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まとめ記事
[静穏処理] デッドニング / 防音・遮音 / 防振 / 異音対策 まとめ
同行二人さん
2015/06/05
21,961
大衆コンパクトカーの遮音性の低さ,振動や異音の多さに業を煮やし,防音だけでなく防振を狙って開始したため,「静音」ではなく「静穏」と称しています。オーディオの音響調節や冬場の防寒なども兼ねています。
かつてはみんカラの整備手帳に「デッドニング」という項目の設定さえありませんでしたが,今ではDIY用の素材やノウハウの情報も入手しやすくなりました。このまとめには古くさくなってしまった内容や,我ながらヘタクソな事例が多々含まれています。追加ややり直しも多いです。
今なら重量増を抑えつつ,より効果とコストパフォーマンスに優れた施工ができそうに思います。反省しつつ一段落のまとめです。
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ボンネット裏面にフードライナー http://www.dynamat.com/products_automotive_hoodliner.html 装着。 装着後に運転してみると,ボンネットの上に重いモノでも載せたかのような遮音感覚。ボンネットの表面を触ってみると断熱性の高さに驚く。 後に周縁にD型スポンジ,エプトシーラーを追加。出典:同行二人さん
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(http://minkara.carview.co.jp/userid/121170/car/195494/592831/photo.aspx からの続き) リアバンパー裏側のボディの隙間にはフェルトを詰めた後,レアルシルトでサービスホールをふさぐ。出典:同行二人さん
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リアサイドドアの内張の処理(2008.1.8)。 画像は右ドアの内張です。内張の左上の穴はドアレバーのユニットがはめ込まれるところです。その下のメッシュがリアスピーカーの前面部になります。 中央の穴はウィンドウレギュレータのハンドルバーが通るところです(本来は穴の縁に沿って黒いゴム状のシールが貼ってあります)。 右上の横長のしろっぽい範囲は,リアシートに座ったときアームレストになる部分で,クッション状の布が貼ってあります。出典:同行二人さん
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Aピラー内張の処理をしました(2008.1.9)出典:同行二人さん
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フロントドアのデッドニングの手始めとして,まずはドアハンドル部周辺の内張を外し,裏面にダイポルギー(制振ペイント)を二度塗りしました。 ここは内張はがしで比較的容易に外すことができます。裏面につながっているパワーウィンドウレギュレータのスイッチのケーブルは,コネクタ(カプラー)の黒い樹脂部のツメをマイナスドライバーなどで押せば軽く抜けます。出典:同行二人さん
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エプトシーラー。 せっかくのシートなのですが,大部分は幅1センチ~数センチにハサミで切り,ケーブル類に巻き付けたり,内張の隙間などを塞ぐために使用しました。 なお,某オクで切り売りを購入する方が割安です(後に追加購入)。出典:同行二人さん
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やり残していたダッシュ周りに挑戦。 グローブボックスを外し,右サイド~右ダッシュ~センターコンソール右側周辺の隙間にニードルフェルトを充填。 高温になる部位は避け,テープなどは用いずに外れないようにしながらフェルトを固定(画像は作業の途中)。 意外と効果があったので驚く。助手席前面からの高音域の騒音はかなりカットできた。出典:同行二人さん
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運転席周り,ようやく処理しました。 ダッシュやコンソールを全て分解して処理するとかなりの手間になるのと,少なくとも1-2日は車に乗れなくなりそうなので,簡単なことのみです。 まずはメーターユニットの周り。出典:同行二人さん
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運転席足下(左側)・センタコンソール下部の隙間に吸音材(ニードルフェルト)充填。 エアコンの送風口には干渉させない。ヒーター使用時の熱の持ち具合を再チェックする方がよさそう。出典:同行二人さん
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カームフレックスRPの特性を生かし,ナビ台座を固定する金属の金具部分を制振。 ワッシャー(?)と台座が接する隙間にカームフレックスを粘土状に充填。 長いあいだ対策に悩んできたクルマの振動に合わせて生じる台座のきしみ音をようやく解消できた。 よく見ないと分からないが,ぐにょぐよしたカームフレックスの見た目がよくない。後で整形しよう。出典:同行二人さん
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スピーカーの再交換後,スピーカー本体のビビリはなくなったものの,以前はビビっていなかった箇所のビビリが発生することに気づきました。とくに,リアのサイドドアのBピラー周辺です。 剥がれる仕様のフィエスタのBピラーカバー,同行号では乗り始めから間もない段階で剥がれはじめ,ディーラーにて交換ではなく外装用の両面テープで再固定してもらいました。 このカバーの上部はレインバイザー(こちらも両面テープ併用)で覆われているので,剥がれても脱落はしないですみました。しかし,数年を経て流石にテープの粘着力がやや弱ってきたようです。 このカバーのボディー側にはカバーをボンドで固定する白いプラスチックの台座があります。 さらに,カバーのドアの側面側はさらに黒いプラスチック(溝があり細長い)でボディとともに挟んで固定するようになっています。カバーとこの黒いプラスチックはウエザーストリップ(黒いゴム状の風雨よけ)で覆われています。 これらの樹脂類はおそらく経年劣化によってややゆがんだり硬化するものでしょう。リアのサイドドアのBピラー周辺を手で叩いてみると「ビッビッビッビッ」という振 ...出典:同行二人さん
