岡県の北部中部には「か」の自治体が豊富です。とりあえず今回は近場の「春日市」も「糟屋町」もスルーしつつ、面白そうな「嘉麻市」も、パンで有名な「川崎町」もパスして、国道201号をずんずんと東進していきます。



んで、1時間ほど走って到達したのは国道沿線の巨大な採掘工場が目を引く田川郡の「香春町」(かわらまち)です。つい先日、ドライブインでうどんを堪能した地ですね。

今回の巡行で痛感したのは、(福岡県だけかもしれませんが)町村の役場は標識での場所案内も貧弱で、なかなか探すのが面倒だということ。直前になるまで何の案内もないのが普通なので、無駄に迷っちゃいました。


ともあれ、なんとか「か行」最初の自治体の「香春町役場」に到着です。


実は、香春町に来たのにはちょっとだけ理由があります。ずいぶんと長いこと気になっていた「河内王の墓」(河内王陵)というのを一度見ておきたくて。

河内王というのは飛鳥時代と奈良時代の境目辺りに太宰府に派遣されてきた皇族の一人のようですが、wikipediaの記事を読めば読むほど、出自がよくわからなくなる御仁です。ただ、お墓(王陵)自体はいまでも宮内庁が管理していますんで、日本史上重要な方であることは確かなようです。




王陵から見渡す香春町の田園風景は、なぜだか異様に美しく感じられ、しばしボーっと見とれてしまいました。これは絵になりますね。いつか死ぬなら、こんなところで死にたいっす。(笑

河内王とその奥さんだった「手持女王」(たもちのひめみこ)との悲哀の歌は、万葉集にも収められています。なんでも、太宰府に赴任してきて僅か4年ほどで河内王は没したようで。菅原道真公が太宰府に派遣された(西暦)901年から遡ること200年ほど昔の出来事です。

そんな由来もあり、お隣の「鏡山大神社」は「恋愛成就のスポット」としても売り出しているようです。こちらの神社自体は、神巧皇后が朝鮮半島を攻めた三韓征伐の際に戦勝を祈念したという(唐津市の鏡神社と同じ)伝説が残る、威厳あるお社なんですけどね。



とりあえず、お賽銭箱がなかったんでこんな感じで道中の交通安全を願いつつお参りしたら、そろそろ次の「き」の自治体に向かうことにします。


香春町から向かえる手近な「き」で始まる自治体といえば、もう北九州市くらいしかないので、そそっと国道322号で金辺峠(きべとうげ)を超えて小倉南区に向かいます。

おや、バイパスがあるんですね。ということで、さくっとそちらへ。




それにしても、小倉南区というところは…多様な顔を持っていますね。のどかな中山間地域からモノレールが走る都市部まで。「区」を冠する住所だけでは読み取れないこのグラデーションのような都市化の様は、走っていて面白かったです。





小倉北区に入り、国道322号と国道3号の交点である三萩野交差点まで来ると、北九州市役所はもうすぐそこです。



で、喜び勇んで市役所に入ろうとすると、あろうことか「わっしょい百万夏まつり」の準備会場と化していて、敷地に進入することができません。


苦肉の策として、近くのコインパーキングから無理やり愛車と庁舎とのコラボショットを撮って、次の「く」の自治体に向かうことに。(笑

北九州市役所の脇を抜け、国道199号から枝分かれした市道(多分、路面電車軌道の跡?)を伝って若戸大橋を渡ったら、比較的空いていそうな県道26号に降りて遠賀郡芦屋町方面へ。ここから一路、遠賀川を目指します。


北九州市営バスのキティコラボかわいいじゃーん♪とか感心しながら走っていたら、案外すぐに遠賀川が顔を見せました。



御牧大橋の西のたもとの島津北交差点を左折し、今度は遠賀川に沿って川上のほうへと延々と堤防道路(県道27号)を上っていきます。開けた視界とまっすぐに伸びたこの道は、混雑もなく気持ちよく走れました♪


再び国道3号をくぐってさらに南下(遡上)を続けていくと、次の目的地の自治体名が道路標示に出てくるようになりました。そうです。次に目指すは「く」の鞍手町です。



というわけで、長くなってきたので今回はこの辺で。見どころ満載な北部福岡県の旅!…とはいかなかったので、次にはきっちりゴールまで書ききります。(笑

ではー。今日も暑くなるでしょうから、熱中症お気をつけて。
Posted at 2019/08/04 07:58:06
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