
「スーツの裏地をマッサージパーラーのカーテンにされたくなければ、歌うんだ」
私が今までに、文字通り表紙が擦り切れる程読んだ小説は3冊ありまして、「機動警察パトレイバー 風速40メートル」「二重標的 東京ベイエリア分署」、そして「マンハッタン・オプ」シリーズ。これら3冊は今までのブログで、必ず一回は記事にしてますな。車ほぼ関係ねぇ(笑)。
マンハッタン・オプは、今からもう10年近く前でしょーか、何か読む本はないかと書店を彷徨き、たぶんきっと表紙で一発で買う気になったのでしょう。なびくネクタイにベージュのスーツ、険しい表情にくわえ煙草で手には38口径。70年代から80年代の、まさにマンハッタンを舞台に出てくるハードボイルドの姿。元検事で、今はしがない探偵稼業。挿絵は谷口ジロー。
長いこと私のブログを読んでくれてる人ならご存知「昔の女」と出会った頃に非常にハマっていて、文章中に溢れる粋な台詞の多くは未だに覚えてます。残念ながら甘い台詞はあまりなくて、デート中やメールにゃ使えませんでしたが(笑)。また出版がソフトバンク文庫という所で、この本に出会うまで聞いたことがない出版で、そのせーか当時はこの本を見つけた本屋以外では探すのが中々大変でした。
谷口ジローはこの小説でしか知りませんが、一時?今も?非常に話題の「孤独のグルメ」も書かれてたんですねぇ。
寂しいもんです。
ところで全然関係ないですが、とある曲を探してネットサーフィン(死語)してましたらYouTubeでドラマ「救命病棟24時」のテーマ曲を聞きましたが、海外ドラマ「ER」のパクりですな(笑)。イントロから実に気持ち良いくらい丸パクりで久々に笑いが出ました(笑)。まあ、リスペクトってことで。サックスを多様してる分、救命病棟の方が好みですな(笑)。
しかし第3シリーズは、今思えば衝撃的ですね……。救命病棟はまともに見たことなかったんですが、第3シリーズだけは最初からしばらく見てました。きっと、第3シリーズの予告で、番組に興味が出たんでしょーが、今は興味なんて言えません。
もうそれは3年前ですか、人生の中で、まさか実際に両手に電話の受話器持って会話する日が来るとは思いもしませんでした。ギャグじゃなくて。どっちの電話も切れないんですよ。切ってもすぐかかってくるよーな状態でしたし。6年前は電話が繋がりませんでしたが。
さて「ER」のサントラは持ってるんですが、これも10年近く前、池袋のリバティー(中古販売店)で見つけて買いました。いやはや、あの頃が懐かしい……。
なんだか最近は寒いし一人の時間が多いから、感傷的ですなあ~~。
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Posted at
2017/02/13 19:34:09