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これまでの静穏処理であまり活用していなかったノイズレデューサーを未制振だったリアハッチの内張の裏面にスプレー。 ハッチドアは過去の静穏処理で重くなっており,開閉に支障が生じ得る箇所だったため,重量のあるレアルシルトは貼っていなかった。 サイドドアで防音効果の高かったエプトシーラー様のスポンジテープの貼付をハッチドアの周縁部にも実施。 リアに関してもはや体感できる処理は残っていないだろう…と思っていたが,いずれも効果は明確だった。 今回の作業の結果, ・ドア周縁部の隙間の防音はドア内部の制振・吸音とともに重要 ・ハッチドアにはタイヤだけでなくエンジンのノイズがかなり回り込んでいる ことがよく分かった。 ・・・そして無処理のままになっているダッシュボードからのノイズが際立ってきた。出典:同行二人さん
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かつては走行中にときどき「コトッ」「カタッ」と音を立てていたリアシートベルト(左)の金具。 いつしか走行中常時「キコキコキコキコ」と鳴るようになり,かなり耳障りになっていた。 これまでデッドニングのためにリアの内張を何度も外してきたが,リアシートベルト金具~リール周辺のどこから異音が発生しているのか特定できず,ディーラーに何度か相談し対策も試していただいていたが未解決となっていた。 今回は内張表面から触診を重ね,画像の金具のガタつきが原因とほぼ断定。エアフィルタ乾燥の待ち時間中に対策を実施。 金具本体とその取り付け部周辺にテープ状のエプトシーラー(吸音材)を貼付。さらに金具と接触しうる内張の内側(金具側)にもクッションテープを貼付。これらはかつてはシートベルトの動作を干渉する可能性があるものとして避けていた行為であるが,どうやらうまくできた(画像は貼付前)。 これで効果なかったらどうしよう…と心配していたが,見事に解決!やれやれ。走行中の車内がひどく静かになり,我ながら驚く。 ちなみにリアシートベルトの右の金具はほとんどガタついていない。フロントも。左リアのみ使用頻 ...出典:同行二人さん
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走行中にフットレストに微振動が伝わってくるので,制振を試みる。出典:同行二人さん
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制振材カームフレックスRPはなかなかおもしろい。 制振力はレアルシルトに劣るし,樹脂のみなのでレアルシルトのような音響効果もないはず。しかも粘度のように柔らかく強度が低い。 しかし,この柔らかさゆえ複雑な局面にもフィットさせることができ,構造物の細部に好みの厚さや形で充填できる。 今回はカームフレックスRPでサイドドアのドアノブ(アウター側)の制振(?)を試みた。フィエスタのノブは握るとカタカタ動く。走行中にカタカタ音が室内に侵入してくるわけではないが,ドアの開閉時に気になることがある。 そこで,数ミリ程度の破片にしたカームフレックスRPをドアノブのボディ側にうまく貼り付けてみる。すると狙い通りにノブのカタカタが見事に治まった(The 自己満足)。出典:同行二人さん
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天井の内張を外すと,ボディ(天井の鉄板の内側)には短冊状に樹脂製の制振材が塗装されていた(画像のオレンジ部分)。 指で鉄板を叩きながら,未塗装部分のうち制振効果のありそうな場所を探し,レアルシルトを追加する場所を決めていく。 さらに貼りたい部位もあったが,手元にあったレアルシルトが品切れしたため断念。 ちなみに,フロント側にアシストグリップ(日本に輸入されていたフィエスタには未装着)のマウントを発見。出典:同行二人さん
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天井デッドニング後,ニードルフェルト,カームフレックスRP,エプトシーラーを某オクで追加購入。 フロアはレアルシルトと防音材で処理済みだが,作業が簡単なリアシート下部にニードルフェルトを追加してみる。 効果はとくに体感できず・・・。出典:同行二人さん
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暖かくなってきたのでタイヤローテーションをかねて,フロントタイヤハウスに制振を施す。出典:同行二人さん
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これは予想以上に効きました。 室内足下からのエンジン音の侵入がかなり低減されました。 エンジン音のうるささには定評のあるフィエスタですが,タイヤノイズが気になる場面の方が多くなりました。 建築用のスプレー式を1缶半ほど使用しました。防音・断熱効果はありますが強度への貢献はほとんどないものと思われます。 施工は超簡単ですが,充填後に漏れてくる泡を押さえたり,作業中に目的以外の場所に付着させない注意が必要です。 また,すばやく作業しないとスプレーノズル周辺で硬化が始まり,缶中に剤が残っていてもそれ以上の施工ができなくなってしまいます。 フレームやアーム類にたくさんある孔や空間は軽量化の意味もあると思いますが,ウレタンは防音材としては非常に軽いのが長所です。 通気や雨水の通水などのために確保されている孔や通路は塞がずに残した方がいいのかもしれません。出典:同行二人さん
