- 車・自動車SNSみんカラ
- まとめ
- その他
- CT200h TNP講座
まとめ記事
CT200h TNP講座
て~~さん
2015/03/01
3,270
トヨタ ハイブリッド(THS2)の低燃費講座です。
基本を知ると低燃費優先のトロトロ運転ではなくとも普通の運転でもかなり燃費向上できると思います。
-
最近、TNP講座がおざなりになっていますが、ネタがないので「目次」でお茶を濁してみます(^^ゞ No.01 CT200h TNP基礎講座 「はじめに」 No.02 CT200h TNP基礎講座 「基本の基本」 No.03 CT200h TNP基礎講座 「スムーズな運転はダサくない」 No.04 CT200h TNP基礎講座 「区間燃費計をリセットしゲーム感覚で」 No.05 CT200h TNP基礎講座 「THSⅡにおけるTNP向上の基本」 No.06 CT200h TNP基礎講座 「エコとエゴは紙一重」 No.07 CT200h TNP基礎講座 「ハイブリッドシステムの状態」 No.08 CT200h TNP基礎講座 「メーターは最低限何をみる?」 No.09 CT200h TNP基礎講座 「足技を磨く」 No.10 CT200h TNP基礎講座 「基本走行パターン」 No.11 CT200h TNP基礎講座 「地形を生かす」 No.12 CT200h TNP基礎講座 「発進加速について」 No.13 CT200h TNP基礎講座 「エンジン停止走 ...出典:て~~さん
-
おこがましくも、このようなシリーズを展開させていただきますこと、ご容赦ください。 走り屋さんばかりかと思われたレクサスCT界ですが、意外にもTNP走法を伝授してほしいとおっしゃる方が多いこと、そして私自身、新しい車にてTNP走行術を掘り起こすのが好きということで、物書き好きの虫がうずいたのかもしれません。 そもそもこんなこと何様だ!と思われる方がいらっしゃるかと思いますので、少しだけ過去の経験をお話ししないといけないかもしれません。 私は、ハイブリッド界の大御所「白のEPV」さんに6年半前(2004年夏)に弟子入りしておりまして、20型プリウスについてたくさんのことを学ばせてもらいました。 そして、自分のブログ「プリウス界の市街地燃費帝王へのいばらの道」にて、通勤燃費のデータ蓄積&分析や、各地の強豪の方々との燃費競争を通して、自分なりの走法や理論の確立をしてきたつもりです。 白のEPV師匠には「帝王」と呼んでいただくまでになりました(^^ゞ プリウス20型当初の門下生のTNP実力者では他に「将軍」こと108さん、時々ここにカキコしてくださる「軍曹」こと徳川家康殿、 ...出典:て~~さん
-
本シリーズ初回に、先読み運転など一般の低燃費運転法は取り上げないと書きましたが、奥様方などの「素人さんにもわかるTNP術」をとの要望がありましたので、やはりこれは書いておいた方がよさそうです。 トヨタのハイブリッドカーは、アイドリングストップは当然、走行中もエンジンを止めて走行することができる優れものです。坂道を下るときや、信号停止のブレーキングにおいても、運動エネルギーを電気に変えてバッテリに蓄えることができます。この電気は、モーター走行のための動力になるだけでなく、エンジン走行時の燃費改善にもつながったりもします(不思議でしょ?)。 運転スタイルを変えなくとも同クラスのガソリン車で記録していたTNP値の2倍が出せるといわれています。しかしそれだけでは物足りないですよね? 「TNP運転の基本の基本」を実践するだけでも、かなりの改善がみられると思います。 そして、マニアックなTNP技を駆使すれば、カタログ燃費をも越えられるようになります・・・禁断の世界ですが(笑) 1)一般車に共通なTNP運転の基礎 一般道の基本走行パターンは「発進加速 → 等速巡航 → 減速」で ...出典:て~~さん
-
