- 車・自動車SNSみんカラ
- まとめ
- その他
- 車間距離と予測運転
- 車間距離と予測運転(其の弐)
まとめ記事(コンテンツ)
タッチ_さん
2015/02/16
車間距離と予測運転(其の弐)
前回、予測運転を見直すことになった経緯を説明しました。
事の発端は公道の流れの中で食らうi-DMの白ゲージ減点を撲滅すること。目的はどこを走ってもi-DMのスコア5.0点を取りたい!えぇ、最初の動機は不純でした(苦笑)。
周囲のクルマの動きに翻弄されてブレーキを踏まされる事なく、常に自らの意思で踏むために予測が重要であるという、今更な結論に至ったワケですが、運転経験も性格も異なる全く知らないドライバーたちが運転する、しかも複数のクルマの動きなんか、常に正確に把握する事なんて出来るんでしょうか?(^_^;)
ここで改めて、自分と周りのクルマの動きがどーなっているかを観察してみました。
ドライバーは皆、道交法に従って走ります。日本のドライバーは赤信号を無視することはほとんどありません。逆に制限速度は10~20km/hくらいの超過は日常茶飯事。車線も基本的には守りますし、車線変更禁止区間で車線変更を行うクルマも意外に少数です。
ってな具合で、当り前っちゃぁあたりまえの話ですが、ドライバーは道交法に基本的に従い、ある程度の運転マナーを守って運転しています。つまり一定の秩序が存在するんですね。皆、好き勝手に運転していると言っても、それはあくまで法令とマナーの範囲内で、ということになります。
例えば東京都内の典型的な片側二車線・対向四車線の幹線道路。信号待ちから青信号で発進し、50km/hもしくは60km/h+αの速度まで加速して巡航、赤信号で減速停止します。これも当り前に思えるかもしれませんが、逆に言えば
「青信号になっても止まったまま発進しないクルマは居ない」とか、
「制限速度50km/hの道路を30km/hで走るクルマはほとんど居ない」とか
「青信号で止まるクルマは居ない」とかとか
「信号もないところで突然とまるクルマも居ない」とかとかとかw
という事なんですねd(^.^)
さて、道交法とある程度の運転マナーという秩序の存在を確認したところで、それでも全てのクルマが全く同じような動きをするワケではありませんね。じゃぁ、どんな違いがあるのか?に目を向けて見ました。
先ず、その道路の流れに乗って走るドライバー。制限速度が何キロだろうが、その道を走る大多数のクルマが概ね出す速度というのは、身近な道路をイメージすればわかると思います。大体このタイプが多数派を占めますね。
次に、こういった交通の流れに頓着しないドライバー。周りがいくら自分より速かろうがバンバン抜かれようが唯我独尊。制限速度かそれ以下の速度で淡々と走り、自分の前が如何に開けていようが、自分の後ろに何台ものクルマが連なっていようがお構いなし。まぁ交通の流れの中にあっては亀さんタイプですね(苦笑)。
※こういったドライバーはあくまで道交法を守っている限りは悪い運転ではないものの、これを高速道路の追越車線とか、一般道の右車線でやるのはボクはマナー違反だと個人的には思いますが、、、(^_^;)
最後は亀さんとは反対のウサギさんタイプ。制限速度が何キロだろうが、交通の流れが何キロだろうがお構い無しで兎に角、前へ前へとクルマを追い抜いて行きます。よほど急いでいるんでしょうが(笑)、前走車のお尻に噛付かんばかりに車間距離を詰め、隣の車線に隙があらば車線変更をし、流れの中を縫うようにして先を急ぎます。信号待ちで先頭に止まろうものなら、青信号と共にバビューンと見えなくなってしまいますが、意外に次の信号待ちで後続車を待っててくれたりするからウサギさん(苦笑)。
まぁ大体この3タイプに分類できそうだということが判りました。割合は多数派タイプが7~8割、亀さんタイプが意外に多くて2~3割、ウサギさんタイプは数%って感じでしょうか。多数派タイプがもっとも多いが故にバリエーションも幅があります。亀傾向とかウサギ傾向とか(笑)。
で、この3タイプがワタシ(アナタ)も含めて公道上を入り乱れて走り回るワケですが、そうすると何が起こるか?
例えば1台の亀さんタイプが居たとしますd(^.^)。
彼(彼女)は制限速度というか、自分のペースで淡々と走りますが、このクルマの後ろから亀さんタイプが来たとしたら?後ろに付いた亀さんは前の亀さんを決して抜こうとはしません。後ろに付き従って淡々と走ります。
一方、亀さんタイプの後ろにウサギさんタイプが来たら、絶対に抜きに掛かります。もう一刻も早く!という勢いで(苦笑)。
じゃぁ多数派タイプの場合は?
