
以前書くつもりだった、本の話です。
の前に。
やはり休日はスカイライン、それもR34率が高いですねー。
今朝も目の前に赤い25GTターボ、対向にグレーの…なんですかねぇ?グレードは分からなかったですね。それらに出会いましたね。両方ともセダンってのが良かったですねー。
やはりこの車を通勤に使う人は少ないですな(笑)。
さて本題です。本の話第一回目は、矢作俊彦先生のハードボイルド小説の傑作。「マンハッタン・オプ」です。
文字通りマンハッタンを舞台に、名も無き一人の探偵の活躍を書いた物です。
もーハードボイルドとか大好き!(笑)
数年前にたまたま見つけた本でして。元々はより古い本で、ソフトバンク文庫の復刻版です。
まずはこの表紙に惹かれましたねー。路地裏のような場所に、くわえタバコと片手にチーフスペシャルの中年男。
もう完璧じゃないですか!!(笑)
ハードボイルド小説の正しい意味合いは忘れてしまいましたが、私としては、比喩と冴えたジョーク、と思いますね。
第一話のワンシーン。主人公(探偵)の危機一髪のシーンなんですが、またその時のセリフがたまらない。
趣味の悪いスーツを着た、その事件に関係している悪党をノックアウトし、相手の拳銃を蹴り飛ばし、すかさず自分の38口径(リボルバー)を抜いて悪党に突きつけるシーン。その時のセリフがこちら。
「スーツの裏地をマッサージパーラーのカーテンにされたくなければ、歌うんだ」
いやーたまらん(笑)。
え、分からない?
ま、つまり「知ってること話やがれ」と言ってるんですね。
ハードボイルド小説、分からない人が読むと全然分からない。一つの特徴ですな。
タバコの煙。
ソフト帽。
バーガー。
38口径。
GIコルト。
娼婦。
ジャギャア(ジャガー)。
喘息ぎみのシヴォレー。
そして、ウイスキーのダブルと探偵バッジ。
探偵は言う。
「この街に女神はいない。女神は旅行中なのさ」
興味がある方は、是非読んでみてください。ソフトバンク文庫より、全4巻が出ています。

Posted at 2011/04/03 19:49:08 | |
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