TNP基礎講座 No.02 「基本の基本」にていろいろ多くの項目を書いてしまいましたが、一項目だけ選ぶとしたら 「同乗者に加速G、減速Gを感じさせないスムーズな運転」 です。 週末、長女の婚約者の父のプリウスに乗せてもらい京都観光をしました。 ナビ画面は燃費画面固定にしているため、外付けナビを付けていました。 このように燃費を気にされているようなのですが、失礼ながらスムーズな運転とは言えませんでした。 対向車とぎりぎりすれ違えるかどうかという狭い道が多いところでもひるむわけでもなく、運転が下手というわけではありません。 しかし・・・ 一つ先の信号が赤なのに普通に発進するのですぐに強めのブレーキ、巡航走行中も前車との間合いを詰めるためにアクセルを踏んではすぐ離し、踏んでは離しと、乗り心地ははっきりいって不快でした(^^; 「同乗者に加速G、減速Gを感じさせないスムーズな運転」 TNPは「スムーズで乗り心地の良い運転」と考えていただくと「ダサい」という偏見は少しは解消していただけるかもしれません。 私の子供たちも、TNPに興味のない妻の運転は「荒くて下手」 ...出典:て~~さん
-
CT200hでは、平均燃費計が2つ装備されています。 これらは、燃料計の下の小さい液晶画面(MID:Multi Information Display)を切り替えて表示させることができます。切替はハンドル右手側の「DISP」ボタンを使います。 「給油後の平均燃費」 瞬間燃費画面に同居している一番右の数字です。 本メーターは、給油後の発進直後に自動リセットされます。 走行距離は自動リセットされませんので、私は 'TRIP A' を利用しています。 (画面はTRIP Bですね、すみません) 「平均燃費」 任意のタイミングで自由にリセットでき、区間燃費として計測することができます。 リセット方法は、この画面にて「DISP」ボタンを長押しします。 区間距離として 'TRIP B' も同時にリセットしておくと良いでしょう。 2つめの写真「平均燃費(区間燃費計)」をこまめにリセットすることをお勧めします。平均燃費の対象距離が長いと、運転の仕方による燃費値の変化がはっきり見えないからです。 たとえば、600km走行した時点で22.0km ...出典:て~~さん
-
今回から、ようやくハイブリッド特有のTNP術に突入です。 THS(トヨタハイブリッドシステム)の特徴はなんといっても、走行中にもエンジンを停止できることです。エンジン停止中はガソリン消費がゼロですから、走れば走るほどTNP値(km/L)をどんどん上げていくことができます。 しかし、闇雲にモーター走行をすればいいというものではありません。すぐに弾切れ(バッテリ枯渇)を引き起こすので補充も重要なテクニックです。 THSでのTNP向上のためのキーポイントは 「HVバッテリに貯めてある限られた電力を最大限利用してエンジン停止走行距離をできるだけ長く稼ぐ」 です。 そのためには 「モーター走行時の放電」と「回生ブレーキやエンジン走行時に行われる充電」の二つを効率よく行う 「エンジンとモーターの使い分け」 がポイントになります。 (1)モーターはメイン動力ではなくアシスト的な動力と考える ・エンジン加速後の速度維持、あるいは減速を緩やかにしたいときの動力アシストとして - 加速や登坂はエンジンに任せた方が効率が良い場合が多い - モーターをメイ ...出典:て~~さん
-
ふんわりアクセルeスタートなどの啓蒙活動によりエコ運転が少しずつ広がりをみせています。純粋に「燃料を節約したい」とか「環境にやさしくありたい」という方が増えたのだと思います。 高速道路の真ん中車線は120km/hが当たり前、追い越し車線は140km/hが普通なんて時代もありましたが、ここ数年は平均的にかなり速度が抑えられているように思います。 本講座でもエコ運転=スムーズな運転と書きましたし、エコ運転に対して良いイメージを持たれた方が増えているのではと期待しています。 「エコ運転に対する良いイメージ」 ・安全運転 ・乗り心地が良いスムーズな運転 ・環境に優しい ・燃料代の節約 しかし、マニア度が高まってくると逆に悪い面も出てきます。 まずは、 「マニア的TNPは危険度増大」 ・メーターを気にするあまり、安全確認がおろそかに → 走る凶器を操縦していることをお忘れなく ・ブレーキロスを避けたいために安全軽視 → 黄信号の終盤、ましてや赤信号への変わりっぱなで交差点に突っ込む → 一時停止無視 → コーナーや下り坂の ...出典:て~~さん
-
