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2015年07月29日

軽スポーツカー購入ガイド

軽スポーツカー購入ガイド スズキも「新型ワークス」でホンダに対抗、軽スポーツカーブーム復活!
(ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2015年2月19日)

S660、ロードスター、アルトターボRSの3車どれを選ぶ?
(同、2015年3月14日)

ダイハツ「コペン」とホンダ「S660」 買うならどっち?
(同、2015年4月4日)

コペンとS660の違いを比較して分かったメリット・デメリット
(くるまン。、2015年5月26日)





ダイハツ工業 コペンローブ
、及びコペンセロ
本田技研工業 S660
スズキ アルトターボRS

これで、僕も一通り運転出来ました。
バブル経済末期の、軽自動車スポーツカーの絶頂期を思い出させて、胸が熱くなります。
これで、AZ-1後継や、ヴィヴィオ・RX-R後継や、ミニカ・ダンガン後継もあれば完全再現となったのでしょうが、その代わり今は、ケイタラム・カーズ セヴン・160があります。



かつての平成ABCトリオほど過激ではないのは、時代ですね。
エンジンは主に燃費重視の普及エンジンを特製チューンしており、CVTがあり、アルトRSに至ってはセミAT一択。
でも、燃費の良い車とか、人や荷物が沢山乗れる車とか、車室内や荷室の空間をミリ単位で競う車とか、そういうのばかりが席巻する中にあって、各社よくぞやってくれました。

ABC三兄弟に対抗して、さしずめ、A.C.S.とでも呼びましょうか。


これだけ揃うと、選ぶ楽しみがあります。
しかも、日本の公道には軽が動きやすい。

普通車で同じことをやれば、硬派に仕上げても軟派に仕上げても、高額になっても安価になっても、どちらに転んでも間違いなく集中砲火に晒されていたことでしょう。
本格スポーツカーというと、3ナンバーの大型車か高級外車ばかりとなって久しい。
更に、只でさえ需要が少ないのに、専用部品や専用製造工程が増えるせいで、益々高額になってしまいがちです。

それが軽だからこそ、“あばたもえくぼ”で、少々の粗も逆に良さに転化出来ていると言えます。




三者三様。
それぞれに個性が異なるのも、良いですね。



二代目コペンは、FFで、電動開閉式ルーフを備え、荷室もあり、見た目によらず車室内には余裕があり、内装デザインもごく一般的。
着座位置の低さが度々取り沙汰されますが、AZ-1&キャラよりは高く感じますw それ故、もし腰を痛めたとしても何とか座れそう。

三者の中では最も重く(それでも一般的には充分軽いほうですが)、それをダウンサイジングターボに物を言わせて走らせるという、欧州車的な発想を感じます。
排気音も図太くて情感を刺激されます。

比較的緩くオープンカーライフが楽しめそうであり、どちらかというとパイクカーに近いかも分かりません。
この取っ掛かりのしやすさが、軽スポーツ人口やオープンカー人口を増やすのに貢献するのです。



S660は、本格派。
凝った内外装デザイン、アナログ回転計とデジタル速度計を組み合わせたF1のようなメーター、ハードトップではなく幌で、しかも手巻き式、シートは重厚で深く包まれ、荷室はなく、車室内は狭く、ドリンクホルダーさえ助手席に追いやられている。
ビートを受け継ぐミドシップ。
着座位置も最も低い。
日常使用とは完全に無縁な、非日常を味わうためだけの、純粋に走りに特化した車。

そしてそれ故、敷居が高いとも言えます。
軽自動車でありながら、誰にでも買える車ではありません。
車両本体価格が最も高く、前後異径タイアであることも、ハードルの高さの一因です。
これは、普段使いとして実用本位の車を既に用意している人が、完全趣味用のセカンドカーとして買うべきなのかも知れません。
だからこそ、こんな車が売れているというのは、日本経済の復活の証しとも言えます。

ホンダ、軽スポーツカーのS660を2割増産! 納車期間の短縮へ
 (ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2015年5月27日)




アルトRSは、最も取っ付きやすい。
前述の2台が純粋培養の出自を持つのとは対照的に、こちらは通常のアルトの、飽く迄ヴァリエイションモデルの一つ。

よって箱型ボディで、雨や風や暑さや雪を常にしのげるルーフがあり、足元も車室内全体も広く、後席があり、荷室があり、ドアが5枚あり、やや癖はあるもののATやCVTと同じ感覚で操作でき、寒冷地仕様の4WDもあり…。
丸型二灯ヘッドランプといい、ホイールの形状といい、わざわざ「ターボ」を名乗ったグレード名といい、懐かしい雰囲気。

