今年4回目の車検を終え、10年目に突入するも正に絶好調の我がエイトなんだけど、気になることが一つだけあった。
それは、バッテリーを交換してから4年半が経過してるって事。
ただでさえ、オーディオ用のアンプを2台も載せてバッテリーには負荷を掛けているから、近々交換しないといかんよな、と思っていた....
という前置きで始まるストーリー。
先日、外出先でまたエンジンが掛からない、という事象が発生した。
またかよ、ってね・・・
状況は、いままで何度かあった”かぶり”ってわけでもなく、キーを捻ってもセルモーターがキュルキュルとも言わず沈黙、といった感じ。
エンジンがどうの、という以前の問題だって事は分かるけど、単純にバッテリー上がりとも考えにくい。この小一時間の用事を終えるまえには、自宅から30分程度走らせてきたわけで、充電が十分じゃ無くても空っぽって事も無いだろう、と思うから。
とにかく、ロードサービスを呼ばないといけないわけだけど、事象としてはバッテリー上がりが一番近いので、とりあえずバッテリー上がりということで来てもらった。
ちょっと不安はあったけど。
来てくれたロードサービスは、軽のワゴンで颯爽と。
そりゃジャンプスタートするだけなら、それで十分だけども...
車を停めていたのがショッピングセンターの立体駐車場だったので、これでエンジン掛からなかったらと思うと、今度は運んでもらわないといけない。
でも、ここにそんな大型の車って入れるのか、と...(怖
そしてチェック開始。
まずは再度始動を試みるも、やっぱりうんともすんとも言わない。
その上でバッテリーの電圧を測ったら10.5v。
間違いなくバッテリー上がりですね、って事でジャンプスタートを試みると、一発でエンジンが掛かった。
やっぱりバッテリーか...まずはホッとした。
しかし、エンジンが掛かって少なくとも自走して帰ることが出来るわけだから嬉しいんだけど、なぜか手放しで喜べない。
ホントに単なるバッテリー上がりだったのだろうかと。
何だかんだ考えることはあるけど、弱ったバッテリーを交換する必要がある事だけは確定した。
しかも緊急で。
早速届いたのがこれ
ATLASBX っていう韓国のメーカのバッテリー。
いままで使っていたのもATLASBXで、2年保証のところ4年半頑張ってくれたんだから、国産じゃ無くても問題ないだろうと。
右が今回購入したバッテリー。
・・・なんか見た目がちょっと違う。
まぁ、気にしないでバッテリー交換だ。
交換する前にいまの状態でエンジン始動を試みたら、エンジン掛からない騒動から1週間たってるのに、セルがなんとか動いてギリギリだけどなんとかエンジン掛かった。
あれ?
バッテリーが完全に弱ってるのは確かだけど、うんともすんとも言わなかった先週とは違うじゃん。なんか嫌な予感がする...
一抹の不安を感じながらもバッテリーを交換して、エンジンスタート!
と思いきや、先週と同じくうんともすんとも言わない状況に戻った(汗
ん?
充電されてから発送されてるんじゃ無いんだっけ?
と思いつつテスターで電圧の計測。
古いバッテリーは、10.6V。
まぁ、納得。そうだろう。
でも、これだけあればギリでエンジン掛けられるんだな....
新しいバッテリーは、12.8V。
あれ?問題ないじゃん・・・(悩
このバッテリーを購入した店が手を抜いたわけじゃ無さそうだ。
このバッテリーなんか違うのか?
改めて調べたら、充電制御対応じゃ無かった。
ヤバっ、種類間違えた。
だから見た目が違ったんだ...やっちゃった(アセアセ
でも、だからといってこの症状は納得できない。
やっぱりバッテリー以外にも問題があるんじゃないか、ってことですわ。
ディーラーに連絡してみると、バッテリーが原因じゃないとは思うけど何とも言えないので自走できるなら来てくれ、と。
試しに古いバッテリーに代えたら、またエンジン掛かった。なんで?
やっぱりおかしいよなぁ~とは思うものの、まずはエンストに注意してディーラーへ。
車を預けて4日後、ディーラから原因が分かったと連絡があった。
原因は、バッテリーの種類では無く、マイナスのターミナルが腐食でボロボロになっているから、通電しない時があったようだ、と。
■新品ターミナルとバッテリー
あー、やっぱりそこか。
バッテリー交換してるときに、ボロボロだなぁとは思っていたから交換した方が良いとは思ったものの、通電しないほどとは思っていなかった。
蓋を開けてみればそんなところか。
7月の車検の時に外したり付けたりしたことで、このターミナルの腐食による接触不良が顕在化してしまったのだろう。
先日のロングドライブ中に発生してたらと思うと、ゾッとするな。
結局、充電制御対応、非対応っていうのは使える使えないには関係なく、ただ予定の寿命を全うできるかどうか分からないよ、って事らしいので、問題なく使い続けることにしよう。
ただ2年保証って謳ってるから、念のため1年半くらいしたら様子を見て交換タイミングを計ろうと思う。
しかし、バッテリーもターミナルも新品に交換したから、エンジンの掛かりがすこぶるイイ。これが本当の姿なんだよな。
やっぱ10年目の車は、エンジン関係だけでは無く、電気系統の点検も必須だなぁと改めて思った。
錆とか断線とか振動による部品の不具合とか、流石に色々出てくるからなぁ,,,
なんだかんだで、電気系統の強化が出来たのから、これで今年の冬はかぶりでエンジン掛からない、ってい事態が発生しなければ嬉しいんだけど・・・と、希望は持ちつつもちょっと不安な秋の入口なのだ。