• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2016年05月08日

キャストアクティバ試乗

キャストアクティバ試乗
レビュー情報
メーカー/モデル名 ダイハツ / キャストアクティバ G“SA II”_4WD(CVT_0.66) (2015年)
乗車人数 1人
使用目的 その他
乗車形式 試乗
総合評価
おすすめ度
4
満足している点

スズキ ジムニーや、三菱自動車工業 パジェロミニ程の本格的なクロスカントリーSUVではない、街乗りに主軸を置いたクロスオーバーSUV。
生活環境からSUVは欲しいが、かと言って競技目的ではないのでそこまでの過剰さは必要ない……そんな向きにぴったり。

低く見せるのが流行りの中、アンダーガードやサイドクラッディングパネルなどで、実際の数値以上に高く見せる処理が施されている。
曲面が流行の中で水平を基調としており、細部を見渡せばやはり曲線が目立つが、それでも一見して直線主体に見せる工夫もある。



灯火類はじめ、随所に円を強調したフロントフェイス。
マイルドヤンキー好みの、威圧感溢れるヤクザ顔ばかりが幅を利かせる中にあって、見ていて和む。


且つ、フロントとリアで同じ顔になるような妙味もある。

よく見るとテールランプに奥行きがあり、点灯すると同心円状に六角形が重なっているのが、面白い。
これはフロントグリルとリアガーニッシュとの統一感と思われる。
そして内装にも、メーター含めて随所に円をデザインとして取り込んでおり、統一感がある。

メーターがアナログ二眼式、しかもホワイトメーターなのも、個人的に好感度が高い。
エンジン始動時には、一旦照明が明るくなってメーターが降り切れる演出があるのも、気分を高めさせてくれる。


インパネスイッチは、デイズ&eKワゴンで採用されたタッチパネルではなく、物理キー、それも大きくシンプルな形。
空調は運転中に操作する場合が多いので、変に先進性を狙ったものよりも遥かに良い。

ボディカラーも明るい色が中心であり、ルーフとサイドミラーとCピラーを別色としたツートーンカラーも、メーカーオプションとして用意。
一部カラーには、内装色も同調して、尚お洒落。

軽としてのハンディキャップを埋める、各種安全装置、軽さと頑丈さを両立させたボディ、サイドカーテンエアバッグ(メーカーオプション)。
4WDには、雪国に必要なトラクションコントロール装備。



サイドミラーは左右非対称であり、左のそれには死角を補うアンダーミラーが内蔵。
或いはアナクロニズムかも知れないが、無暗にセンサーやカメラに頼らないのも良い。
不満な点
前述の通り、商用車ではなく自家用乗用車だから致し方ないのだが、元々狭く、後席バックレストを倒してもフルフラットにならない荷室。
オプションも少なく、内容も些かありきたりであり、この辺はスズキに一日の長がある。

個人的な好みとして、ハスラーが醸し出す良い意味での「安っぽいおもちゃ感」が好みに合っていたので、それとは対極の、高級感ある大人の雰囲気は、些か性に合わない。
(車には何ら非はなく、あくまで個人の嗜好の問題)
総評 4月20日水曜日は、2015年9月9日に発表・発売された、ダイハツ工業 キャストアクティバを試乗してきました。

ダイハツ 新型車の画像流出!
 (ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2015年7月16日)
ダイハツの本気新型軽「キャスト」を発売!
 (同、2015年9月10日)
ダイハツ新型「キャスト」約2万台を受注 アクティバとスタイルはどっちが人気?
 (同、2015年10月14日)
ダイハツ キャスト お前らのコンビニカー
 (同、2015年12月6日)


一般的なハッチバック形状で懐古調で優美な「スタイル」、無骨なクロスオーバーSUV「アクティバ」、オンロードスポーツ「スポーツ」の、性格の異なる三種類のヴァリエイションが一台に詰め込まれています。
コペン(二代目)というよりは、eK(初代)を思い出させます。あれも「ワゴン」「スポーツ」「クラッシィ」「アクティブ」と、四種類もありました。

