まとめ記事(コンテンツ)

2010/09/08

[静穏化] ロードノイズ低減プレート(フロントサスペンション アッパーマウント固定ボルト編)

運転席シート固定ボルトに続き,フロントサスペンション・アッパーマウント固定ボルトにも施工。

率直な感想としては「効果ありすぎ」。というのも,フロントからの微振動が減った結果・・・

1)リアからの微振動が気になる

2)微振動以外の大きな振動が気になる

3)今まで気にならなかったノイズ(ロードノイズ以外)が気になる

4)エンジンの微振動も減ったと感じられることに「やはりプラシーボか」と悩む(笑)

5)ステアリングなどからのロードインフォメーションが減った


1)~3)は理論上あり得るし他の箇所の制振時にもよく感じたこと&慣れればすむことなのでOK。4)は先に施工していたシート固定ボルトとの相乗効果による体感度のアップもあるだろう。へたったタイヤから新しいタイヤに履き替えたばかりで取り付けていることから,効果を過大解釈している可能性もある。今回の施工でタワーバーの固定の仕方も改善したことになるので,それも何らかの影響を及ぼしているのかもしれない。

最も戸惑いを感じているのは5)だ。5)は,路面の砂の浮き具合や濡れ具合,限界域付近でのタイヤの挙動などの情報伝達の障害になっている気がする。クルマとの会話を楽しんだりスポーティに走ることを楽しむ方は,必ずしも好まない味だろう。初心者ドライバーや初めての道を走ることが多い方にもあまりオススメはしたくない。


以上のようなことが懸念されるほど効果は感じられた。小さな段差やマンホールなどを踏むときの不快感はかなり改善されている。今まで段差や金属物を踏む前に無意識に行っていた緊張や身構えがムダになった。路面状態を熟知している走り慣れた道や中~高速道路の巡航はかなりラクになりそうである。


ともあれ,同行号は先週から今週にかけてちょっと気持ち悪いと感じるほど静かで滑らかなクルマになった(といってもエンジンはうるさいしビル脚はカタイですが)。静穏化はそろそろ「ほどほど」にしようと思っていたのだが,まさにその時期のようである。これからはおよそ「維持」と「改良」程度に努めていこうと思う。



※ 画像はアッパーマウント右側前面部。タワーバーの高さ調節のため,もともと普通のワッシャー(2枚)が装着されていた。今回はそのうちの1枚を抜き,ノイズ低減プレートへと換装した。ボルトは片側3箇所あるが,そのうち1箇所はタワーバーの取付には関与していないので,プレートは通常の装着の仕方で施工した。なお,トルクレンチを使用せずにボルトを締める時は,締めすぎに注意(ボルトが折れます)
Posted at 2010/09/08 03:02:30

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