
「運が良いんだ、俺達」
「死にはしないさ…」
五右衛門さんとタイミングがかぶりましたが。本日は、えー、どうしよう。
しかし。ナック5のおに魂、木曜担当の小林アナのファンです。しゃべくりが楽しいのは当たり前なんですが、
雰囲気や歳格好のせいもあるんですが、髪の毛切ったらしく、写真を見ると。
例の彼女に似てるんです。(笑)。
じゃなくて!!
やはり部類はこれか。久々、「男が憧れる男」しり~ず。どんどんどん、ぱふぱふっ。
さて、今回は神奈川県警は港署捜査課のイカした二人組。セクシー大下=大下勇次(柴田恭平)と、ダンディー鷹山=鷹山敏樹。少年課のマドンナ(?)真山薫(浅野温子)は彼らをこう呼んだ。
「あ・ぶ・な・い・で・か」
この二人を知らない人はいないでしょーー。
大体の人は。彼らがいたからこそ、80年代の日産車は売れたに違いない。
さてこの二人。もはやカッコいいとしか言いようがないワケで(笑)。本当、浅野温子も美人だったしなぁ~。私が小さい頃(明確に記憶がある)はもーあぶデカ大好きだったですねぇ。今でもですが。特に、劇場版2作目からのあぶデカシリーズが一番。BGMがカッコいいのなんの。また車がかなり洒落っ気が出た頃なんですな。
あぶデカは、1985年だか86年に放送され、当時大ヒット。
ただま、覆面車はY30型のセドグロと、ちと色気が。しかし、続編の「もっと」は時代も進んだことでガラリと変わり、愛し(笑)のR31やY31型のハードトップ、にっくき31セフィーロ(理由は過去の記事を読んでください(笑))など、色気が出たラインナップに。
ところで今回の画像は、映画3作目の「もっともあぶない刑事」
あぶデカの一区切りとなった映画です。
いやぁ~、オークションで探しに探したポスター買いまして(笑)。しかし、アルミフレームつけたの良いとして、写真撮影には適してなかったので似たシーンの画像を。
3作目のストーリーは、区切りとゆーこともあり、中々大きな話でした。
いつもの通り、
「動くな」
「これ以上俺達を楽しませるな」
「動くものを撃つのが一番好きなんだ」
とワルどもを震え上がらせますが、その連中の頭各があぶデカでは馴染みの暴力団・銀星会と関係があることが分かります。しかし話はそれだけでは済まなかった…。
今ではよくあるパターンですが、悪の親玉と警察の高官がグルだったってやつです。
画像は終盤に向かうシーン。タカとユージは、県警の本田警備局長と銀星会会長がグルである証拠・証人を掴みます。しかし、同時に県警上層部からも圧力がかかります。更には、銀星会からは賞金をつけられ、凶悪な殺し屋やチンピラどもに付け狙われます。
近藤課長(中条静夫)に呼び出される二人。課長は、上からの命令を伝え、更に自身の判断で二人から拳銃と手帳を取り上げます。このシーンから流れる「WHERE DO YOU GO FROM HERE(インスト)」が良いんですよ~~。拳銃と手帳を出し、その場を去る二人。1人残り、二人の拳銃と手帳を見つめる課長。
苦渋の命令であったろう課長の本心は、あぶデカファンなら誰でも痛いくらいわかるシーンです。
いつも「大馬鹿者!」のイメージがありますが、過去の作品では、拳銃を取り上げられたタカとユージに、拳銃を持ってくるようお願い(命令)されたトオルを見逃したり、この作品でも「親不孝もん!」と怒鳴ったり。
苦渋ながらも、やはり親心だったんでしょう。理想の上司。
さて、シーンは変わり、海沿い。まだ建設中のベイブリッジが映ります。それを背景に、二人は決意を固めます。警察を辞めてでも、悪党どもを倒そうと。
「課長には、迷惑かからない様にしようぜ」
「俺達のことで、散々迷惑かけたもんな…」
「運が良いんだ、俺達」
「死にはしないさ…」
そして、タバコに火をつける二人。BGMもサビ。
ぬぁーー。ぎゃーー。カッコいい。カッコいいのだ!!
すいません暴走しました(笑)。
この後、決意は良いとして、やはり「あぶデカ」。県警に護送される証人(この人も利用された可哀想な人)を強奪しますが、ところがユージは課長の机の上に二人分の辞表を置いてくるのを忘れました。結局、大迷惑かけてます(笑)。
「デカ」辞めちゃ、「あぶデカ」じゃないですもんねぇ

そして、シーンは進み。あぶデカ作品1のカーチェイスシーン。ボロボロのトランザム(スタッフはきっと「トランザム7000」見てたんでしょう)に乗ったユージら3人らと県警のPCとのド派手なカーチェイス。埠頭のアクションは、柴田恭平自身がハンドルを握ってるシーンでもあります。またね、この時に流れる「There Oughta Be A Law」がノリノリでカッコいいんです。あぶデカで一番好きな曲ですね。またこの時の、
ユージ「ぃくぜっ!」
タカ「いぇ~」
の掛け合いが好きですね。愛車紹介のフォトギャラリーの文章で使わせてもらいました。
ほんとはあんまよくないんですがね。YouTubeで音楽だけ探してたら、本編が出てきました。逆に音楽は見つからなかったんですが。http://m.youtube.com/watch?&guid=ON&gl=JP&hl=ja&client=mv-google&v=F6ga6tdUlXg
上手い具合に、私の好きなシーンが固まってます(笑)。ちょびっとだけ、R31もカーチェイスしてるシーンもあったりします。
しかしできたら、皆さんにはDVDをレンタルして頂いて、是非!是非!!全あぶデカ(私としては、「リターンズ」まで)を見て頂きたいかと思います。
私が車好きになった影響の最初は「西部警察」ですが、「あぶデカ」はその影響を受けた作品の中でもベストですな。
男はこうあるべき、とも影響されました。いやマジで(笑)。
ところで、この「もっとも」は、タカとユージが唯一揃ってR31GTパサージュに乗った作品でもあります(理由は、車が銃撃されるシーンだったから

)。クーペのGTSはドラマ「もっと」の地方ロケで乗ってたりします。その際、波の様に坂が続く道を突っ走らせるユージが
「ブリット(※)みたい。今の若い子は知らないだろな」
と言ったりします。
※「ブリット」…過去に「男が憧れる男」シリーズで紹介した、スティーブ・マックイーン主演の刑事映画です。シスコのカーチェイスが見所の一つです。


Posted at 2011/11/24 20:48:20 | |
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