大ヒットとなったスズキ ハスラーのフォロワーなのは、間違いなさそうです。
一粒で三度美味しい仕様は、コストダウンも兼ねた結果でもありますが、明確なキャラクター付けによって成功していると言えるでしょう。
また他の二種類もそれぞれが、ミラジーノの後継であり、本田技研工業 N-ONEのライバルであり、スズキ アルトターボRSのライバルであり…。

しかし、おもちゃ感が強かったハスラーに比べて、こちらは高級感があり、ジャンルこそ同じですが棲み分けが出来ています。
単なるハスラーの二番煎じに留まることなく、新たな提案もあり、ダイハツは本気で勝ちを狙いに来ています。

ハスラーがワゴンR(現行五代目)の派生車種であったのと同じく、こちらもムーヴ(現行六代目)から車台とエンジンを共用。
よって実質的には軽トールワゴンに分類したほうが相応しいでしょうか。


ところで現在我が家は、父が母の看病のために、毎日片道1時間かけて公立置賜総合病院へ通っています。
普段は三菱自動車工業 ミニキャブトラックですが、たまに親戚や大きな荷物を乗せるときは、三菱自動車工業 パジェロミニで。

しかし「重い」「走らない」「曲がらない」「停まらない」「横転しそう」「燃費が悪い」と、パジェロミニには不満だらけ。
「冬はいいんだけどなぁ」と言いつつ、しかし下回りが錆びるからと言って、結局冬でも車庫に仕舞いっ放し。
ならば相応の値段で下取りに出せるうちに買い換えようと、ハスラーかキャストアクティバを勧めているのですが、父は一向にその気になってくれませんw

ダイハツ キャスト vs スズキ ハスラー
 (ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2016年5月16日)


だからという訳ではないのですが、僕が逸早く試乗してきました。



今回お邪魔した、新潟ダイハツモータース ダイハツ村上です。

型式は、DBA-LA260S-GBGF。
駆動方式は4WD、バックアイカメラ装着(純正カーナビと連動)。
Dモノコック、D'Sテクノロジー・フォースコントロール、スマートアシストⅡ、e:Sテクノロジー、標準装備。
乾燥重量は890kg(FFは840kg)、燃料タンク容量は30L、最小回転半径は4.7m、タイアサイズは165/60R15 77H。
外装色はファイヤークオーツレッドメタリック。メーカーオプションのデザインフィルムトップ(クリスタル調/ホワイト。税込\43,200)装着。
標準小売価格は\1,310,000、消費税8%込み\1,414,800、オプション別途料金。エコカー減税対応。
項目別評価
走行性能
☆☆☆☆☆無評価

及第点。
エンジンも車台もムーヴ(現行六代目)と共用であり、ほとんどそれに準じている。
街乗りでは過不足なく、至って滑らかに発車と停車が可能。
加速も巡航も申し分ない。
腰高なデザインと、着座位置の高さから、重心が高く走行中にふらふらしそうに見えるが、普通に走っている分には充分に安定している。

ただ、ノンターボモデルのせいか、発車や坂道では力不足を感じる。
街乗りでさえそうなのだから、僕の地元のような山道ではどうなるか。
また、近年の車の衝突安全性から致し方ないのだが、Aピラーが太く、左斜め前後の視認性が宜しくない。
市街中心部に住んでいる人ならともかく、山間部に住んでいる人には、スポーツ走行目的でなくともターボモデルが望ましい。
乗り心地
☆☆☆☆☆無評価

乗り心地も同様。
クロスオーバーSUVというジャンルと外観からして、もう少し硬めを想像していたが、予想よりも柔和な乗り心地。
かと言ってふらふらすることもないので、柔らかい中にも安心感がある。
エンジンの振動や外部の騒音も小さく、静粛性も良好。
ゆったりと運転できる。