トヨタ、レクサスのハイブリッド車の経験がある方には、当たり前の内容ですが、CTが初ハイブリッドという方も多いと思いますので取り上げさせていただきます。私はあまりメカに強くないので、間違っていたらご教示いただくと幸いです m(__)m トヨタ式ハイブリッドを構成する基本要素は、以下の4つ・・・らしいです(^^; ・アトキンソンサイクルエンジン(高膨張比サイクルの高効率エンジン) ・動力分割機構(これが優れもの)と発電機 エンジンの動力を、タイヤ駆動と発電機駆動に自動分割します。 ・高出力モーター タイヤを駆動する 上記発電機からの電力で、エンジンと協調してタイヤの駆動をする場合、 バッテリからの電力を加えてタイヤの駆動をする場合、 バッテリの電力だけでタイヤの駆動をする場合があります。 充電機に変身 回生ブレーキ時に電気を発生しバッテリに充電します。 ・ハイブリッドバッテリ 蓄えた電力をモーター走行などに使うことで低燃費を実現します。 ハイブリッドシステムの状態を把握できるよう各種情報がモニタやメータに表示されます。 1) ...出典:て~~さん
-
CTのコックピット、メーターやスイッチ類が多く、やる気を出させてくれます。 メーター類も画面が切り替わっていろいろな情報を得ることができ、男心をそそります。 しかし、反面、「そんなの無視!」とか「どうしたらいいのよ~」といううめき声も聞こえてきそうです。 そこで今回は、言いなりにされたい方(女性限定?)向けに特別「これだけ見ればオッケー」という組み合わせを紹介したいと思います。 (1)まずはたくさんあるメーターのうち、主だったものの紹介から。 メーター類の説明がうっとおしい方はここをすっ飛ばして(2)へ進んでいいです。 1-1)センターモニタ(ナビのモニタ) 「ナビ画面」 リモートタッチの左前方「MAP」ボタンを押すと切り替わります。 (MAPとMENUの間の上下ボタンで地図の縮尺が変わるのがナイス) 「エネルギーモニタ」 リモートタッチの「MENU」→「情報」→「エコ情報」→「エネルギー」 前回の講座で写真入りで説明したので、今回は簡単に。 ・バッテリ蓄電量がわかります。 ・エンジン / モーター / 滑空 といった走行状態の ...出典:て~~さん
-
次回 No.10 では前半の山場「TNPのための基本走行パターン」をお届けしますが、それを楽に実践するためにも今回は「足技」について説明しておきたいと思います。 TNPは「足技が大事」、でも難しいと思われているかもしれません。 実際には、慣れれば自然と体が覚えてくれます。ハイブリッドじゃない車にのってもつい癖が出てしまい、それは他の一般車の燃費向上にも役立ちます(^^; 一時期、靴を脱いで素足でアクセルワークを実践していた時期もありましたが、底の固いビジネス用革靴を履いていても問題ないレベルになります。 では、本題に(^^ゞ 1)エンジンオンとエンジンオフ(モーター/滑空/回生)への遷移を自在に TNPを狙うには、エンジンとモーターの走行場面を自分なりに意識して 自在に切り替えられることが重要です。 2)無駄のない動力遷移 アクセルワークをスムーズに行い、無駄のない動力遷移が求められます。 3)エンジン加速ののちモーター走行へ アクセルオンで加速していた状態から、アクセルを一瞬だけ完全オフします。 間髪を入れずにエコメーターの目標値までアクセルをわずかに ...出典:て~~さん
-
走行パターンは、環境、ルート、ドライバーの好み、等で数あれど、今回はごくごく基本的な考え方をお届けします。 THSでは、エンジン走行時にガソリンを消費しますが続くエンジン停止走行の距離を引き延ばすことで、TNP値を上げていくのが低燃費走行の基本原理です。 具体的に例を挙げて説明していきます。 燃費計算用のデータは、ユピテルのレーダ探知機のおまけ機能で測定したガソリン消費量を参照しています。 0-40km/hの発進加速の消費燃料 = 11mL 0-50km/hの発進加速の消費燃料 = 19mL 50km/h巡航走行を100m = 8mL ※上記消費燃料は気温、冷却水温度、バッテリレベルなどで異なります 1)40km/h制限道路での信号間250mのストップ&ゴーの場合 250mの走行距離において11mLを消費しますから、燃費は 0.25km÷0.011L=22.7km/L 2)50km/h制限道路での信号間250mのストップ&ゴーの場合 250mの走行距離において19mLを消費しますから、燃費は 0.25km÷0.019L= ...出典:て~~さん
-
