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まとめ記事(コンテンツ)
タッチ_さん
2014/04/07
納車一年で想うアテンザの魅力(3)
前々回、前回のブログでボクがアテンザを一年所有して感じた魅力と、その中身についてボクなりに考察してみました。
その魅力は、走る歓び掲げるマツダ車らしい、人馬一体の乗り味でした。それは、
①ドライバーの感覚にあくまで自然でリニアなクルマの反応
②適切な速度、かつ少なくない(だが大き過ぎない)姿勢変化
③前下がりのロール姿勢(ダイアゴナルロール)
によって、ドライバーに強くクルマとの一体感を与えていると考えています。
このマツダの最新の考え方に基づく乗り味は、前世代のマツダ車(GHアテンザ、BLアクセラ以前)は元より、従来のスポーティカーのそれとも相当に異なるモノでした。勿論、それ故にボクにとっては極めて新鮮な、文字通り新世代の操る歓びに出逢ったということになるのですが(^_^;)。
この実現にマツダが拘ってセッティングした足回りが重要な役割を果たしていることは言うまでもありません。
もし貴方が車高調整キットなど、足回りに手を加えようと考えているのであれば、それが何を意味しているのか十分に考えた方が良いでしょう。
今、貴方が愛車を走らせてボクと同じように「気持ちよい」とか「楽しい」と感じているのなら、それはマツダの最新の考え方に基づく人馬一体の乗り味によってもたらされているからです。つまり、車高調などのサスキットを入れるという事は、この乗り味が失われることを意味します。
いくつかの製品のスペックを確認しましたが、マツダ純正の考え方を踏襲していると思われるモノはAutoExeのストリートスポーツサスキットのみで、その他の製品は典型的な旧来のスポーツサスと同様でした。ということは、AutoExe以外の製品を導入することはイコール「マツダの最新の特徴的な足回りを捨てて、旧来のどこにでもある平凡なスポーツサスに交換する」ことになるんです。
貴方が分かってそれをやろうというのなら、ボクは別に何も言いません。
実際、ウチのカミさんはサーキットスペックの足に馴染んでいたせいか、大きめなロール姿勢が恐いと云い、結局ダウンサスを入れています。別にマツダの最新の足回りが唯一無二の最高のモノだと云っているワケではありません。気に入らない人だって居るでしょうし、何かしたいというのはオーナーの自由です。
しかしもし単に「車高を下げたい」という理由だけで深く考えずに高価なサスキットを導入し、本人が知らぬ間にマツダが拘った乗り味が失われていたらどうでしょう?足回りを交換してしまったら、少なくともハンドリングに関してはもはやGJアテンザでは無くなるんです。それは果たして「改良」と言えるんでしょうか?良くクルマを弄ることは「自己責任」とか言いますが、パーツ交換が改悪になる場合だってあることを、良く考えた方がイイという話です(^^;)。
ちょっと興味があって車高調を入れている人のブログやレビューなどをときどき探して見ていたのですが、ノーマル足から改良と言える効果が期待出来る製品は、今のところ見当たりませんね。そもそもパーツレビューで"乗り心地"程度しか言及しておらず、参考になる情報が圧倒的に少ないというのもありますが(^_^;)。
ノーマルのアテンザの足回りはフロントのバネがリアより相対的に柔らかいのが特徴(XDがF:2.9kg/R:4.0kgほど)で、これが前下がりの姿勢変化を生む要素のひとつになっていると推察しているのですが、市販のサスキットは大体、F:7kg、R:4kgといった感じです。典型的なスポーツサスの仕様で、導入したオーナーさんの多くがリアの跳ねに悩まされていて、減衰力を弱く調整しているようです。ノーマルのアテンザのリアサスとバネレートがあまり変らないのに跳ねるというんですから困ったものですね(^^;)。少なくとも慣らしが済めば跳ねが気にならなくなるノーマルとは対照的です。
一方でフロントは格段に強化されるワケですから、乗り心地はともかく肝心の乗り味がどうなるのか?リアの減衰力を落として走らせているのなら、まぁ良好なハンドリング性能が得られるイメージは、ボクには無いですね。
唯一、ノーマルの乗り味を踏襲しているAutoExeですが、フロント荷重が全然違うガソリンとディーゼルで仕様が単一です。元マツダの貴島さんの理論を製品に反映させたということで期待していたんですが、ノーマル+ダウンサスで一年を過した今となっては、ちょっと保留というところですね。試してみたい好奇心はあるんですが、、、(^_^;)
もしノーマルの車高が許せない、どーしても車高を落としたいというのなら、ダウンサスくらいで我慢しておく事をお勧めしますよ。ボクもアテンザで初めて入れてみましたが、こいつのメリットは安いことと多少乗り心地が悪くなる程度で、致命的な性能低下が無いこと。性能向上もほとんど無いですが(^_^;)、減衰力を落とさないと乗ってられない(らしい)一部の製品に比べれば、ノーマルダンパーを流用するわけですから遥かにマシです(苦笑)。
まぁ、サスペンションは重要な機能パーツですしマツダ車の場合はメーカーの拘りが色濃く反映されています。明確なチューニング(調律)の目的が無く、ドレスアップ感覚であるのなら「悪いことは言わないから止めておけ」ってところですね(^_^;)。