着座位置も高く(それでも現在主流の軽トールワゴンより遥かに低いのですが)、その高さ故に子供や高齢者にも同乗してもらいやすい。後席には、現在主流とはいえ、チャイルドシート固定ラッチが標準装備。
この中では最も万人受けし、何より最も値段が安いので、より多くの人に買ってもらいやすい。

アルトワークスを知る世代からは、往年のイメージをどうしても重ね合わせてしまいがちですが、敢えてワークスを名乗らなかった事実が示す通り、これはアルトワークスとは似て非なる車。
それもまた、逆説的に、この車の敷居の低さを物語っています。

アルトRSの最大の武器は、馬力ではなく、むしろ軽さ。
ハイパワーに物を言わせて豪快に飛ばすのではなく、軽さと小ささを活かして、“柔よく剛を制す”で機敏に駆け抜ける。発想が日本的とも言えます。
ライトウェイトスポーツカーの醍醐味です。

個人的には、普段乗っている愛車が愛車なので、この中では最も普通であるアルトRSに興味が…。





同じ軽スポーツという括りながら、比較すればするほど、三者は方向性を全く異にしているのが判ります。
狙ったのかどうかは不明ですが、巧みに棲み分けが出来ています。

だからどれが一番優れているというのはないですね。
嗜好性やターゲットが違うだけで、どれも優れている。

購入する人の好み、目的、生活様式、家庭事情などに応じて、これだけ選べる自由があります。
こんな時代がまたやってきたなんて、夢のようです。
ブログ一覧 | 軽自動車 | クルマ
Posted at 2015/07/29 19:13:56

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この記事へのコメント

2015年7月29日 20:34
やっぱり実用性を考えてしまうので、アルトRSがいいなぁと思っちゃいます。

黒の実物を一度も見たことないんですが、カッコ良さそうですね。
コメントへの返答
2015年7月29日 22:23
完全に趣味性に振り切るだけでなく、通勤や買い物や送迎といった実用性も、自動車の大事な仕事の一つですからね~。

メーカー推奨のイメージカラーはアバルト風の白ですが、黒も思いの外似合います(´ω`*)
それだけに、赤が、返す返すも残念。
2015年7月30日 0:28
A.C.S アルト、コペン、S660でリリカルマジカルな感じで全力全開!するんですねw

アルトはホント昔から足車のポジションですよね~
RSは少ないけど、アルトは見かけるようになりましたね。


私的には4WDのアルトが(@ ̄ρ ̄@)ジュルリ
4WDのみリヤ周りがITL設定なのでワークスのリヤディスクブレーキのホーシングを移植して四輪ディスクへ出来そうなんですよね♪


コメントへの返答
2015年7月30日 13:45
(ピコリーン)
「Stand by ready,
 Set up!」

3台揃ってディバインバスターをですね(ry


そちらではアルトはもう走っていますか。
足車こそが、アルトの正しい出自であり、使い方(`ω´)

何でも、VPグレードの5MTが、最も運転を楽しめるとか。
気にはなるのですが、商用グレードとなると、中々試乗車がなくって…w


流石は、アルトワークスのオーナーで、機械通!
そんな裏技があったとは…(゚Д゚ )

更にそこへ、耐久性が高くセヴン160にも使われたジムニー用の5MTも移植すれば、今度こそアルトワークスの復活…?
2015年8月5日 1:12
始めてコメントします。
軽スポーツ良いですよね。
最近触手が動いています。

お金があれば、軽ターハムなんて欲しいなって夢想しちゃいます。
でも、絶対うちの娘たちは助手席に乗らないよな・・・・・
カミサンは、もう例外ですけど・・・・
コメントへの返答
2015年8月5日 11:46
初めまして。
コメント有難うございます。

はい、仰る通り、軽スポーツとは、お金や置き場所に余裕のある人が、財布を痛めない範囲で買う、趣味用のセカンドカーなのでしょうね。
S660や軽ターハムを見ると、特にそう思います。

でも軽、それもスポーツカー、更にはオープンカーとくれば、女性受けは最悪ですね(^-^;)
逆説的に、男のための硬派な車と言えます。

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「「車種もドンピシャな東方Projectモチーフの隠れ痛車を捕獲!」特徴的な翼のデザインをスズキ・キャラのガルウイングで再現
https://option.tokyo/2021/07/03/104493/

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
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