まとめ記事(コンテンツ)

2011/04/27

No.09 CT200h TNP基礎講座 「足技を磨く」

次回 No.10 では前半の山場「TNPのための基本走行パターン」をお届けしますが、それを楽に実践するためにも今回は「足技」について説明しておきたいと思います。

TNPは「足技が大事」、でも難しいと思われているかもしれません。
実際には、慣れれば自然と体が覚えてくれます。ハイブリッドじゃない車にのってもつい癖が出てしまい、それは他の一般車の燃費向上にも役立ちます(^^;

一時期、靴を脱いで素足でアクセルワークを実践していた時期もありましたが、底の固いビジネス用革靴を履いていても問題ないレベルになります。

では、本題に(^^ゞ


1)エンジンオンとエンジンオフ(モーター/滑空/回生)への遷移を自在に
 TNPを狙うには、エンジンとモーターの走行場面を自分なりに意識して
 自在に切り替えられることが重要です。

2)無駄のない動力遷移
 アクセルワークをスムーズに行い、無駄のない動力遷移が求められます。

3)エンジン加速ののちモーター走行へ
 アクセルオンで加速していた状態から、アクセルを一瞬だけ完全オフします。
 間髪を入れずにエコメーターの目標値までアクセルをわずかに踏み増しです。
 (完全オフ状態だと、回生ブレーキがかかって減速してしまいます)

 慣れてきたらアクセルの完全オフを経由しなくてもエンジンは停止させられます。

エンジン走行時 HSI 90% → モーター走行 HSI 10%へ

    ↓ ↓ ↓ ↓ ↓


 HSI 25%、HSI 0%(滑空)などへも慣れると自在に一発で決められるようになります(^O^)/

HSI25%


HSI 0%(滑空)


 モーター走行の強さ(HSI)は、速度が高いほど強いモーター走行が必要です。
 必要最低限のHSIの強さで走行できるような微妙なG感覚も養うと良いでしょう。


4)凹凸や急コーナーでも安定したアクセルワークを維持
 モーター走行をしているときのアクセルの踏込量はかなり繊細です。
 路面の凸凹やコーナリングでは、その踏込を維持するのは結構大変ですが、
 神経を使って車の揺れに合わせるようにアクセルも維持していきますw


5)モーター走行からエンジン低回転巡航へ
 モーターで等速巡航の際、時折エンジン低回転巡航走行を加えて
 バッテリ電力を補充します。

 モーター走行からエンジン走行に移行するにはアクセルを少し大きく
 踏み増しするのですが、バッテリが貯まっているとなかなかエンジンが
 かからず、無駄にバッテリを消費することになるので注意が必要です。

 一旦エンジンがかかったら徐々にHSIメータを下げていき、
 50%以下を目指します。
 回転計であれば1200回転が最低になります。水温が低いときは
 1300回転が最低回転数です。



6)登り坂の足技はシビアにならなくてOK
 重い車を持ち上げるだけの大きなエネルギーが必要です。
 足技で減らせるガソリン消費量はたかが知れています。
 エンジンを回しすぎたり、アクセルをばたつかせたり、
 頻繁にエンジンオンオフを繰り返すなどをしなければ
 問題ありません。


バックナンバーはこちら
No.08 CT200h TNP基礎講座 「メーターは最低限何をみる?」

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Posted at 2011/04/27 12:49:51

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