
一晩お台場の職場に缶詰になって、昼頃やっと帰って来られた激です。
お台場って、結局は埋め立てて作った人工島のようなものだから、このような大きな地震が発生すると、どうしてもアクセス路が不能になってしまう。
レインーブリッジにしても海底トンネル経由の電車にしても、やっぱ厳しいよね。
そんなわけで、孤立してしまって何処にも行けなくなってしまった我々は、お台場島から脱出することばかり考えていた。でも、手段はタクシーを捕まえるか、あるいてレインボーブリッジを渡るか、それともヒッチハイクをするか・・・。
明け方の5時頃に、数名で意を決して脱出作戦を展開することにした。いやー、お台場で朝陽を眺めるとは思わなかった。しかも、この時間はモーレツに寒い。
ウロウロとタクシーを探すけど、当然のごとく見つからない。よしんば見つかったとしても、乗車拒否されて乗せてくれない。
都バスは終日運行するっていう情報だったけど、気配はみじんもなく。。。
このほとんど寝ていなくて、食事も昨夜からほとんどしていない我々にとっては、この寒さの中レインボーブリッジを渡るなんていう気も起きない。
結局早朝散歩だけして、またオフィスに戻るという・・・。
ただ空腹感を強めさせただけだった(アセアセ
少し待って、動き出した電車を乗り継いで帰ることにしたんだけど、いつも使っている路線は動いていない。しょうがないから、動いている路線の中で一番家に近い駅を目指した。そこから実家までは、車で10分程度だから、オヤジに迎えに来てもらえばいいや、っていう安易な気持ちで。
でも、駅には無事についたものの、携帯はつながらないし、タクシー待ちの行列は忘年会シーズンの金曜日の終電が終わった頃の状態以上。もう、並ぶ気力も無し。
しかも、道路は大渋滞だから、もし携帯がつながっても迎えに来てもらうのに小一時間はかかりそうだ。
そんなわけで、結局4キロ程度なので歩くことに。
やく50分程度のウォーキングで実家に到着。ほっとしたなぁ、この時。
食事を頂いて、ひとしきり昨夜の出来事を話し合った。花瓶とか色々落ちて割れたって話を聞いて、やっぱ家のことがすごい気になったね。
我が家は、ほとんど壊れたものもなく、子供達もけがすることもなかったみたいだけど、美沙なんかは怖かったみたいで、食欲もあまりなかったらしい。
私の周りではほとんど重大な被害はなかったので、ひとまず安心だったけど、テレビでみる惨状を目の当たりにすると心が痛みます。
お台場では、火災を目の当たりにしたし、訓練じゃなくホントに避難するって言うことも経験したし、もう人ごとじゃないですから。
被災地の方々には、一日も早い復興をお祈りいたします。
Posted at 2011/03/12 16:20:43 | |
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