
ぐるめシリーズとかいってる割には、大してグルメらしい話なんか出てこないじゃないか、なんていう的確な指摘には耳を傾けないで勝手に書いていくつもり満々の激です。
食事は誰でも毎日することだから、”食”に関することってイロイロ興味深いことが多い。
そもそもボクは、小学生の頃読んだ「包丁人 味平」で料理の世界に興味を持ち、ゆくゆくはそっち方面に行きたいとまで思ったくらい。
そんな小学生のピュアな気持ちも紆余曲折あったけど、大学生の時にはこんなプランを立てるまでに本気で思っていた。
「40歳前後で脱サラして自分の店を持つ。それまでは会社員をして資金を貯める」
このプランを実行すべく、大学時代のバイトは全て飲食店を選んで、厨房からホールまで経験を積んだ。そして、天ぷら屋の厨房時代には、兄貴達の仕事をちら見しながら、沢山のことを勉強した。
結果的に調理師の免許をとったので、わかりやすい形は残せたと思う。
そして、今は資金集めフェーズなんだけど、いやはやこれがまたね・・・、なんとも進捗はかばかしくなく(爆)
とまー、前置きが長くなったけど、そんなわけで”食”に関しては本気で考える事が多いわけだ。
盛りつけだとか塩加減だとか、なんとかんとかとシビアに考えてしまったり。
その割には、ファストフードとかジャンクフードとかB級グルメとかっていうのは、ボクにとっては愛すべき食べ物だから、言ってることに説得力がないかも・・・(アセアセ
そんなこんなで、今日強く思ったことがあった。
今日のランチは、職場の近くにあるボクの好きな韓国料理屋(店名はナイショ♪)
ここの純豆腐チゲが最高に美味しくて、夏のクソ暑いときにも食べに来てたくらい。
ここの店は韓国人がやっているらしく、店員はほぼ全て韓国人らしい。
料理が美味しいから足繁く通ってるんだけど、それだけじゃなくて、店員の態度が凄く良い。
みんな一生懸命働いてるし、細かい気配りもしてくれる。
サービス業なのに、笑顔の一つも出せない日本人の店員のいる店なんかより、ずっと居心地が良い。つまり胃袋も心も満たされる、って言うのを実感できる店だ。
ここまでは良い店見つけたなって話なんだけど、オリンピックくらいから日韓関係がきな臭くなってきてるのは周知の事実。世間の風潮としては、”韓国(人)=悪いイメージ”っていうのがクローズアップされてしまっていると思う。
でも、こういう店で気持ちの良いサービスを受けていると、ホントに日本と韓国は仲が悪いのだろうか?って思ってしまうわけ。
確かに、韓国人に対して嫌な印象を持つ出来事もあったけど、それは政治的行動による、一部の人間同士によって煽動されている部分が大きいのだと思っている。”食”の観点からいけば、だから韓国料理を食べないっていうロジックにはならないし。
対中国だって、同じ時期からイロイロとあったけど、だからといって”ラーメン食べない”とはならないよなぁ、と。
いわゆる本音と建て前で違うということか。
”食”の観点からは、韓国も中国もアメリカもフランスもイタリアも、その他の国も分け隔て無く共存しているんだから、この誰でもする食事を通して世界が歩み寄ることが出来ないのか、って感じてしまったのだ。
ぶっちゃけ、韓国人も中国人も友達がいるので、最近の流れが悲しい。。。。
なんとかならんのかな~。
ということで、今日のエビ・チーズ純豆腐チゲも最高に旨かったので、なおさら日韓の関係修復をしてもらいたいと願う今日この頃なのだ。
Posted at 2012/11/03 01:55:14 | |
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