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2014/08/20

Pバルブについて3-分解

「ダッシュボードなんて」でググると、このブログにたどり着けるようですよ!

というか既に自分でも過去の日記を検索するのに、「ダッシュボードなんて+"検索語句"」を多用していたりw


どうも、マッドなメカニックです。




いつも文字やら数式やらばかりの日記でお疲れかと思いますので、今日は写真多めで行きますよ!


やっぱたまには心癒される精密部品の写真でも眺めながらリラックスするのも良いと思うんですよねー。






Pバルブの構造について。

Pバルブの動作自体は大体どれも同じなのですが、内部構造はメーカーによってかなり種類があるようです。
基本は、マスターシリンダーからの油圧を入力、リア配管側を出力とした1入力1出力のものですが、フロント側の油圧を引っ張ってきて、2入力1(2)出力のものもあります。



日産のシルビア系のPバルブは大きく分けて2種類。
いずれもマスターシリンダーにくっついていて、

ABS付き車用のこんなやつと、






ABS無し車用のこれ、





この2種類。


内部構造は若干違いますし、どちらもマスターシリンダ一体(非分解)ですが、

普通に分解可能です(笑)




ABS付き用のPバルブは、S15用S14用、R32用R33用等で互換性があります。
ただし、メーカー違い(TOKICO、NABCO)間での流用は出来ないと思われます。

ABS無し用も同じく。似たようなマスターシリンダを使っている車種間で流用可です。




さて改めてまして、内部構造をば。


早速分解します。



モノはS14シルビアの、ABS無し車用マスターシリンダにくっついてるPバルブ(と同等のモノ)




はははん









へいへーい










この手のPバルブは、完全に1入力1出力のようです。







中のこれ、



これが、約2mm程度前後に動きます。



スプリングの部分はフルードには漬からない構造のよう。





続く。
Posted at 2014/08/21 23:21:05

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