頭上も、足元も、広大。
インナードアハンドルと、センターアームレストの高さが揃えられており、丁度良い肘掛になるので至って快適。

シートも、柔らかすぎず硬すぎず。
生地も適度に滑らかであり、かと言って滑りやすいものではない。
シートに至るまでツートーンカラーなのも高級感がある。
メーカーオプションとして、シートヒーターなどの寒冷地向け装備がセットになった「ウォームパック」もある。
個人的には、もう少しサイドサポートの凹凸を付けて欲しいが、実用性を重んじたシートアレンジの都合もあるので、これくらいで致し方ないところか。
積載性
☆☆☆☆☆無評価

軽規格に大人4人がゆったり乗れる車室内空間を実現したため、荷室は若干狭い。
一応、後席バックレストは角度が若干きつくなっているので、荷室の床はそれなりに面積はある。
後席バックレストのレバーは荷室から操作でき、倒せば大きな荷物が積めるが、傾斜が付くのでフルフラットにはならない。

もっともそれは今の軽はほとんどがそうなので、あまり気にしても仕方ない。
普段は1~2人で乗って荷物は後席に置くのが相応しそうであり、事実後席が(足元も含めて)最も広大な荷室も同然。
どうしても余裕ある荷室が欲しければ、軽トラや軽バンを買うべきなのだろう。
燃費
☆☆☆☆☆無評価

試乗につき不明。
個人的に、今の自動車はどれも高性能なので、然程神経質になる必要はないと思っている。

今の軽自動車におけるトレンドである、ハイテン(高張力鋼)や樹脂製外板を用いた軽量高剛性ボディ「Dモノコック」。
低燃費技術「e:Sテクノロジー」。
それらにより、当該グレードのメーカー公称燃費は、JC08モードで26.8km/L。
その他
故障経験
試乗につき皆無。
ブログ一覧 | 試乗記 | クルマレビュー
Posted at 2016/05/08 17:03:35

イイね!0件



タグ

今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

前線消滅!時間無いCCWGPブース ...
NTV41chさん

CAR-T細胞を移植しました
FLAT4さん

BEAUTIFUL CARS埼玉入 ...
ハムスコムシさん

祝・みんカラ歴10年!
Mr.ぶるーさん

やる気になってるぞ〜86にオーディ ...
Zono Motonaさん

【シェアスタイル】本日限定!20% ...
株式会社シェアスタイルさん

この記事へのコメント

コメントはありません。

プロフィール

「「車種もドンピシャな東方Projectモチーフの隠れ痛車を捕獲!」特徴的な翼のデザインをスズキ・キャラのガルウイングで再現
https://option.tokyo/2021/07/03/104493/

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
何シテル?   07/03 23:51
ご覧頂き有難うございます。 色々な方と知り合い、交流や情報交換などできたらと思います。 ヲタクです。 昔はそれなりに「広く深く」だったのですが、最近は...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

題名長いので【紹介記事】今後の日米同盟は? について 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/07/22 14:20:07
投票率50%切る 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/07/22 10:32:30
モンテディオ主催「ありがとう平成2DAYS」2日目に展示してきました! 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/04/29 18:26:24

愛車一覧

スズキ キャラ Laevateinn (スズキ キャラ)
色々と不便ですし、旧車の仲間入りを果たしつつあるので最近あちこち不具合が発生していますが ...
トヨタ マークII RX-178 (トヨタ マークII)
僕が小学生から社会人なりたての頃にかけての、家族の車でした。 それまで中古車ばかり買って ...
三菱 ミニキャブトラック 白石みのり (三菱 ミニキャブトラック)
父が、趣味の家庭菜園用や各種作業用として購入したものであり、軽トラとしては二代目です。 ...
その他 その他 フォトギャラリー (その他 その他)
フォトギャラリーです。 個人的に気に入った車両を厳選して載せていますが、名称やグレード ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation