まとめ記事(コンテンツ)

2012/12/11

スバルとポルシェの類似点 0

この記事は、「スバル考察」についてについて書いています。


いやぁ、びっくりなボリュームの考察を戴いて恐縮です。と同時に久々に噛み合った会話が出来てるようで、うれしく思います。

マーケティングにおける911の考察は、まさしくおっしゃる通りで、スバルはそのラインに乗れるかどうかの難しいかじ取りをしている真っ最中だと思います。

ポルシェは924、944、928のFRラインにリニューアルし、環境、安全で困難となった化石の911を捨てる選択をし、同時にポルシェのコアな顧客をも切り捨てました。結果、経営危機に陥り、そしてテキトーに排ガス対策と5マイルバンパーでキュウキュウしていた911に救われたのでした。 彼らはこの時大きく2つの事を学んだと思います。

ひとつは「911とは何だったのか」と言うこと、そしてもうひとつは、その答えを知っていたのは「古くからの911ユーザ」だったということ。

そこから、ポルシェは再び「911」を創り始めます。それはポルシェを復活させること、そのものだったと思います。

さて、ここからはタッチさんのご指摘通りです。 ポルシェの何が愛されていたかを残しつつ、新たな顧客に「ポルシェ」の魅力を広めて行きます。それは古くからのコアなポルシェファナティックに答えるものでなく、911が持つ魅力を知ってもらう新たな車、964シリーズとなって行ったのだと思います。

そして、モデルチェンジの度に、「より快適で速く安全に」なりますが、濃厚な古い911のもつ語りかけはありません。

そして、おっしゃるように「では、以前の911ファンは?」

①ポルシェが繰り出す限定モデル(例えばGT3とか)
②結局変わるものが無く、大事に乗り続ける。
③古い911と新たな911の同居生活者へ

大体、そんな感じでしょうか。 私も実は買い替え検討は新型アテンザと最後のBLE3.0(D型)の上物でした(笑)。


私の考える911は大きくは4種類です。

1)最初はもはやビンテージーとなったナロー。これはライトウエイトのカミソリマシンです。

2)苦難のビッグバンパー。しかしポルシェ(911)のレースでの名声を支えた時代でもありました。

3)新世代911に明確な舵を切った964

4)水冷の996以降の911


私が乗った911は、ナローからの最後系譜たる911の2.7L。
排ガスで最悪と評判の’77型で、前オーナーが排ガス関係を全部以前のものに移植して有りました。おかげでエンジン全OHを体験させていただき、短期間に濃厚に堪能させていただきました。(ノンパワステ、ノンブレーキ倍力、蜜つぼMT等など)。

色々なことを覚えましたが、一言で言うなら「車の挙動をこれほど対話して運転するマシンは無い」と言うことでしょうか。これは出来の悪い車を騙して乗るのとは違い、ピンポイントのスポットに入れた時に得も言われぬ一体感が味わえ、それは他の車では絶対に成し得ない挙動なのです。

964以前のポルシェのスタンダードモデルはいずれもトルクウエイトレシオを50kg/kg・mを切るために、規制対応で重くなった車重にあがなうために排気量を上げて来ました。そこに彼らの911を911たらしめる方程式が有ります。以後のモデルはちょっと割愛しますね。

ここで休憩。
①31.6kg・m/250PS/1450kg
②31kg・m/250PS/1480Kg

これは何だと思いますか?。
①は最初のカレラ4
②は私のB4です。
つまり現在の愛車B4は後ろに走るカレラ4なのです(笑)。


*アンサーブログが追いつきませぬ、近々その2で。
Posted at 2012/12/11 21:17:34

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