
六本木の国立新美術館で開催されているルネ・マグリット展に行ってきた。
ここは、毎年かおたんさんが書道の作品を出展している美術館だから、今となっては馴染みのある場所だったりする。
そして今回は、ボクの大好きなルネ・マグリット展。
この展示は、昨年の秋頃の告知で知って以来待ちに待ったもので、家族4人に加えて美沙の友達家族の3人をプラスして7人で行ってきたのだ。
美沙のお友達は、この春から中学生になって美術部に入った美沙さんと同じく美術部員。ボクとしては、そのお友達も一緒に行くのは全然良かったんだけど、先方の親御さんも行きたいというので・・・・ちょっと計画が狂った(爆
なんだかんだで、10時半に現地到着。

相変わらず美しい建物だ。

中から見てもデザイン性のある建物だなぁ~。
マグリットの日本での本格的な展示って13年ぶりらしいから、相当混んでるかと思ったんだけど、この時点ではまだ人もそんなにいなくてちょっとゆったりした気持ちで展示室へ。
中に入ったら、以外に人でごった返していて、時間と共にさらに人が増えてくる。
やっぱ人気があるんだな、と実感。
そもそもボクがマグリットと知り合ったのは、31年前の高校1年生の時。
ちょっと金持ちの同級生が、マグリットの作品集を見せびらかしていたのを見て、そく虜になった。
まだ高校生の子供には、こんな世界があるのかと衝撃的だったと言った方が良いかもしれない。
美術の教科書には印象派や写実派などの例は載っていても、シュールレアリスムの作品なんて載ってはいなかったから、そういうカテゴリーを知らなかったわけだよね。今はどうだか分からないけど・・・。
それからずいぶん時間が経ったけど、やっとホンモノに出会う事が出来てもの凄く興奮した。
子供達がいるから、もちろん静かにだけどwww
そして今回の作品の隣には、マグリット本人のコメント掲載されていたりするんだけど、その中で考えさせられたのは、「文字は確実なものだが、イメージは曖昧なものである。そしてそのまた逆も同じである」というコメント。
確かに、ホワイトシチューの絵に”ホワイトシチュー”というタイトルがついていればなんの違和感も感じないけど、これがもし”カレー”というタイトルだったら、我々は何を思うだろうか。
もしかしたら、これは”シチューじゃなくてホワイトカレーなんだ”っていう風にタイトルに誘導されてそう思うかもしれない。いや、そう思うように努力するかもしれない。
だから、絵のタイトルを見てから絵を見るっていうのは、ちょっとミスリードされる事もあるのかもしれないと思ったり、いやいやソレこそも狙った作品だとしたら、タイトルがあって完成されるモノもあるのかもしれない、とか色々考えてしまった。
こういう風に考えながら見るのも、ちょっと楽しかったりするから、やっぱりホンモノにふれ合わないといけないんだなって思ったね。
いやー、充実した時間だった。
子供達も色々と感じた事があったみたいだったから、ホンモノにふれ合う機会を今後も作ってあげたいなって思ったし、ボクも小学生や中学生の頃に、もっと美術展に連れて行って欲しかった。
そうすれば、もっと絵を描くときの幅が広がったかもしれないのに、と思ったのだった。
帰りに、これまたボクの大好きなウェンディーズを見つけた♪ビバ♪
ウェンディーズ
今度仕事の途中に寄ります。絶対に。
Posted at 2015/06/07 18:20:31 | |
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