No.01~No.10まででTNP走法の基本概念を書いてきました。 今回からの後半戦はちょっと拍子抜けするような内容も出てきますが、引き続きお付き合いをよろしくお願いします。 CTオーナーさんは、初ハイブリッドの方が多いようです。毎月1日にはHDN燃費ランキングがリセットされますので、とんでもなく凄いデータが初日にアップされていることに驚かれる方も多いようです。からくりを知っている者からするとなんの脅威もないのですが・・・ さて、今回のテーマはそんなことに関連します。 「地形を生かす」・・・究極を突き詰めるとノロノロ走行、あるいは逆に危険なオーバースピードを助長しかねないです。 今回のテーマは、理屈を理解いただくのがメイン、あとはマナーと安全を優先に、場面に応じて適度に実践いただければと思います。 本題の前に燃費を稼ぐためのヒントを1つ! 地形を生かすルートとして、急坂登坂に続いてダラダラ下り(下り傾斜1~2%:100mの距離で1~2m標高が下がる)が延々と続くという周回コースを見つけられるとベストです。ノロノロ走行することなく、気持ちよく35km/Lオーバー。ラ ...出典:て~~さん
-
発進加速の方法について、まだ、これだと言い切れる自信はないのですが、プリウスでの経験も含めて大雑把に語ってみたいと思います。 ここ数週間、下記の方法等、いろいろと試行錯誤してきました。 (1)モーターで20~30km/hまで引っ張ったのちエンジンオンにて加速 エンジンがかからないようにソフトにアクセルを踏み込んでの発進です。 いわゆる「ふんわりアクセルeスタート」のような遅めの加速になります。 (2)最初からエンジンで加速 発進のタイミングでグイッとアクセルを踏み込みいきなりエンジンを回すような加速方法です。 (3)遅めの加速 エンジンで加速中、HSIを75%以下のレンジに保ちます。 (4)速めの加速 速いと言ってもかっ飛びではないです。エンジン回転数は2200回転程度(?)まで。 HSIは100%越え、時には150%もありです。平均的な他車より速いです。 プリウス20型での運転は、私のメインのスタイルは(2)+(4)でした。 しかし、CT200hになって、ずーっと「発進が重たい」と感じていました。 それはエコゾーン100%以内(ノーマル ...出典:て~~さん
-
バックナンバー No.05「THS2におけるTNP向上の基本」に「モーターによる巡航走行の距離をどれだけ長く稼げるか」がTNPのキーポイントであると書きました。 また、バックナンバー No.10 「基本走行パターン」では巡航走行時、エンジン走行距離とそれに続くモーター走行距離の比率は1:2が好ましいと書きました。 しかし、エンジン停止走行(モーターあるいは滑空)の無理な引き伸ばしはストレスになることが多いです。モーターで速度を維持しずらい中高速の速度域においては、特にです。 今回は、そのモーター走行引き伸ばし比率を緩和する方法についてお伝えしたいと思います。 まずは、その根拠となる理屈について説明します。 エンジン走行時の充電パワーと瞬間燃費については、バッテリレベル(BL)との相関性があります。 低BL(BL2~4)では、エンジンパワーをHVバッテリの充電に振り分ける比率が高くなります。 瞬間燃費計を観察しているとわかりますが、低BLではエンジン走行時の瞬間燃費が悪く、高BL(BL5以上)ではエンジン走行時の瞬間燃費が良いです。 反面、低BLでは、短いエン ...出典:て~~さん
-
アクセルオフでもエンジンが停止しない状況は多々あります。 暖機、高速道路での走行、Sレンジ、バッテリ満充電等です。 それ以外にも、皆さんが多分気づいていないかもしれない(?)「アイドリングチェック」という儀式があります。 あまり気にする必要はないですが、一応、知識としてインプットしておくのも悪くない・・・かな?(^^; アイドリングチェックとは 駆動負荷がない状態においてエンジンを空回りさせ、燃料噴射量や点火タイミング等の燃調を行う工程のようです。ちゃんと終了させてやらないと何度も発生して無駄にガソリンを消費しますが、普通に運転していればそれほど問題にはなりません。 発生条件 冷却水温が低い状態で始動の後、しばらく走行して水温が73℃以上になったところで発生します。CT200hには水温計は付いていないので、運転時間で判断しないといけないかもしれません。 始動後、冬は30分程度、他の季節では15~20分後ぐらいに発生する感じでしょうか。登り坂が多かったり、60km/h制限道路を走ったらもっと早く発生すると思います。 判定方法 アクセル操作でエンジンを停止させたは ...出典:て~~さん
-
前回「アイドリングチェック」というエンジン空回りの状態について説明しました。 それ以外にも、エンジンが勝手に回る状況がありますので、リストアップしておきます。 1)暖機 ・コールドスタート時 パワーオン後、数秒ののちエンジンが始動し、 冷却水の温度が40℃になるまでエンジンが回り続けます。 ・買い物などで一時放置したのちの暖機 冷却水の温度が65℃になるまでエンジンが回り続けます。 パワーオンではなく、アクセルオンでエンジンをかけたときが 暖機スタートとなります。 2)アイドリングチェック No.14 「アイドリングチェック」を参照してください。 3)速度が高いとき 時速79km/h以上になるとエンジンが回りっぱなしになります。 下り坂では、燃料噴射はなくともエンジンが回っています。 エンジンを止めるには、75km/h以下に速度を落とします。 70km/h制限の自動車専用道路など、75km/h以下で 走行できる場面であれば75km/h以下でのクルコンセットが おすすめです(モーター走行を活用してくれる ...出典:て~~さん
-
CT200h も他のトヨタ/レクサスのハイブリッド車同様、排ガスをクリーンにするために暖機が念入りに行われます。 チョイ乗りを繰り返す場合には、暖機で消費されるガソリンが燃費へかなりのダメージを与えます。 暖機の仕組みを知ることでそのダメージをわずかながら軽減するることができるかもしれません。 暖機運転について 「コールドスタートの場合」 エンジンの冷却水温が40℃になるまでエンジンが回り続けます。 このエンジン回転は、最初の1分間(正確には50秒ちょっと)は エンジンを温めるだけに使われ、駆動には寄与しません。 (モーター走行になります) 外気温が18℃程度以上だと、45~50ccのガソリン消費です。 8℃だと70ccぐらい、氷点下だともっとガソリンを消費します。 ※具体例を示します。 170km走行で燃費が30.0km/Lだったとします(5.67L 消費済) 私は昨日、車庫の入れ替えのために暖機が発生しました(50cc) すると、170km/5.72L → 燃費は29.7km/Lに下がります。 私のHDNの今朝の状 ...出典:て~~さん
-
TNP運転とエゴ運転は紙一重と書いたことがありますが、経験を積めば積むほどエゴにならない流れにほぼ乗った走行でもそこそこの良い燃費が出せるようになります。 ただ、その領域になるまでには、ハイブリッド車の知識習得、交通の先読み感覚、足技、エンジン走行とモーター走行の比率、充放電バランスといった総合力が必要になります。結果、先が長いように思え、挫折してしまいかねません。 そこで、今回はエゴ運転が許される走行環境にて、どうすれば燃費数値(km/L)が上がっていくものかを体感してみることをお勧めしてみたいと思います。 エゴ運転が許される走行環境とは、後続車が少ない地域、時間帯を選ぶとか、複数車線にてどんどん抜かしてもらえる道路等をいいます。 (1)速度振幅走行をトライしてみる バックナンバー No.10 CT200h TNP基礎講座 「基本走行パターン」 では、後続車の迷惑にならない走法として、モーターでの等速巡航走行を記載しましたが、熟練しないとなかなか結果が出にくいかもしれません。 そこで今回紹介するのは速度振幅走行。後続車がいる場面ではおススメしませんが、後続車がい ...出典:て~~さん
-
HDN(Harmonic Driving Navigator)にて全国の燃費ランキングが掲示されるので、燃費を意識する方が増殖の一途ですね。 ランキングアップのために、皆さんそれぞれ独自に工夫されていらっしゃるようですが、ちょっとだけ注意点を。 HDNランキングを意識していない私が書くのもおこがましいですが・・・(^^; 月間ランキング、通算ランキングを上げたい場合、最も有効な策は、 悪条件(雨、低温、高温でエアコン必須等)の運転は必要最低限にしガソリンをセーブ、条件の良いときにセーブしたガソリンで低燃費ロードで距離を稼ぐ です。 この原則に反する行為の具体例をいくつか挙げると 1)毎日決まった通勤路、少し燃費アップするからといって大きく遠回りする。 例:20kmを25km/Lのところを10km遠回りして26km/Lになった場合。 遠回りした区間の燃費は 28.2km/Lです。これは満足いきますか? 燃費ロードを走ったらずっと低燃費、たとえば33km/L以上出せるなら、 通勤時、10kmを無駄に走らない方がいいかもしれません。 ...出典:て~~さん
-
図は、HVバッテリのレベル2~8と、HVバッテリ蓄電量SOC(%)との関係を示しています。 SOC値を知るには専用のTNPメータが必要です。 本講座では、TNP専用メータによるマニアックな数値解説をするつもりはなかったのですが、THSII の制御がSOC値をもとに行われていることから、各バッテリレベルがどのあたりのSOC値を示しているのかを知っておくことは無駄ではないだろう、ということで取り上げてみました。 初期の講座に書いたように、バッテリレベルをBLと略します。 ナビ画面をメニューボタンで「情報」→「エコ情報」→「エネルギー」に設定すると、エネルギーモニタが表示されます。バッテリ蓄電量はBL1~BL8の8段階で表示されます。 下図はBL2(2コマに色がついている状態)です。 このときのTNPメータ(プリウス30型オーナであるなおゆきさん開発の SuperMID C-1)の表示を示します。 今回、新たに登場する言葉 「SOC」 は、State of Charge の略語で、HVバッテリの蓄電量を % で示しています。 ※SOCの表示分解能は0.4 ...出典:て~~さん
-
エンジン停止をドライバーの意思で操れるハイブリッド車では、「ふんわりアクセルeスタート」の発進加速はエコではないと何度か書いてきました。 実際、スポーツモードでズバッと加速した方が燃費がいいという感触を持った方も多いと思います。 もともと、私はプリウスでも発進加速はあまり遅くないスタイルをとってきましたが、20型プリウス(現行の一世代前)の場合には低回転気味のスロー加速も同等の燃費性能が出せることはわかっていました。 しかし、CT200h(30型プリウスも同等)では、発進加速をスローにすると燃費がイマイチと感じるようになりました。特に、私の通勤路(40~50km/hの速度域がメイン)では顕著です。 スローな発進加速とは、エンジンをなるべく低回転=「エコモードにてHSIメータの針をエコゾーン内に維持する」というものです。 では、CT200h、なぜこのようなスロー加速がいけないのでしょうか? スロー加速でもそこそこの低燃費性能があった20型プリウスはエンジン排気量が1500ccでした。 それに対してCT200hや30型プリウスは1800ccです。その結果、中低 ...出典:て~~さん
-
20型プリウスで燃費追及に明け暮れていたとき、私の結論は低BL走法でした。モーターを多用することで低BLの状態でバッテリの充放電を均衡させるものです。 CTは20型プリウスよりずっとモーター走行しやすくなっているので、エコ運転を心がけていれば自然と低BL維持となるような制御になっています。 1)低BL走法の利点を2つほど 1-1)低BLではエンジン走行時の充電パワーが大きいので、より短いエンジン走行距離で、バッテリの充電が可能 BL2ではエンジン走行時、20A~25Aの充電電流が得られます。 従って、エンジン走行を10秒間行えば、HSI=10%のモーター 走行(5A程度)が40秒可能です。 HSI=20%なら20秒、HSI=40%なら10秒という具合。 (実際には、バッテリの充放電ロスのために可能なモーター走行時間は 約3割ほど減ります) BL4ではエンジン走行時、10A前後の充電電流です。 モーター可能距離はBL2のときの半分に減ってしまいます。 だからといって、エンジン走行時の瞬間燃費が2倍良いか?というと そんなことはありません。 ...出典:て~~さん
-
エンジンならびに車体が冷えた状態からのスタートは、暖機のための燃料消費だけでなく、駆動系や足回りのウォームアップができていないので、非常に悪燃費となります。 特にこれから夜間が冷え込む秋や冬の訪れとともに、朝イチの出動はかなりがっかりする結果が待っています。 そこで、皆さんの走行環境でどれだけ役に立つか分かりませんが、私の場合(平地の市街地)の対処法をまとめてみたいと思います。 1)エンジン始動後60秒間対策 エンジン始動後の約60秒間はエンジンが回っていてもモーター駆動です。べた踏みすればエンジン駆動になりますがべた踏みはTNPにいいとは思えません。 よって、バッテリレベルに注意をはらい充電地獄が発生しないようにします。エンジンが冷えているときの充電地獄は最悪だからです。できれば、前回の走行にてBL4を確保したままパワーオフしたいものです。 具体的な対策ですが、 1-1)起動時のバッテリがBL3以下のとき 約60秒間、Pレンジで停車したまま待つことをおススメします。 夏は約60秒ちょっとで暖機が自動停止しますが、冬になると2分以上回りっぱなしになります ...出典:て~~さん
