
明日は「102nd仙台・泉ヶ岳ミーティング」があるのですが、行かないことにしました。

台風17号と18号の、同時攻撃。
まさにダブルタイフーン。
そのせいで、宮城県側は大変なことになりました。
会場のある仙台市泉区は大荒れとなり、特に南光台は水が流れ込みやすい地形をしているので、側溝から水が溢れて道路が氾濫したそうです。
山の多い仙台市太白区羽黒台では、土砂崩れ。
大崎市に至っては堤防が決壊し、市街地が冠水、緊急避難警報が発令されました。
川崎町も、山形自動車道・関沢インターチェンジ付近から宮城川崎インターチェンジ付近までの国道286号線が、一時通行止めになったとも聞きます。
宮城県全体にも、大雨特別警報が発令されました。これは2013年8月1日の制度開始以来初めてのことです。
一夜明けてそれら警報は解除されましたが、地域によっては注意報に弱められただけで、未だ予断を許しません。
そんな状況下の中で無理して出掛けても、たとえ当日は事態が好転したとしても、素直に楽しむことは出来なさそうです。
何で日本は洪水被害や津波被害にあってるのに水陸両用車が無いの?
(サイ速、2015年9月11日)
以前も書きましたが、自然災害ともなれば、思い入れのある愛車であっても、置き去りにするしかないのでしょうね。
記録的水害に見舞われても、何とか愛車ごと逃げる方法はないものでしょうか。
水陸両用車であれば、たとえ冠水したとしても、まさに愛車ごと避難できそうです。

真っ先に思い浮かぶのは、旧・ドイツ陸軍が使っていた、
L.Pkw.K2s フォルクスヴァーゲン・テュープ166(通称:シュヴィムヴァーゲン)ですね。
信頼とブランドのドイツ製。
4WDなので陸上走破性は折り紙付き。
水上航行の際は、車体後部のスクリューユニットを下ろし、カップリングを接続するだけという、簡単操作。構造が単純な分、誰でも扱え、維持や整備もしやすい。
北アフリカ戦線の酷暑の砂漠でも安定して使えた、抜群の信頼性。
その高性能と汎用性は、武装親衛隊(ヴァッフェンSS)も欲しがったほどであり、
エアヴィン・J・E・ロメル元帥をして「シュヴィムヴァーゲンがもう100台あれば勝てていただろう」と言わしめるほど。
流石はポルシェ。
当時の一大軍需産業で、ヒトラーに手厚く保護されただけあります。

洋画『007 私が愛したスパイ』に登場したボンドカーには、潜水艇に変形する、
ロータス・カーズ エスプリ(シリーズ1)が登場しました。
水中を潜航すれば、水上と異なり、荒波に揉まれることも少ない。