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簡単・安価なわりに効果が高いドア周り隙間ふさぎ。 リアボディ側にP型スポンジテープ(グレー)。出典:同行二人さん
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静穏処理(11)の続きです。 フロントフェンダー内部にスポンジ(ダイソー「超でか!」を4個。隙間が生じないように詰め込む。 左フロントフェンダー上部(画像上がリア側)。 リア側のサイドドアと接する面には純正のクッション(表面は黒い樹脂)が詰まっている。 スポンジで塞ぎきれないサービスホールなどはあえて残しておくことにする。出典:同行二人さん
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フェンダーで効果が高かったのに気をよくしてエンジンルーム内に「超でか!」追加。 左フロントアッパーマウント辺りに3個投入。ここはかつてワイパー下部のパネルを外して対策しようとして,うまくアプローチできずに断念していた空間。今回はエンジンルーム側からいきました。 作業は手をケガしないように該当部周辺のバリとりから始まります(笑)あとは隙間ができないように,雨水や熱は遮断しすぎないように(必要以上に厚みが出ないように)詰めるだけ。 右側はまだ未投入。「超でか!」追加購入せねば・・・出典:同行二人さん
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フィエスタは純正状態ではボンネットは防音材は装着されていない。 フードライナーは事故(2008年2月)によるボンネット交換時にディーラーが再取付してくれたが,事故前のチューニングショップの取り付け方よりも裁断が雑で(失礼),ボンネットの閉まりが悪くなってしまった・・・ しかし,フードライナーの面積が大きめになったため,防音効果は事故前より上がっている気がする。出典:同行二人さん
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運転中にBピラー内張のあたりでビビリ音がすることがある。 エプトシーラーとカームフレックスRPの小片を内張の要所に貼ってみる。 シートベルトの位置調整のための可動部を確保しないといけないので,効果的な処理が難しい。出典:同行二人さん
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ダイソーで「超でか!」を追加購入(画像下は隙間に詰め込みしやすいように切断された超でか!← 元はでかいが使用時はふつーサイズ)。 初めて床用シート「つなげるマット」も購入(右上。同じく切断後)。出典:同行二人さん
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エキゾーストマニホールド(エキマニ)とスポーツ触媒(センターパイプ)を社外品(Piper)に交換するために,純正エキマニと純正触媒およびそれぞれの遮熱板が取り外される。 画像は取り外されたセンターパイプの遮熱板,およびエキマニ側面の遮熱板(画像中央)。出典:同行二人さん
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Piper Sport CAT のパイプの触媒・サイレンサー以降にグラスウールバンテージ(イーエスティー)を巻き,その上からシルバーの耐熱塗料(カンペハピオ)を塗装。 バンテージの両サイドはステンレス製ホースバンド(直径40~60mm用)でパイプに固定。 リア側の純正パイプとの接続部(画像中央部)にはマフラー補修用のバンテージが巻かれていたが,一部が熱で硬化して剥がれ落ちていた(関連整備手帳 http://minkara.carview.co.jp/userid/121170/car/195494/883615/note.aspx)。これはディーラーの作業だったが,バンテージの上に耐熱アルミテープを重ねるべきだろう。今回,そのバンテージ部に耐熱塗料を厚塗りし,さらにその上からグラスウールバンテージを巻き,もう一度塗料をスプレーしている。 なお,純正状態ではエキマニ以降はパイプはマフラーエンドまで繋がっていた。 グラスウールバンテージはしなやかでやわらかいのだが,材料の性質上細かい破片が飛散するので,施工時には肌や目の露出はできるだけ避けた方がよい。あらかじめ水で十分 ...出典:同行二人さん
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車内で発生するカタコト音,キコキコ音など(俗に言う「妖精さん」)の対策の例をいくつか。 内張を留めるクリップ(金属製)とクリップが留まる穴(ボディ側金属むき出し部)に ・包帯留め用テープ(衛生用品) を貼ります。このテープは紙テープ的なものですが,耐水性がけっこう高く,経年劣化による剥がれやベタベタの発生も比較的少ないスグレモノです。何より安価で切断や加工がラク。 さらにダイソーで入手したスポンジ類 ・やわらか多用途スポンジ ・つなげるマット ・超でか! などを内張とボディが接触する部分や腔所に挿入します。画像の例(Cピラー下部)ではつなげるマット(ウレタン状)にはクリップが刺さり安定します。出典:同行二人さん
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左リアからの異音が内張やシートベルト金具などを徹底対策しても治まらない・・・最後に残ったのはココでした。 リアサイドドアの室内側ドアレバーを固定するパーツ(楕円部分)です。 ※ この画像はドアレバーまわり(に貼ったエプトシーラー)を内張に押し込んでいるところです。ココを外す際には内張を外し,内張の裏側から作業する必要があります。出典:同行二人さん
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久々の静穏処理のアップです。 トランクルームから見たリアのタイヤハウス。出典:同行二人さん
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