
いやぁ、なんか久しぶりだなぁ。
つい最近まで、紅葉だ紅葉だっていってたのに、街はすっかりクリスマスモードになってますね。
そして、全然関係無いけど、今週はウナギの小骨が喉に刺さって不愉快な二日間を過ごしてました。
ウナギの骨って、油断ならんね。。。ってそんなことないですか?
そんなことがあって、ちょっと前に我が家で起きた事件を思い出したんです。
それは、夕食中の出来事。
美沙が突然、口を押さえて泣き叫び始めたんですわ。急な事で何が起きたのか分からなかったんだけど、その時食べてたのが”アジの干物”だったから、まさかと。
でも、そのまさかはズバリ的中してて、口の中を覗いた妻によると3cmくらいの骨が刺さってると。
こりゃまずいってことになって、とりあえず手を入れて取ろうとするけど、泣き叫んで暴れてるから、そんなに大きな口を開いてくれない。
咄嗟にピンセットを工具箱から取り出して取ろうとするも、ピンセットを口に入れられるのが怖いらしく、さらに暴れる始末。
冷静に考えたら、こんなにあばれてるのにピンセット突っ込むなんて危険すぎますわ。
どうしたものか、と考えている最中も叫び声は止みません。
「ご飯食べたり水飲んでれば取れるんじゃないの?」
美沙にそう言うと、黙々とご飯を食べはじめました。
とりあえず、病院に電話すると、診ますから来て下さいとのこと。
美沙に、「病院行って、骨取ってもらおうよ」と言うと、更に泣き叫びます。病院に行くのが、よほど怖いらしいようです。
美沙が泣きじゃくりながら、
「ご飯食べて、お茶のんで、ゴロンと横になってれば、大丈夫!!」と
言って、またご飯を黙々と食べます。
もう、3杯目です。
普段、お代わりなんてしない子が、病院に行くのが嫌な一心で食べ続けてるんです。
まだ骨は取れてないようで、このままじゃいけないと思いつつも、見守ることしか出来ません。
そんな無力さと、美沙のあまりの健気さに目頭が熱くなりました。
それと同時に、目に涙を浮かべ、痛いのを我慢しながら黙々とご飯を食べてる我が子のひた向きさに、成長したなぁと親としての喜びも感じます。
複雑な心境でしたね。。。
後から調べたら、骨が喉に刺さった時に”ご飯を丸呑みするといい”、というのに根拠は無いそうで、むしろ状況を悪化させてしまうこともあるんだとか。
指を突っ込んで、嘔吐させる方がいいようですよ。
結局は、何が功をそうしたかわからなかったけど、翌日にはケロッとしてたんでほっとしましたよ。
子供は、知らない間に強く成長してるんですね。
まだ子供だ子供だとおもってけど、3歳にもなるとちゃんと大人への階段を少しずつ上り始めてるんだなぁと実感。
今後は今まで以上に、一人の人間として接していかなくてはいかんなと。過ぎた手助けはしちゃいかんなと。
親としての介入は最小限にとどめて、子供の自力での成長を見守って行きたいなぁ、と気付かせてくれた事件でした。
Posted at 2005/12/11 03:41:44 | |
トラックバック(0) |
天使たち | 日記