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まとめ記事(コンテンツ)
て~~さん
2012/01/09
No.26 CT200h TNP基礎講座 「おさらい:TNPの基本=惰性走行」
THS II (トヨタハイブリッドシステム)におけるTNP向上の肝がエンジン停止走行にあることは十分ご理解いただけているかと思いますが、ここをもう少し説明を加えておきたいと思います。
エンジン停止走行(EVランプ点灯)にはいろいろありまして、
アクセルオフ(アクセルから足を離した状態)

弱い回生ブレーキが働いてわずかに電力回収ができるが減速してしまうため、エンジン加速後の惰性走行には不向きです。
TNP初心者、一般の運転者は、エンジン加速してはアクセルオフの繰り返しのパターンをとりがちだが、効率よいTNP走法とはいえません。
本当に減速したい場面、緩い下り坂の場面以外には使わないようにします。
惰性走行
TNPにて足技を駆使するというのは、これらの走行時のことを言います。モーター電力を極力浪費しないように繊細なアクセルワークでエンジン停止走行の距離をできるだけ引き伸ばすことで、TNP値を上げていくことができます。
1)滑空
アクセルをわずかに踏んだ状態で、HSIメーターを0付近に保持します。モーター走行でもなく回生ブレーキも働いていない状態です。

「滑空」とは、TNP界で広く使われる言葉です。
モーター電力を使わずに走行できるのでTNPにもっとも有効と言われますが、速度維持ができないため煽られやすいという欠点があります。滑空には低燃費タイヤが必須でしょう。
2)N レンジ走行
ギヤを N(ニュートラル)に入れて走行することですが、一般のAT車では、ミッションを壊すのでご注意を。THS II でも 60km/h程度以下のレンジに限定した方が良いと思われます。
滑空と同じ状態が簡単に維持できるので、足技不要の「足軽技」と呼ばれたこともありました(笑)
Nレンジ走行を利用する際には、確実にEVランプがついていることを確認してください。エンジンオンのときにNレンジに入れていまうといつまでもエンジンが停止しないからです。
「エンジン加速 → アクセルオフでエンジン停止 → Nレンジで惰性走行」を繰り返すことで、足技不要のお手軽TNP走行が可能です。
例えば、50km/hまで加速→Nレンジで35km/hまで減速→50km/hまで加速といったパターンを試してみてください。
加速とNレンジでの減速の繰り返しとなるので、後続車に迷惑のかかるエゴ運転となります。後続車がいない特殊な場面で試してみると良いでしょう。
3)モーター走行
アクセルを軽く踏んだ状態でモーターによる走行。プリウス30型やCT200hでは、TNP向上において「滑空」よりもモーター走行の方が適しています。モーター効率が良くなっているし、滑空では減速感が大きいため交通の流れに適応できないからです。
道路の傾斜や路面のスムーズさに合わせてモーター走行の強さを常にコントロールし、無駄に電力を消費しないよう、最低限の強さでモーター走行するよう足技でコントロールします。
HSIメーターの振れは、なるべくならこのぐらいのレベル以下に抑えたいところ。
写真はエコゾーンの20%程度。

傾斜が若干の登りだったり、速度域が高い場合で完全速度維持したい場合は、このぐらいまで使います。あまり効率がいいとは言えませんが、交通の流れに乗るには必要ですね。

TNP講座 目次はこちら
エンジン停止走行(EVランプ点灯)にはいろいろありまして、
アクセルオフ(アクセルから足を離した状態)

弱い回生ブレーキが働いてわずかに電力回収ができるが減速してしまうため、エンジン加速後の惰性走行には不向きです。
TNP初心者、一般の運転者は、エンジン加速してはアクセルオフの繰り返しのパターンをとりがちだが、効率よいTNP走法とはいえません。
本当に減速したい場面、緩い下り坂の場面以外には使わないようにします。
惰性走行
TNPにて足技を駆使するというのは、これらの走行時のことを言います。モーター電力を極力浪費しないように繊細なアクセルワークでエンジン停止走行の距離をできるだけ引き伸ばすことで、TNP値を上げていくことができます。
1)滑空
アクセルをわずかに踏んだ状態で、HSIメーターを0付近に保持します。モーター走行でもなく回生ブレーキも働いていない状態です。

「滑空」とは、TNP界で広く使われる言葉です。
モーター電力を使わずに走行できるのでTNPにもっとも有効と言われますが、速度維持ができないため煽られやすいという欠点があります。滑空には低燃費タイヤが必須でしょう。
2)N レンジ走行
ギヤを N(ニュートラル)に入れて走行することですが、一般のAT車では、ミッションを壊すのでご注意を。THS II でも 60km/h程度以下のレンジに限定した方が良いと思われます。
滑空と同じ状態が簡単に維持できるので、足技不要の「足軽技」と呼ばれたこともありました(笑)
Nレンジ走行を利用する際には、確実にEVランプがついていることを確認してください。エンジンオンのときにNレンジに入れていまうといつまでもエンジンが停止しないからです。
「エンジン加速 → アクセルオフでエンジン停止 → Nレンジで惰性走行」を繰り返すことで、足技不要のお手軽TNP走行が可能です。
例えば、50km/hまで加速→Nレンジで35km/hまで減速→50km/hまで加速といったパターンを試してみてください。
加速とNレンジでの減速の繰り返しとなるので、後続車に迷惑のかかるエゴ運転となります。後続車がいない特殊な場面で試してみると良いでしょう。
3)モーター走行
アクセルを軽く踏んだ状態でモーターによる走行。プリウス30型やCT200hでは、TNP向上において「滑空」よりもモーター走行の方が適しています。モーター効率が良くなっているし、滑空では減速感が大きいため交通の流れに適応できないからです。
道路の傾斜や路面のスムーズさに合わせてモーター走行の強さを常にコントロールし、無駄に電力を消費しないよう、最低限の強さでモーター走行するよう足技でコントロールします。
HSIメーターの振れは、なるべくならこのぐらいのレベル以下に抑えたいところ。
写真はエコゾーンの20%程度。

傾斜が若干の登りだったり、速度域が高い場合で完全速度維持したい場合は、このぐらいまで使います。あまり効率がいいとは言えませんが、交通の流れに乗るには必要ですね。

TNP講座 目次はこちら
Posted at 2012/01/09 11:27:04
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