亀さんタイプのペースにも寄りますが、制限速度を著しく下回って無い限り、直ぐに抜こうとはしません。また、隣の車線の交通量が多い場合も、あまり無理をして車線変更をしてでも抜こうとはしません。逆に道路が空いていて労せず車線変更が可能である場合は、スマートに追い越しを掛けますね。
ってな感じに、ここでも一定の秩序というか法則、パターンが存在するんですね、意外にも(^_^;)。
ということまで解ると、じゃぁ自分の周りを走っているクルマが、亀かウサギか多数派か?という色分けさえ出来てしまえば、これから自分の周りで起こるであろう様々なクルマの動きが、大体見えてくるかもしれません。
じゃぁどうやって見分けるか?というと、ボクの場合は簡単でした。なぜならボク自身は多数派に属するものの、ペースが速いウサギ傾向だからです(苦笑)。
亀タイプのクルマには直ぐに追い付き、追い越してしまいます。つまりボクの周りに居る時間は極めて短く、直ぐに後方に置き去りになっちゃいます。一方でそんなボクに追い付き、追い抜いて行くクルマは間違いなくウサギタイプ。その他の、ボクの周りに比較的長く居るクルマたちは多数派タイプということになりますね。
という感じで、先ずは道交法と運転マナーによる秩序、その上で亀、ウサギ、その他多数派というタイプ別が存在するが故のパターンがあるという認識に立てば、それらによって周りで起こる様々な事は、或る意味「信号が青に変わると」だったり「一時停止の標識があると」というレベルにあながち遠くない、起こるべくして当たり前に起こることに見えて来ます。
そしてそれが「当り前」となった瞬間に、そういった諸々の事以外の出来事のみが「予測外」という話になるワケです。
つまり、「i-DMの今回のスコアで5.0点が取りたい」という邪まな動機(苦笑)で始めた予測運転の見直しが、意外やこの「予測外の範囲を限定する=予測の範囲を広げる」ことに繋がったんですね(^-^)。
んじゃその予測内に対してどのように振る舞い、予測外に対してどう備えるか?というのは次回w
事の発端は公道の流れの中で食らうi-DMの白ゲージ減点を撲滅すること。目的はどこを走ってもi-DMのスコア5.0点を取りたい!えぇ、最初の動機は不純でした(苦笑)。
周囲のクルマの動きに翻弄されてブレーキを踏まされる事なく、常に自らの意思で踏むために予測が重要であるという、今更な結論に至ったワケですが、運転経験も性格も異なる全く知らないドライバーたちが運転する、しかも複数のクルマの動きなんか、常に正確に把握する事なんて出来るんでしょうか?(^_^;)
ここで改めて、自分と周りのクルマの動きがどーなっているかを観察してみました。
ドライバーは皆、道交法に従って走ります。日本のドライバーは赤信号を無視することはほとんどありません。逆に制限速度は10~20km/hくらいの超過は日常茶飯事。車線も基本的には守りますし、車線変更禁止区間で車線変更を行うクルマも意外に少数です。
ってな具合で、当り前っちゃぁあたりまえの話ですが、ドライバーは道交法に基本的に従い、ある程度の運転マナーを守って運転しています。つまり一定の秩序が存在するんですね。皆、好き勝手に運転していると言っても、それはあくまで法令とマナーの範囲内で、ということになります。
例えば東京都内の典型的な片側二車線・対向四車線の幹線道路。信号待ちから青信号で発進し、50km/hもしくは60km/h+αの速度まで加速して巡航、赤信号で減速停止します。これも当り前に思えるかもしれませんが、逆に言えば
「青信号になっても止まったまま発進しないクルマは居ない」とか、
「制限速度50km/hの道路を30km/hで走るクルマはほとんど居ない」とか
「青信号で止まるクルマは居ない」とかとか
「信号もないところで突然とまるクルマも居ない」とかとかとかw
という事なんですねd(^.^)
さて、道交法とある程度の運転マナーという秩序の存在を確認したところで、それでも全てのクルマが全く同じような動きをするワケではありませんね。じゃぁ、どんな違いがあるのか?に目を向けて見ました。
先ず、その道路の流れに乗って走るドライバー。制限速度が何キロだろうが、その道を走る大多数のクルマが概ね出す速度というのは、身近な道路をイメージすればわかると思います。大体このタイプが多数派を占めますね。