-
TNP向上において、理屈の理解と運転技術の習得はハードルが高いし、後ろのプレッシャーからのストレスもあり、一朝一夕にいくものではありません。 燃費向上グッズと言われるものは数あれど、オイル、添加剤、点火プラグなど、○○%燃費アップと具体的に書かれているものですら、どれも気分的なものばかりと考えています。 それらについて、数多くの低燃費レポートが報告されていますが、外気温などの環境変化、TNP運転技術の意識外での上達などで、つい勘違いしがちです。実際にそれらグッズの効果が仮にあったとしても、それは誤差範囲に収まる程度なのだと思っています。 「そこまで断言していいのか?」との批判はごもっともなのですが、プリウス20型で通勤燃費を数年間にわたってデータ取りしてきた経験により、自分としてはそう考えるようになりました。 ところがです…低燃費向上に確実に大きな効果を示すグッズが一つあります。 「低燃費タイヤ」 ハイブリッド車に乗っていると「ガソリン節約をしたいがためのエコ意識」とは別に「ゲームとしての低燃費達成欲の意識」が出てきます。 後者がより強くなってきた方であ ...出典:て~~さん
-
秋も深まり気温が低下してきました。神奈川でも早朝の外気温が10℃というケースも。 毎年思うのですが、外気温が低下傾向にある初期段階では10℃以下でも意外と薄着でも耐えられるものです。これはたぶん家の中がまだ冷え切っていないので、体が耐えられるのかなぁと勝手に解釈しています。しかし、同じ外気温でも、だんだんと寒いと感じ、切実に暖房したいと思うようになるから不思議ですw さて、本題。 暖房はエンジンルームを熱源としています。 したがって暖房稼働中にエンジンが冷えるとエンジンが自動で始動、ガソリンが暖房の燃料として使われます。 暖房の影響ですが、低燃費運転ほど走行中にエンジンを停止させている割合が長くなる分、燃費悪化が顕著です。 ただし、リッター○○km/L以上の低燃費運転なら暖房がどのくらいの影響か?とは、一概には言えません。 むしろ、「運転時間」と「エンジン停止時間の比率」の2つが大きなファクタを占めるといえます。 1)運転時間との関係 運転時間が長くなると車内の温度が安定しますので、暖房に必要なエネルギーが 減少していきます。最悪なのは起動から30分 ...出典:て~~さん
-
2012年、初のTNP講座です。昨年のうちに大部分を書き溜めてきましたのでTNP講座の出番が減ってきていますが、今年もよろしくお願いいたします。 スポーツ走行のイメージが強かった CT200hですが、TNPを意識される方が増えているのは喜ばしいことです。が、エコも行き過ぎるとエゴ運転になりますのでご注意いただければと思います。 速すぎる流れに乗るのは交通違反なのでオススメしませんが、法定速度を下回らない程度に走って30オーバーというのが私の求めるスタイルですが、難しいですね(^^ゞ さて、今日のお題です。 マイ低燃費ロードの意義 とかくTNPはストレスがたまると感じがちになりますが、自分の居住地付近にマイ低燃費ロードを見つけることはTNPのモチベーション維持に役立ちます。 悪コンディションで落とした燃費を挽回できるという利点もありますが、低燃費ロードを走行すると気分よく周回チャレンジができますし、その都度、TNP走行技術の向上に励むことができるからです。 平地のコースは難しい 信号や起伏の少ないコースが低燃費と思われがちですが、実は難しかったりします。 と ...出典:て~~さん
-
