ヴァン・ヘイレンのライブを観てきた。場所は東京ドーム。
ヴァン・ヘイレンといえば、ボクの好きなバンドランキングの中でも昔から今日までトップ5に入り続けているバンド。特にギターのエドワード・ヴァンヘイレン(通称”エディ”)は、ボクの永遠のギターヒーローだ。
ギターを始めた中2の時は、RCサクセションにはまっていたので、まずはチャボ(鳥じゃないよ・・・中井戸麗市っていう人)がギターのお手本だったけど、ほどなくしてラウドネスのタッカンとヴァン・ヘイレンのエディにのめり込んだ。
そもそもタッカンのタッピングプレイも、ひもとくとエディがルーツだから、エディこそがボクのギターヒーローと言っても過言じゃないわけだ。
というわけで、前回ライブを観にいったのが1995年だったから18年ぶりの再会。
うーん、感動的だ。
何が感動的かっていうと、二つの願いが叶ったから。
一つめは、デイヴィッド・リー・ロスが歌うヴァン・ヘイレンが観たいっていうもの。
前回は2代目のボーカリストを従えての来日だった。それはそれで悪くはないんだけど、やっぱり初代ボーカリストのデイヴィッド・リー・ロスを観てみたいっていうのは、ずーっと想いとしてあったから。それが、今回はデイヴィッドが復帰しての来日だったから、もう感無量と言ったところだった。
二つめは、ヴァン・ヘイレン永遠にってこと。
10年くらい前からエディが癌の治療をしていることが伝えられていて、その後も再発やバンド解散危機などの暗雲たれ込めている時期が続いていた。今回の来日だって、本来なら去年の11月だったんだけど、エディの緊急手術のために延期されていたもの。
ホントに元気な姿を見ることが出来るのか、もう永遠に観ることが出来ないんじゃないか、とかいろいろなことを考えてしまっていたので、この日程が決まったときはホントに嬉しかった。
そんなことを思いつつ、敢えて会社を休んで万全の体制で会場入り(エヘっ)

今回はバンド側の意向で、カメラ・ビデオでの撮影OK!
もう太っ腹!!
だけど~、カメラ持って行くの忘れた、くそっ・・・(アセアセ
気を取り直して、まずまずは席に着いて回りを見渡してみる。
アレアレ、自分を棚に上げていうのもアレだけど、年齢層バカ高(爆
中年メインだけどそれを通り越して、おじいさんとかおばあさんまでいるじゃん。
なんだこの雰囲気は、どこかで感じたことあるな・・・・
あっ、そうだ!
東京ドームだし、これは巨人戦の時の感じと似てる(爆
そうだよな、ヴァン・ヘイレンの初来日が1978年だっていうから、その時大学生だった人は今じゃ60前後。そりゃ平均年齢高めになるわ。
そして大人達は、叫びもせず動きもせず静かにスタートを待つのであった(アセアセ
なんか不思議な気分。。。

東京ドームの音響は、まぁお世辞にもイイとは言えないけど、デビッドのセクシーな歌声とエディの超絶ギターは、確実にボクを30年前のギターを始めた頃の気持に戻してくれた。
あの笑顔で、楽しそうにいとも簡単そうに弾くギタープレイは、18年前の彼がまだ元気な頃と全然変わっていない。しかもギターが歌っているようなフレーズも健在だ。
口笛を吹くように、自分の体の一部のようにギターを扱うプレイヤーって、彼以外に見たことがない。
でも、それを真似しようとすると超絶難しいんだけど・・・(アセアセ
約2時間半の楽しい、夢のような時間にも終わりはあって、最後のJUMPっていう大ヒット曲で締めたわけなんだけど、余韻は気持の中に残り続けていて、なんだか最近のいろいろな苦労とか悩みとかがどうでも良くなってきた、そんな気持になった。
これもある意味癒しっていうか、リフレッシュっていうか、闘魂注入っていうか・・・そういうボクにとってのビタミン。
やっぱロックはサイコーだ!
Posted at 2013/06/22 12:36:30 | |
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音楽 | 日記