次に、こういった交通の流れに頓着しないドライバー。周りがいくら自分より速かろうがバンバン抜かれようが唯我独尊。制限速度かそれ以下の速度で淡々と走り、自分の前が如何に開けていようが、自分の後ろに何台ものクルマが連なっていようがお構いなし。まぁ交通の流れの中にあっては亀さんタイプですね(苦笑)。
※こういったドライバーはあくまで道交法を守っている限りは悪い運転ではないものの、これを高速道路の追越車線とか、一般道の右車線でやるのはボクはマナー違反だと個人的には思いますが、、、(^_^;)
最後は亀さんとは反対のウサギさんタイプ。制限速度が何キロだろうが、交通の流れが何キロだろうがお構い無しで兎に角、前へ前へとクルマを追い抜いて行きます。よほど急いでいるんでしょうが(笑)、前走車のお尻に噛付かんばかりに車間距離を詰め、隣の車線に隙があらば車線変更をし、流れの中を縫うようにして先を急ぎます。信号待ちで先頭に止まろうものなら、青信号と共にバビューンと見えなくなってしまいますが、意外に次の信号待ちで後続車を待っててくれたりするからウサギさん(苦笑)。
まぁ大体この3タイプに分類できそうだということが判りました。割合は多数派タイプが7~8割、亀さんタイプが意外に多くて2~3割、ウサギさんタイプは数%って感じでしょうか。多数派タイプがもっとも多いが故にバリエーションも幅があります。亀傾向とかウサギ傾向とか(笑)。
で、この3タイプがワタシ(アナタ)も含めて公道上を入り乱れて走り回るワケですが、そうすると何が起こるか?
例えば1台の亀さんタイプが居たとしますd(^.^)。
彼(彼女)は制限速度というか、自分のペースで淡々と走りますが、このクルマの後ろから亀さんタイプが来たとしたら?後ろに付いた亀さんは前の亀さんを決して抜こうとはしません。後ろに付き従って淡々と走ります。
一方、亀さんタイプの後ろにウサギさんタイプが来たら、絶対に抜きに掛かります。もう一刻も早く!という勢いで(苦笑)。
じゃぁ多数派タイプの場合は?
亀さんタイプのペースにも寄りますが、制限速度を著しく下回って無い限り、直ぐに抜こうとはしません。また、隣の車線の交通量が多い場合も、あまり無理をして車線変更をしてでも抜こうとはしません。逆に道路が空いていて労せず車線変更が可能である場合は、スマートに追い越しを掛けますね。
ってな感じに、ここでも一定の秩序というか法則、パターンが存在するんですね、意外にも(^_^;)。
ということまで解ると、じゃぁ自分の周りを走っているクルマが、亀かウサギか多数派か?という色分けさえ出来てしまえば、これから自分の周りで起こるであろう様々なクルマの動きが、大体見えてくるかもしれません。
じゃぁどうやって見分けるか?というと、ボクの場合は簡単でした。なぜならボク自身は多数派に属するものの、ペースが速いウサギ傾向だからです(苦笑)。
亀タイプのクルマには直ぐに追い付き、追い越してしまいます。つまりボクの周りに居る時間は極めて短く、直ぐに後方に置き去りになっちゃいます。一方でそんなボクに追い付き、追い抜いて行くクルマは間違いなくウサギタイプ。その他の、ボクの周りに比較的長く居るクルマたちは多数派タイプということになりますね。
という感じで、先ずは道交法と運転マナーによる秩序、その上で亀、ウサギ、その他多数派というタイプ別が存在するが故のパターンがあるという認識に立てば、それらによって周りで起こる様々な事は、或る意味「信号が青に変わると」だったり「一時停止の標識があると」というレベルにあながち遠くない、起こるべくして当たり前に起こることに見えて来ます。
そしてそれが「当り前」となった瞬間に、そういった諸々の事以外の出来事のみが「予測外」という話になるワケです。
つまり、「i-DMの今回のスコアで5.0点が取りたい」という邪まな動機(苦笑)で始めた予測運転の見直しが、意外やこの「予測外の範囲を限定する=予測の範囲を広げる」ことに繋がったんですね(^-^)。
んじゃその予測内に対してどのように振る舞い、予測外に対してどう備えるか?というのは次回w
Posted at 2015/02/17 16:44:05
イイね!0件
オススメ関連まとめ
-
2025/11/30
-
2020/08/29
-
2020/08/20