アメリカ海兵隊の
AAVP7(水陸両用強襲輸送車)であれば、着の身着のままでなくとも、それこそ家財道具一式を持ち出せる。
避難先まで辿り着けずに漂流したとしても、一週間は持ち堪えられそうです。
もっとも、平時は使い道がない上、あまりの巨大さと燃費の悪さゆえに、明らかに持て余すでしょうねw
災害救助に陸上自衛隊の水陸両用車AAV-7投入されるかな?
(軍事・ミリタリー速報☆彡、2015年9月12日)
そのAAVP7は、陸上自衛隊も持っているのですが、この度の出動はなかったのですね。
自衛隊の仕事は戦うことだけではありません。
警察や消防には対処不可能なレベルの災害に立ち向かい、被災者を救い出し、炊き出しや救援物資を配ることも、自衛隊の仕事です。
それは自衛隊だけでなく、世界中の軍隊も同様であり、また紀元前の古代ローマ帝国時代から続く軍隊の仕事の一つです。
現にアメリカ本土と台湾における水害では活躍していました。
流石に悪天候の中ではヘリコプターが有効であり、AAVP7が活躍したのは、或る程度水や天気が落ち着いた2日目以降ですが。
陸自のAAVP7も出動していれば、災害出動時における格好のデータ収集となったのですが。
何より、陸自隊員にすれば、足場が不安定で狭いゴムボートよりも、足場が硬くしっかりしたAAVP7のほうが作業しやすいでしょう。
陸自のAAVP7は、実戦配備車両ではなく、試験車両として、アメリカから1両6億円で調達したものです。
今政府は、海兵隊的な役割(つまり洋上からの強襲揚陸)を担う「
水陸機動団」の創設を、平成30年度(2018年4月1日)を目途に向けて動いています。
その意図は、明らかに、有事の際に尖閣諸島や竹島、果ては沖縄を奪還するための軍備ですね。V-22オスプレイと同様に。
実に素晴らしい Σd(`ω´)
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陸上自衛隊と米陸軍が離島上陸の制圧と奪還を想定し戦闘訓練…宮城県王城寺原演習場!
(軍事・ミリタリー速報☆彡、2015年9月16日)
勿論、実際の交戦状態にはならないに越したことはありません。
誰だって戦争は嫌ですからね。
しかし幾らこちらが平和を訴えても、相手にはそのつもりはない。
何しろ、日本には憲法9条の堅持と自衛隊の解体を迫っておきながら、そういう自分は領海侵犯し、ミサイル誘導レーザーを照射し、珊瑚礁を埋め立てて海軍基地を建設し、国連事務総長を招いての軍事パレードですからねぇ……┐(´Д`)┌
ならば、少なくとも、向こうが手出ししてきた際は反撃できるだけの力と準備がこちらにはあることを見せ付けるだけでも、充分に効果的です。
日本は今まで、お金だけ出して、実際にはより強い同盟諸国に守ってもらっていました。
その態度こそが、同盟諸国から反感を買い、反日国家からは見くびられるという異常事態になったのです。
自分が率先して行動するからこそ、皆が付いてくる。
日本はそろそろ、国として当たり前の行動様式を身に付けても良い頃合いです。アメリカの後押しがある今こそ、そのチャンスです。
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ワイ安保法案賛成派、否定派の多さに震える
(大鑑巨砲主義!、2015年9月15日)
そして水陸機動団が設立されれば、こういった水害救助にも、これまで以上の活躍が期待できるというものです。
【緊急速報】民主党が事業仕分けでダム工事を凍結した川が氾濫していたことが判明!!死者29人、行方不明者3人...九州
(保守速報、2012年7月19日)
【悲報】 今回の河川氾濫、シミュレーション済みだったのに民主に事業仕分けされていたことが判明
(同、2015年9月11日)
【鬼怒川決壊】 「あんまり騒ぐとここに住めなくなるよ」 脅された人も…地域住民の反対押し切りソーラーパネル設置
(痛いニュース(ノ∀`) 2ちゃんねる、2015年9月12日)
鬼怒川氾濫は太陽光発電(ソーラー)利権者たちによる人災
(DARKNESS DUA、同日)
それにしても、この度の東日本豪雨は、天災ではなく人災だったのですね。
民主党政権時代の負の遺産です。
宮崎県口蹄疫問題といい、
笹子トンネル天井板落下事故といい、東日本大震災での
福島第一原子力発電所事故といい、一体これで何度目だよ…。
豊かな生活には、インフラ・ストラクチュアの充実が必要不可欠。
そしてそれは一度造れば終わりではなく、定期的なメンテナンスと、その時々の時代や状況に合わせたアレンジが必須。
国民の生活を守るとは、そういうこと。
現に僕の地元は、かつては陸の孤島として有名だったのが、交通網が整備されてからこちら、よそへのアクセスが容易になった。ダムが整備されてからこちら、水害とは無縁になった。
公共事業の有難味を身を以て実感しています。

にも拘わらず、「コンクリートから人へ」などという世迷い事を並べて、それを踏みにじった。
長い時間を掛けてこつこつ築き上げられたデータや整備点検マニュアルを、
蓮舫率いる事業仕分け団が破棄。
マスゴミもマスゴミで、災害対策マニュアルをシュレッダーに掛ける光景を、嬉々として取材。
土建業者は既得権益だとして、仕事を与えず、倒産した会社も多数。
その一方で、民主党議員の息の掛かった土建業者には、工事を発注するという二枚舌。

当時は鳴り物入りとして多くに取り上げられたメガソーラー発電計画も、インターネット上では訝しむ声が多数でした。
中には、ソフトバンク・孫正義が新たな利権の種を見付け、当時総理大臣だった菅直人がそれに便乗したのだという、もっと辛辣な批判もありました。
思ったより金にならないと知って孫正義がやる気をなくしたのと、菅直人の失脚が重なり、結局は実現しませんでした。
しかしその後遺症は、思いの外根深かったようです。
当時の民主党政権による規制緩和により、太陽光発電設備に必要な審査が緩くなり、防波堤が削り取られ、この度の堤防決壊の原因となったのですから。
そして、一度決まった法律は、長い年月と膨大な手続きや気の遠くなるような審議を経なければ、改めることすら出来ない。
議会制民主主義の弱点を、民主党は巧妙に突いていました。
・蓮舫議員秘書「悪質なデマには法的措置を検討」 蓮舫氏「デマは政治信条の如何に関わらず慎むべき」
(保守速報、2015年9月13日)
・【民主党】「コンクリートから人へ」で治水事業費激減‥2012年には97年の2.3兆円から3分の1にまで縮小
(同、2015年9月14日)
・【鬼怒川堤防決壊】枝野氏 「スーパー堤防の事業仕分けは全く関係ない」
(同、同日)
蓮舫は今、必死になって火消しをしています。いつものように自分のことを棚に上げて。
しかも、他人には説明責任を求めておきながら、自分は一切果たすどころか、いきなり法的措置という名の脅しをちらつかせる。
相当に悪質です。
ですが、常識のある人であれば、民主党が何を言ったところで聞く耳を持たないのは、言うまでもありませんね。
恐らく、これを読んでくれている皆さんも、同じ気持ちだと思います。
これだから、民主党は信用ならないのです。
勿論、そんな民主党を支持する人々も同罪です。