スバルの新型スポーツツアラー「レヴォーグ」クル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!
(ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2013年10月31日)
【世界初公開】スバル レヴォーグキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
(同、2013年11月21日)
【東京モーターショー2013】スバル、新型スポーツ・ツアラー「レヴォーグ」を世界初公開!
(autoblog、2013年11月20日)
【東京モーターショー2013】スバルの新型車「レヴォーグ」について、開発者に訊いてみた!
(同、2013年11月29日)
レガシィは世界戦略車(グローバル・カー)として、日本だけでなく世界を股に掛けて活躍しています。
とりわけ近年は、日本ブランドと、かつてのアウディに匹敵するAWD性能から、北米の降雪地域で大人気です(レガシィだけでなく、インプレッサやフォレスターといった、スバルAWD車そのものが)。
A Subaru WRX STi pulls a semi stuck in the snow
(YouTube、2009年12月21日)
Subaru Outback - uphill with VDC ON (Pertoltice)
(同、2010年1月24日)
Subaru versus your car part 2
(同、2011年2月1日)
How to get your car out of the snow without a shovel
(同、2011年2月3日)
Subaru AWD Uphill Comparison Test
(同、2011年9月22日)
確かに、こんな動画を見せられたら、誰だって感動せずにいられません。
ですがそのせいで、レガシィも多分に漏れず、大型化・大馬力化・大排気量化・高級化・高額化が顕著になっていました。
そしてそれだけに、日本では些か無理のある車になってしまった側面も。
試乗こそしていないものの、ディーラーの展示車に何度か触れたときも、日本車離れした質感やサイズに驚きました。誤解を恐れず端的に言うならば、「良くはなったけど悪くもなった」。
日本以上に向こうで売れるから、あちらの需要に合わせるのは当然であり、仕方ないのですが。
(それを思えば、初代から頑なにキープコンセプトを貫いているスイフトは、特別なのですね)
日本車でありながら、日本の道路事情や日本人の感性から離れつつあるレガシィに代わって、新たな車種「レヴォーグ」が生まれるとのこと。
まず第一印象の見た目からして格好良い。
スポーツカーの精悍さとステーションワゴンの実用性が、見事に調和しています。スポーティなステーションワゴンというと、最終型カルディナを思い出します。
何より、このくらいのサイズなら、日本でも現実的です。いえ、日本車なのだから当然なのですけどw、でもそういう車のほうが希少になっていたというのはやはり歪でしたからねえ。
何より、現行のレガシィよりも、こちらのほうがより本来のレガシィに相応しいと思わせてくれます。
心臓部も、お馴染み水平対向4気筒エンジンに、直噴ターボを備え、排気量は2リットルと1.6リットルが用意。
僕は日本にはこれくらいが丁度良いと思っていたので、理想的な線を攻めてきました。
全てのグレードにEyeSight Ver.3が標準装備。
「欧州では安全装置の有無で税金が変わってくる」「欧州では安全装置はステイタスと見做される」などと小耳に挟んだことがあり、日本も半ば済し崩し的にそれに引っ張られている感は否めません。
ですが、安全装置の開発と実用化は、安全や人命を重んじるメーカーだという何よりのアピールになります。安価で普及して多くの人がその恩恵を享受できるような体制を整えれば、尚の事。
このレヴォーグの場合、オプションどころか標準装備。ここにスバルのメッセージが込められています。
(勿論、標準装備として半強制的に装着させれば、その分数を造ることになるので、勢い価格を抑えることに成功するという台所事情もあるのでしょう)
名前もそのものずばり、「レガシィ・レヴォリューション・ツーリング」の略。
名は体を表す。レガシィの正常進化であることを物語っています。
このレヴォーグ、日本専売車(ドメスティック・カー)だとのこと。
大きくなりすぎたレガシィに取って代わり、レガシィが本来務めていたポジションを担うべく生まれたといいます。
どんなに北米で大人気であろうと、スバルは日本市場を見捨ててはいなかったのですね…! シビックやシティはもう二度と帰って来ないだけに、身に沁みます(;´Д⊂)
尤も欲を言うなら、海外向けにはレガシィではなく新しい車を開発するか、カローラのように仕向け国に併せて同音異義の車を用意するかの、最初からそのどちらかにして欲しかった気も…。
そしてレガシィはレガシィとして、国内で正常進化。
そうすれば、こんなややこしい事にはならなかったのにw
純粋に国内市場を見据えて造られた車の誕生に、期待が寄せられます。
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自動車談義 | クルマ
Posted at
2013/12/08 23:37:00