THS II (トヨタハイブリッドシステム)におけるTNP向上の肝がエンジン停止走行にあることは十分ご理解いただけているかと思いますが、ここをもう少し説明を加えておきたいと思います。 エンジン停止走行(EVランプ点灯)にはいろいろありまして、 アクセルオフ(アクセルから足を離した状態) 弱い回生ブレーキが働いてわずかに電力回収ができるが減速してしまうため、エンジン加速後の惰性走行には不向きです。 TNP初心者、一般の運転者は、エンジン加速してはアクセルオフの繰り返しのパターンをとりがちだが、効率よいTNP走法とはいえません。 本当に減速したい場面、緩い下り坂の場面以外には使わないようにします。 惰性走行 TNPにて足技を駆使するというのは、これらの走行時のことを言います。モーター電力を極力浪費しないように繊細なアクセルワークでエンジン停止走行の距離をできるだけ引き伸ばすことで、TNP値を上げていくことができます。 1)滑空 アクセルをわずかに踏んだ状態で、HSIメーターを0付近に保持します。モーター走行でもなく回生ブレーキも働いていない状態です。 ...出典:て~~さん
-
No.10「基本走行パターン」 にて、THS2(トヨタハイブリッドシステム2)の基本的な低燃費走行パターンをお伝えしましたが、HSIメータと対比させた図を示すことで、初めての方でもイメージをつかみやすくなるのではと思いました。 まず、この図から。 クリックすると拡大図が見れます。 発進から信号停止までの速度変化と駆動力の状態を示しています。 エンジンで走行する部分が赤(①と②)、モーター走行部分がオレンジ(③)、滑空走行部分が水色(④)、フットブレーキ区間が緑色(⑤)です。 それぞれの場合にて、HSIメーターのおおよその範囲を矢印で書き込んでみました。 ①発進加速 この場合は、あまりメーターの位置にこだわらなくて良いです。 ただし、スパッと加速する場合には、目標速度をオーバーしないように早めにアクセルを緩めてモーター走行に切り替えます。 BL2になり充電量を重視したい場合にはスロー加速がおススメです。 ②つなぎ加速、または、充電走行 BL2で充電を重視したい場合にはなるべく低回転での充電走行を、そうでない場合には普通に加速して速度を元に戻します。 ③モ ...出典:て~~さん
-
ほぼまっすぐの平地で、信号などの停止をせずに数kmの距離を走れて、アップダウンの標高差が数m以内のルートであれば、クルコンを使うと初心者向けお手本のようなTNP走行をしてくれます。 エンジン、モーターとも速度維持のための最低限の駆動力で走行してくれますし、走行負荷や充電要求に合わせてモーターとエンジンを勝手に切り替えてくれるからです。 エンジンが十分に暖機されていれば(水温80℃以上)、これからの季節、60km/h前後で容易に30km/Lオーバーも可能かもしれません。 連続クルコン走行をトライする場合の注意点としては、 ・ほぼまっすぐの平地で、信号などの停止がほとんどなく数kmの距離を走れること。 ・アップダウンの標高差が数m以内のルートであること。 - HSIのパワーゾーンに入るような登り傾斜がある場合には不向き - HSIのチャージゾーンに入るような下り傾斜がある場合には不向き ・47km/h未満ではクルコンが無効。 (アクセル離して失速して気づくこと多し) ・前車との間合いにより等速を維持できない場面には不向き。 (特にレーダークルコン装着の場合は ...出典:て~~さん
-
CT界に「伝説の男」が誕生しました(^O^)/ 意図的にガス欠させて、給油警告点灯時のガソリン残量を調べるという実験をされました! 実は「ガス欠させた場合の満タン走行距離記録は無効」というルールがあります。 が、今回の偉業に免じて、1111.1kmと1150.0km達成について今回は大目に見てあげてください(笑) yamayoshiさん、本当にありがとうございます m(__)m さて、「伝説の男」によりますと、給油警告点灯時にリセットしておいた、TRIP Aと平均燃費はそれぞれ、202.7km、19.7km/Lだったそうです。 202.7km ÷ 19.7km/L = 10.2L Jasmine178さんが給油警告点灯後ほぼ10Lを使った報告があったので、もっと多いかと期待していたのですが、本当にギリギリだったのですね。 以上から、以下の2つの事実が判明いたしました。 給油警告点灯時のガソリン残量は約10L 空のタンクに給油できる量は46.5L (TRIP 1158km ÷ AVG 26.1km/L = 44.36L なので燃費計は5%程度の誤差あり) ...出典:て~~さん
イイね!0件
オススメ関連まとめ
-
2020/09/24
-
2024/09/01
-
2023/02/20
タグ