
旅の2日目は、今回のメインである広島の厳島神社が目的地。
現地では、廿日市市に住むかおたんの大学時代の友人と待ち合わせをしているので、大阪でゆっくりしている時間はない。
なんだかんだ言っても、こうやってスケジュールを詰めちゃうもんだから、いつも時間に追われてる感じがする。もうちょっとゆっくりしたいなぁって思っても、自分でこんなプランを立ててるから、誰にも文句は言えないけど・・・(アセアセ
そういうことなので慌ただしくも、次への目的地に向かって出発。
途中の山陽自動車道は、2車線のうち1車線を工事している箇所がもの凄く多くて、思うように進めない。
ちょっと工事しすぎジャネ。お盆休みが終るの待ってたって事なのかな?
結局、計画より1時間遅れて宮島到着。
ここで問題発生。
厳島神社のある宮島には船で移動するので、車も当然一緒。
しかし、船乗り場の駐車場係のおじさんは、ホントに車持って行くの?としつこい。
良く話を聞くと、通常は車を置いて人間だけで宮島に上陸するらしい。
宮島は、道が狭くて駐車場もほとんど無いから、というのが理由らしい。
どんだけ道が狭いのか分らないので、宿に電話して聞いてみた。
そうすると、駐車場はあるから大丈夫。道幅については、一方通行の道程度くらいですよ、とのこと。
ふーん、別に乗り回すつもりはないし、ただ離れたトコに一晩停めておくのが心配なので、その辺の事情含めて係のおじさんに説明して、車ごと上陸することにした。
ふー、解決。
そうしたら、今度はもう一つの問題が発生。
次、料金所を過ぎて、上船整理係のおじさんにまた停められ、
「車高低いから、船乗れないかも・・・。どうしても船で行く?ま、ちょっと確認するわ」
また車置いていった方が良いんじゃないのかと、促されてしまった。
どうやら、干潮の時間帯だと乗り場と船に段差が出来てしまうので、車の下を擦ってしまう可能性があるからという、親切心からだ。
船に乗ってる別のおじさん達と協議の結果、なんとか大丈夫そうだとのことで、晴れて乗り込むことになった。
そうしたら、係のおじさん達総動員で、みんなで車の下がぶつからないようにのぞき込みながら、「右にハンドル切れ」とか「ゆっくり左に戻して!」だとかのアドバイスをしてくれて、蛇行しながらギリギリセーフ。
いやー、ありがたい。なんだか人の温かさを感じたなぁ~。
こういうのって、”ハートフル”っていうの?
イイじゃないですか~。

もうフェリーに乗ってるうちから、大鳥居が見えてきたし、否が応でも気持は昂ぶるぜ。

ということで、やっとの思いで到着した宮島。
これでやっとコンプリート出来た。
そして、みんなに心配された島内の道はといういうと・・・・
想像以上に狭い。。。Orz
うそ、この道幅ですれ違うわけ?!っていう道とか、切り返さないと曲がれないような道とか、まぁ普通に考えたら、車置いてくるのが正解だわな(アセアセ
くっそー、絶対止めた方が良いよ、もっと強く言って欲しかった。。。怖かったよ、もう。
次来ることがあったら、絶対車置いてくるね、間違いない。
でも、その問題の干潮の時間帯っていうのも、一つの狙い目の時間帯でもあるので、長年夢見た厳島神社はまず水が無くて大鳥居まで歩いていけるバージョンでの初対面だ。

なんか不思議だ。
そして陸の方に目をやると、社殿が見える。

ちょっとイメージが違うな。。。。
もっとこう、なんていうか、ボクの厳島神社のイメージは、水の中に浮いているような水の国の神殿みたいな奴なんだけど、やっぱ干潮バージョンはちょっと違う。
ということで、満潮付近になったときの、ボクのイメージしていたバージョンはこんなこんな感じ。

やっぱこうじゃなくちゃ。
しかし、水面ギリギリだな。
なんでも、大潮の時になると床が浸水してしまうのだとか。
昔はこの高さでも大丈夫だったんだろうな。これって、温暖化で水位が上がったって事?
しかし、コレは美しい。
夜になるとライトアップされて、そこをナイトクルーズなるものがあって、近くで堪能できるという。
当然、乗りますな。
そうするとこんな感じ。

うーん、さらに幻想的でヨロシイ♪
大鳥居だって、こんな感じだ!!

干潮バージョン、満潮バージョン、ライトアップバージョンと、3種類を堪能して、もう言うことナシ。
これで念願の日本三景コンプリートと相成ったわけだ。
厳島神社は日本三景でもあるけど、世界遺産でもあるわけだから、ホントに感慨深いモンがあるわ。
天気も良くて、理想的なゴールだ。
けど、ちょっと待てよ。
そういえば、天橋立は4人だったけど、松島は美希いなかったな。
ってことは、美希にとってはまだ完成していないわけだ。
松島には、もう一度行かないといけないな。いずれ近いうちに。
また新たな目標も決まって、満足度がMAXの2日目だったのだ。
2日目の走行距離 351㎞。