その魅力は、走る歓び掲げるマツダ車らしい、人馬一体の乗り味でした。それは、
①ドライバーの感覚にあくまで自然でリニアなクルマの反応
②適切な速度、かつ少なくない(だが大き過ぎない)姿勢変化
③前下がりのロール姿勢(ダイアゴナルロール)
によって、ドライバーに強くクルマとの一体感を与えていると考えています。
このマツダの最新の考え方に基づく乗り味は、前世代のマツダ車(GHアテンザ、BLアクセラ以前)は元より、従来のスポーティカーのそれとも相当に異なるモノでした。勿論、それ故にボクにとっては極めて新鮮な、文字通り新世代の操る歓びに出逢ったということになるのですが(^_^;)。
この実現にマツダが拘ってセッティングした足回りが重要な役割を果たしていることは言うまでもありません。
もし貴方が車高調整キットなど、足回りに手を加えようと考えているのであれば、それが何を意味しているのか十分に考えた方が良いでしょう。
今、貴方が愛車を走らせてボクと同じように「気持ちよい」とか「楽しい」と感じているのなら、それはマツダの最新の考え方に基づく人馬一体の乗り味によってもたらされているからです。つまり、車高調などのサスキットを入れるという事は、この乗り味が失われることを意味します。
いくつかの製品のスペックを確認しましたが、マツダ純正の考え方を踏襲していると思われるモノはAutoExeのストリートスポーツサスキットのみで、その他の製品は典型的な旧来のスポーツサスと同様でした。ということは、AutoExe以外の製品を導入することはイコール「マツダの最新の特徴的な足回りを捨てて、旧来のどこにでもある平凡なスポーツサスに交換する」ことになるんです。
貴方が分かってそれをやろうというのなら、ボクは別に何も言いません。
実際、ウチのカミさんはサーキットスペックの足に馴染んでいたせいか、大きめなロール姿勢が恐いと云い、結局ダウンサスを入れています。別にマツダの最新の足回りが唯一無二の最高のモノだと云っているワケではありません。気に入らない人だって居るでしょうし、何かしたいというのはオーナーの自由です。
しかしもし単に「車高を下げたい」という理由だけで深く考えずに高価なサスキットを導入し、本人が知らぬ間にマツダが拘った乗り味が失われていたらどうでしょう?足回りを交換してしまったら、少なくともハンドリングに関してはもはやGJアテンザでは無くなるんです。それは果たして「改良」と言えるんでしょうか?良くクルマを弄ることは「自己責任」とか言いますが、パーツ交換が改悪になる場合だってあることを、良く考えた方がイイという話です(^^;)。
ちょっと興味があって車高調を入れている人のブログやレビューなどをときどき探して見ていたのですが、ノーマル足から改良と言える効果が期待出来る製品は、今のところ見当たりませんね。そもそもパーツレビューで"乗り心地"程度しか言及しておらず、参考になる情報が圧倒的に少ないというのもありますが(^_^;)。
ノーマルのアテンザの足回りはフロントのバネがリアより相対的に柔らかいのが特徴(XDがF:2.9kg/R:4.0kgほど)で、これが前下がりの姿勢変化を生む要素のひとつになっていると推察しているのですが、市販のサスキットは大体、F:7kg、R:4kgといった感じです。典型的なスポーツサスの仕様で、導入したオーナーさんの多くがリアの跳ねに悩まされていて、減衰力を弱く調整しているようです。ノーマルのアテンザのリアサスとバネレートがあまり変らないのに跳ねるというんですから困ったものですね(^^;)。少なくとも慣らしが済めば跳ねが気にならなくなるノーマルとは対照的です。
一方でフロントは格段に強化されるワケですから、乗り心地はともかく肝心の乗り味がどうなるのか?リアの減衰力を落として走らせているのなら、まぁ良好なハンドリング性能が得られるイメージは、ボクには無いですね。
唯一、ノーマルの乗り味を踏襲しているAutoExeですが、フロント荷重が全然違うガソリンとディーゼルで仕様が単一です。元マツダの貴島さんの理論を製品に反映させたということで期待していたんですが、ノーマル+ダウンサスで一年を過した今となっては、ちょっと保留というところですね。試してみたい好奇心はあるんですが、、、(^_^;)
もしノーマルの車高が許せない、どーしても車高を落としたいというのなら、ダウンサスくらいで我慢しておく事をお勧めしますよ。ボクもアテンザで初めて入れてみましたが、こいつのメリットは安いことと多少乗り心地が悪くなる程度で、致命的な性能低下が無いこと。性能向上もほとんど無いですが(^_^;)、減衰力を落とさないと乗ってられない(らしい)一部の製品に比べれば、ノーマルダンパーを流用するわけですから遥かにマシです(苦笑)。
まぁ、サスペンションは重要な機能パーツですしマツダ車の場合はメーカーの拘りが色濃く反映されています。明確なチューニング(調律)の目的が無く、ドレスアップ感覚であるのなら「悪いことは言わないから止めておけ」ってところですね(^_^;)。
Posted at 2014/04/08 07:49:26
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