DCデザイン　アヴァンティ

インド初のスーパーカーが格好良すぎるとインドで話題　価格もたったの440万　これは買うしかない
(アルファルファモザイク、2012年1月7日)




これは格好良い！

ノーズが極端に短く、大きなサイドエアインテークがあるのが、ミドシップである事を自己主張していますね。
そして迫力のワイド&ローフォルムと、ビッグマウス。やっぱこうでなくっちゃ。
何より、スーパーカーに必要な“オーラ”がある。素直に格好良いと思えるデザインです。格好良さも自動車には大事な要素ですからね。
まあ、本田技研工業　NSXを芯にして、ヘッドランプとその周辺の造形はフェラーリ　458イタリア、車の全体像はアウディ　R8に、ちょっと似ている様な気もしますがｗ
これが日本人だと、工業製品として真面目に作りすぎるんですよね、だからどんなにハイスペックでも高品質でも、心ときめく車が中々出てこない。

エンジンスペックは、スーパーカーというよりスポーツカー的ですね。
ジャギュヮー・カーズさえも傘下に収めたインドにしては意外に質素というか、現実的です。
でもそれだけに余計そそられます。
ミッションが6MTというのも、よく解ってる。

しかし重量が1562kgというのは頂けませんね。ヌォーヴァ・アウトモービリ・フェルッチオ=ランボルギーニ　ガヤルド・スーペルレッジェーラほどアルミやカーボンだらけにしろとは言いませんが、もう少し何とかならなかったものでしょうか。
或いは、剛性を考えてメインフレームは鋼鉄にせざるを得ないとしても、外装をFRPに、衝撃対策の必要がなさそうなリアウィンドウをポリカーボネートに、それぞれ置き換えてみてはどうでしょうかね？　このままでは、光岡自動車　大蛇(オロチ)の二の舞です。




海外では、スポーツカーには一定の需要があるんですよね。主に富裕層が休日にドライブを楽しむための趣味車として。そしてそんな車や人々の受け皿が、あちらでは社会ぐるみで存在する。
「若者の車離れ」と言われて久しいですが、最近では国内メーカーもスポーツカーを生産すべくそろそろ重い腰を上げつつあります。
この車に魅力を感じるのは勿論ですが、国内メーカーにもそれに負けないだけのスポーツカー作りを期待します。