
台風12号のニュースで持ちきりだった今週。
かなりの雨量になるとの見込みだったので、昨年の台風19号が脳裏をかすめた。
去年は猛烈な雨のせいで、エイトのセルモーターがいかれてしまったという苦い想い出がある。
そう、出掛け先でエンジン掛からなかったときの絶望感と言ったら。
だから、あの悪夢のようなできごとを繰り返すことはしないと、今年は対台風12号対策として、駐車スペースにエイトを頭から突っ込む形にして停めた。
これなら、道路側の方が傾斜して下がっているので、去年と同等の雨量であるなら水が溢れてもエンジン周りまでは浸水することが無いだろうと。
結果的には、水たまりが少し出来るくらいの雨量にやや肩すかしを食ったけど、被害が無いことは良いこと。
やっぱり対策していると安心感が違うなぁ、と実感している激です。
悪夢と言えば、今週はこんな出来事もあった。
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思い返せば、まだ若手だったころに腐りかけた牛乳を飲んでしまって、お腹を壊したことがあった。しかも、社会人として初めての遅刻というおまけまでついてしまった、今でも忘れられない苦い想い出だ。
まったくもって良い想い出じゃ無いけど、今なら可愛らしいなと笑い飛ばすことは出来るかな。
そんなことを今になって思い出した。
最近のボクは、コロナ禍の流れに乗りテレワークをすることが多くなった。
テレワークって遅刻っていう概念がほぼ無くなるから、もうそんなことは起きないのかな、なんて思ったり。
テレワークをしていると、基本的に人とリアルな接触が無いので、いわゆる雑談が無い。意外にコレが物足りなさの大きな要因かもしれない。
そういうなんとなく物足りなさを解消するのに一番手っ取り早いのは、何かしら口に入れることかも、と口寂しさを紛らすガムを噛むことが多いけども、やはり何かを食べたくもなるのが人情。
こういう時って、意外におせんべいとかではなくて甘い物が欲しくなる。
でも、ただでさえ運動量が落ちてきているテレワーク中なのに、カロリーの高い甘いモノを食べるって、やっぱりそれも罪悪感だったりする。
そんなある日、テレワーク中のルーティンとしているコンビニで昼メシを買うときに、スティック状にカットされた干し芋が目に飛び込んできた。
なんかビビッときたね、コレだって。
こういうのが、仕事中にちょこっと食べるには丁度いいんだよね。きっと。
結局その日は、昼メシとしておにぎりと魚肉ソーセージ、そしていつものアールグレイ、そこにこの干し芋を追加した。
この干し芋なんだけど、想像していたより甘さが控えめ。つまり、干し芋としては、イマイチだったりした。
それが効を奏して、食べ過ぎないですんだ(笑)
いいんだか悪いんだか微妙なところだけど、仕事中に干し芋をむさぼり食ってしまうより、自然と必要なときに必要なだけ食べるという抑制が効いているのは、まさにテレワークにもってこいなのかもしれない。
そんな干し芋だったから、買ってから1週間ほどかけて少しずつ食べていた。
今日もいつものようにその干し芋を一切れつまんだ。
PCのディスプレイに映し出されているエクセル資料を確認しながら、干し芋を口にほおり込む。
その時、ちょっとだけいつもと違う事に気がついた。
干し芋には、表面に糖分の粉がついているものもあるけど、こいつはそれほどでもない。その普通の干し芋を口にいれた瞬間に、なんと口から煙が。
例えていうなら、障害物競争で粉に紛れた飴を手を使わないで口で取るっていうのあるが、飴をとった後に口から出る煙のような粉まみれの息を吐いたときのような状態。
なぜ?
急に嫌な予感がして、手に持っていた干し芋の袋を見た。
その袋の中に残っていた干し芋は3切れ。
しかし、ボクが知っている姿ではなかった。
恐怖心と戦いながら、その変わり果てた姿をしっかり確認した。
ボクの干し芋は、
ビックリするくらいに、白いほわほわの毛が生えていた。。。
つまり、
いわゆる、
カビまみれ・・・orz
そのカビまみれの干し芋を食べてしまった、ということ。
確かに変な味がした。
でも、腐ってるものと違って、そこまで味の変化がなかったから、ちょっと味が落ちたな何て思いながら飲み込んでしまったのだ。
この事態に気がついたのはいいが、どういう対処したらいいのか分からない。
とりあえず残った干し芋は捨てた。
当たり前か。。。
慌ててネットで調べる、『カビてるものを食べた時どうすればいいか』
結果は意外なもので、特になにもしなくても大丈夫らしい。胃液でカビ菌はほぼ死滅するのだそうな。
ひとまずほっとしたけど、今日は家に帰りつくまで油断は禁物だ。
ちょっとピリッとしたまま残りの時間を過ごすとしよう。
打ち合わせ中に早退なんて、昔を彷彿させるようなことが起きないことを信じて。
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当日も翌日も体に異変無し。
無事乗り切った。
ボクって体が強いんだなっていうことと、カビって食べても大丈夫なんだ(ホントか)、っていう事実を体験した1週間だったのだ。
こんなまとめでいいのか・・・。